ウィリアム・コルグライザー米国国務省科学技術顧問の表敬訪問について【平成25年3月15日】

原山議員(右)とコルグライザー顧問(左)(写真)
原山議員(右)とコルグライザー顧問(左)

意見交換の模様(写真)
意見交換の模様


 平成25年3月15日、総合科学技術会議の原山議員は、ウィリアム・コルグライザー米国国務省科学技術顧問による表敬訪問を受けました。会談では、両国における科学技術イノベーション政策に関わる政府機関の役割のあり方等について意見交換がなされました。

 原山議員から、総合科学技術会議は、科学技術政策を担当する関係府省が同じ目標を共有できるよう自らの司令塔機能の強化に取り組んでいるとの説明がありました。これを受けてコルグライザー顧問は、米国では科学技術担当の大統領補佐官が科学技術予算に関する方針の決定や科学技術に関する規制についてそのプロセスをチェックすることで対処しているとの説明がありました。

 また、コルグライザー顧問から、日本の成長戦略については、その中で科学技術イノベーションの推進が重要であると位置づけられており、米国にとっても大いに参考になるとのコメントがありました。

 原山議員は、日本経済の成長戦略の中で、大きな成長が見込める科学技術分野として検討されているものの中には米国の科学技術政策とも共通のテーマがあるので、今後日米両国で議論していきたいとの意見を述べました。