展示内容：

『心臓治療における拍動流発生装置の開発』
現在心機能低下に対する治療に、補助循環は第一選択として数多く使用されている。しかし遠心ポンプによる送血であるために、拍動流の発生ができない。生体は生理的には自己心により拍動流を全身に供給している。その効果は全身の循環維持のみならず各臓器の保護にとって大変重要な機能である。本装置は心機能低下に伴い行われる補助循環システムに装着し、生体の心拍動に同期させ拍動流を発生することにより、生理的な循環状態を提供することが可能であり、治療効果の向上が期待できる。