ワイコフOECD科学技術産業局長の表敬訪問について【平成24年9月14日】

意見交換の模様(写真)
意見交換の模様
(中央:相澤議員、右:奥村議員)

意見交換の模様(写真)
意見交換の模様
(左からワイコフ局長、ゲレック課長)


 平成24年9月14日、総合科学技術会議の相澤議員と奥村議員はワイコフOECD科学技術産業局長による表敬訪問を受けました。

 相澤議員から、OECDが取りまとめている各国イノベーション政策レビュー(Country Reviews of Innovation Policy)について質問をしたところ、ワイコフ局長及び同行したゲレック国際経済課長から、本レビューは各国個別の状況を踏まえ、イノベーション創出に向けた具体的改善策や方向性を提言するものであり、国のイノベーションに係る全体的なシステムを把握するのに有用との紹介がありました。また、レビューの進め方やその特徴についても説明があり、第4期科学技術基本計画で分野別研究開発から課題解決型科学技術イノベーション政策にシフトした日本が、レビューに参加することへの期待が寄せられました。

 次に、ワイコフ局長からは先日OECDが公表した「OECD科学・技術・産業アウトルック(OECD Science,Technology and Industry Outlook)2012」について紹介がありました。本アウトルックには、経済危機が各国の研究開発や市場にどの程度影響したかを明らかにする指標も含まれている旨や、グリーン成長や高齢化といった我が国のグリーンイノベーション、ライフイノベーションに関連するテーマについても記載がある旨の説明がありました。