子ども霞が関見学デー・科学技術プログラム「みんなでサイエンス」について【平成24年8月8日、9日】

奥村議員によるレクチャーの様子(写真)
奥村議員によるレクチャーの様子

空気の流れを実際に体験します(写真)
空気の流れを実際に体験します

注射器が釣り合う重さを調べる様子(写真)
注射器が釣り合う重さを調べる様子

真空落下装置の説明(写真)
真空落下装置の説明

空気の力で進むホバークラフトを作成(写真)
空気の力で進むホバークラフトを作成

特設コースで走行距離を競います(写真)
特設コースで走行距離を競います


 未来の日本を担う子どもたちに科学技術の面白さを知ってもらおうと、内閣府の科学技術政策・イノベーション担当では、子ども霞が関見学デー(平成24年8月8日、9日開催)において「みんなでサイエンス」という授業を行いました。

 今年は、ロンドンで開催されたオリンピックにちなみ、ものを動かす「力」をテーマに、総合科学技術会議の奥村議員によるクイズと実演、工作を行いました。「空気のながれのふしぎ」では、普段は目に見えない大気圧が引き起こす不思議な現象について、クイズに答え、実際に試しました。真空落下実験では、空気がある時とない時でのものの落ち方が変わることを学びました。パスカルの定理の実験では、つなげた太い注射器と細い注射器の上に重さの異なるペットボトルを乗せ、どの組み合わせでつりあうかを実際に試して学びました。最後に、風船、CD、紙コップなどの身近な材料でホバークラフトを作り、誰が一番長い距離をまっすぐ走らせられるかを競いました。

 参加した子どもの親御さんからは「身近にこんなに科学があるなんてびっくりでした。」「家でもやってみると思います。実験結果のノートが楽しみです。」「職員の方々の手作りの実験道具で、楽しい時間を過ごすことができました。アイデアも豊富で見ていて楽しかったです。」「様々なことに関心を持つ良い機会になったと思います。」「今後も発見・考えていってほしいです。」などの感想が寄せられました。
今後も霞ヶ関デーなどの機会を通じて、最新の科学技術やその基礎および国の取組みについて多くの方に知っていただけるよう努めていきます。