展示内容：

文部科学省「私立大学学術研究高度化推進事業」で、早稲田大学が産学連携で取り組んでいる「ナノ多孔体環境技術」のうち、環境建材、園芸材、有害物不溶化剤、ナノサイズLDH（NLDH)等の実用化が見込まれている技術を紹介する。基礎となっている技術は、ゼオライト等のナノ多孔体を低温焼成または常温固化し、多孔質性状を損なうことなく強度的にも優れた成形体とする技術と、結晶子をナノサイズに制御することにより、ホウ素等の陰イオンに対して高いイオン交換性能を有するNLDHを利用した水処理技術である。