戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム「市民ダイアログ」開催のご案内~モビリティと都市を考える市民参加型イベントを東京モーターショーと共催~

プレスリリース
平成29年10月27日
政策統括官(科学技術・イノベーション担当)

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システムでは、11月3日(金・祝)に第45回東京モーターショー2017シンポジウムの一環として、「モビリティと都市デザイン」をテーマとする「市民ダイアログ」を東京ビッグサイトにて開催いたします。ついては、自動運転に関する将来ビジョンや課題意識を多くの市民と共有するため、一般観覧者を募集いたしますのでお知らせいたします。 なお、報道関係者の方による取材が可能です。

1.開催趣旨

SIP自動走行システムでは、自動走行システムの研究開発推進に際し、専門家の意見のみならず、市民との対話を通じて市民の持つ問題意識や将来ニーズを今後の研究開発に反映することを目的として昨年度から市民ダイアログを開催しています。通算4回目となる今回のテーマは「モビリティと都市デザイン」。近い将来、自動走行システムはクルマにとどまらず、インフラ、都市生活、街づくりにも大きなインパクトを及ぼすと予想されています。

今回の市民ダイアログでは、専門家による講演や日本自動車工業会による「中長期モビリティビジョン」の中間発表を行った上で、専門家と都市交通やまちづくりに携わる社会人や学生約10名の市民パネリストとの対話により、未来の移動の姿とそこに求められる都市デザインの在り方を描き出し、長期的な視点で自動運転を考えます。また、人々の生活・移動・コミュニティに焦点を当てた議論により、市民目線からの様々なニーズや気づきをすくい上げます。一般観覧者からもご意見やコメントをお寄せいただくことも計画しています。

2.観覧方法

  • 事前登録制(定員に空きがある場合は、当日先着順で受付予定)
    事前登録はこちら
  • 入場無料 ※東京モーターショーのチケット購入は不要です
  • 定員 300名程度

3.取材について

取材を希望される方は、会議棟6階の受付までお越しください。

4.開催概要

  • 日時  平成29年11月3日(金・祝) 15:00~17:30 (開場14:30)
  • 場所 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1) 会議棟6階 605~608会議室 (東京モーターショーシンポジウム2017にて実施)
  • モデレーター
    SIP自動走行システム推進委員会構成員 国際自動車ジャーナリスト 清水和夫氏
    SIP自動走行システム推進委員会構成員 モータージャーナリスト 岩貞るみこ氏
  • 登壇者
    日本大学・理工学部土木工学科 教授 岸井隆幸氏
    SIP自動走行システム・プログラムディレクター 葛巻清吾氏
    SIP自動走行システム・サブ・プログラムディレクター 有本建男氏
    一般社団法人日本自動車工業会 中長期モビリティビジョン検討会 主査 三崎匡美氏
  • 市民パネリスト
    約10名(都市交通やまちづくりに関係する社会人、学生)

(参考)SIP : Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は、科学技術イノベーション創造のために、府省の枠や旧来の分野を超えて内閣府総合科学技術・イノベーション会議が実施している国家プロジェクト。プログラムディレクターを中心に産学官連携を図り、基礎研究から実用化・事業化まで見据えて一気通貫で研究開発を推進。

問合せ先

SIP自動走行システムについて
内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付
SIP自動走行システム担当(伊沢、奥野、杉江)
電 話:03-6257-1314(直通)

市民ダイアログへの参加・取材について
株式会社 住商アビーム自動車総合研究所(担当:藤本、成田)
電 話:03-5166-4600