第8回産学官連携推進会議

展示ブース

機関名 大阪産業大学
URL http://www.osaka-sandai.ac.jp/

展示テーマ:
リン酸カルシウム系骨セメントによる骨の修復

展示内容:
「骨セメント」は、ペースト状から時間の経過と共に硬化するという特徴を有していることから、骨欠損部の補修に有効である。「骨セメント」には(1)より早く硬化すること,(2)ある程度の硬度強度を有すること,(3)生体親和性を有すること、が要求される。私たちは、高い生体親和性を有しているが、水和硬化反応性が低いために、これまで骨セメントの主成分として用いられなかったβ型リン酸三カルシウムの活性化を見出した。このβ型リン酸三カルシウムを主成分とする生体親和性を有する骨セメントの開発について紹介する。

材料の混合後の骨セメントの破断面
材料の混合後の骨セメントの破断面

生理食塩水に7日間浸漬後の断面図
生理食塩水に7日間浸漬後の断面図

キーワード 骨セメント / リン酸カルシウム / 再生医療