総合科学技術会議と韓国国家科学技術委員会との政策対話を第1回に引き続き継続的に行うことについて、平成21年3月20日、野田聖子科学技術政策担当大臣と安秉萬韓国教育科学技術部長官の間で合意された。本合意に基づき、平成21年6月2日〜3日にかけて、相澤議員、本庶議員、奥村議員、白石議員の4名の総合科学技術会議(CSTP)議員は韓国を訪問し、韓国国家科学技術委員会(NSTC)委員との政策対話を行いました。
6月2日の政策対話においては、グリーン成長関連の科学技術政策動向及び若手研究者に対する支援政策動向を中心に活発な議論が行われました。韓国側からは、日本の取組を大変高く評価し、「日本のような環境エネルギー技術の先進国が、低炭素社会の実現を先導していくべきである」との意見がありました。
併せて、翌3日、出張者は韓国国家科学技術院(KAIST)、韓国航空宇宙研究院(KARI)を訪問し、関係者との会談や「ナノ総合ファブセンター」等の関係施設の視察等を行いました。