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京都迎賓館写真集

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京都迎賓館

 京都迎賓館は、日本建築の長い伝統の粋と美しさを現代の建築技術と融合させる「現代和風」の創造を目指して設計されました。

築地塀・正門‐ついじべい・せいもん‐

 当館は、築地塀を巡らせた品格ある和風の佇まいをしています。正門は、鉄骨の柱・梁と、木造屋根を組み合わせた構造で、現代の技術と伝統的な形式が融合した、風格あるつくりとなっています。
 海外からの賓客のご一行は、車列を組んでこの正門から入ってこられます。

正面玄関‐しょうめんげんかん‐

 賓客のご一行の車列は、この正面玄関に停車し、迎賓館長からの出迎えを受け、ご入館されます。
 正面の扉には、樹齢700年の欅(けやき)の一枚板を使用しています。また、賓客をお迎えする際は、正面に屏風を置き、その前に美しいいけばなをしつらえ「歓迎の心」を表します。

聚楽の間‐じゅらくのま‐

 「聚楽の間」の「聚楽」は、16世紀に京都に造営された豊臣秀吉の邸宅、聚楽第(じゅらくだい又はじゅらくてい)でよく知られていますが、「楽」(心身が安らかで楽しいこと)を集める(「聚」の字は寄り集まること)といった意味があります。転じて、人が集まった都もさします。
 この部屋は、晩餐会などが行われる際に、招待されたゲストや随員の待合などに使用しています。

画像:京都迎賓館夕映の間

夕映の間‐ゆうばえのま‐

 「夕映の間」という名は、日本画家・箱崎睦昌(はこざきむつまさ)氏の原画を基に製作された、東西にある壁面の綴織り(つづれおり)の題名に由来します。西側が「愛宕夕照(あたごゆうしょう)」、東側が「比叡月映(ひえいげつえい)」であり(※写真奥が愛宕夕照)、それぞれから一文字を取って、部屋の名称としたものです。
 この部屋は、大臣会合などの各種会議や、立礼式のお茶のおもてなしに使用するほか、賓客に対する歓迎セレモニーの会場としても使用しています。

藤の間‐ふじのま‐

 「藤の間」という名は、壁面装飾の綴織り「麗花」(れいか)の主要モチーフであり、花言葉が「歓迎」である藤に由来します。「麗花」は、日本画家・鹿見喜陌(しかみきよみち)氏の原画を基に製作されたものです。
 この部屋は、京都迎賓館で最も大きな部屋で、晩餐会や昼食会、あるいは歓迎セレモニーの会場として使用するほか、舞台があり、能や日本舞踊といった伝統芸能を賓客に鑑賞していただく会場としても使用しています。

桐の間‐きりのま‐

 「桐の間」という名は、部屋の主要な装飾モチーフが、日本国政府の紋章であり、京都迎賓館の紋章でもある「五七の桐」であることに由来します。
 この部屋は、日本の伝統的な畳敷きの大広間の「和の晩餐室」です。最大24名までの会食が可能であり、本格的な京料理を供するとともに、芸舞妓(げいまいこ)による日本舞踊や、筝曲(そうきょく)の披露などで賓客をおもてなしします。

京都迎賓館に生きる伝統的技能

 日本文化のふるさと京都は、良き伝統を受け継ぐと同時に、先進的な文化を受け入れ、感性を磨き、常に時代の最先端を歩みながら、 優れた技能を今日まで受け継いできました。その技能の数々を現代の感性で表現した京都迎賓館。海外からお迎えする賓客に 「和のくつろぎ」を体感していただき、京都で培われた「しつらい」と「もてなし」の心とともに、世界に向けた日本文化、京都文化発信の舞台として機能しています。

数寄屋大工‐すきやだいく‐

 茶室建築の手法を採り入れた伝統的な住居建築様式です。「桐の間」を始め、随所に数寄屋大工の繊細な技術が活用されています。

左官‐さかん‐

 耐火性に優れ、枯れた風合のある京錆土壁(きょうさびつちかべ)を「桐の間」等に活用し、築地塀にも敷地内から出土した良質な京錆土を使用しています。 熟練した職人の技巧により土壁をムラのないように塗り上げています。

建具‐たてぐ‐

 障子や板戸などの建具類は、和風には不可欠の要素で、館内の随所に活用しています。
 館内で使用している建具は、外国人の体格に合わせて通常のものより大きいものを使用しています。

表具‐ひょうぐ‐

 障子・襖・壁等に和紙や唐紙を貼る技術です。「桐の間」、「藤の間」、「夕映の間」等に活用されています。
 「桐の間」の襖には白地の唐紙に白い雲母(きら)の桐紋が光り、座敷に深い陰影を与えています。

畳‐たたみ‐

 当館の畳は「中継ぎ表(なかつぎおもて)」という昔ながらの技法により製作されています。 この技法は畳表の材料であるイグサの良い部分のみを使って、中央で紡いでいるため畳の中央には筋目が入っています。

錺金物‐かざりかなもの‐

 建築各部に用いる補強と装飾を兼ねた金具です。釘隠、襖の引き手等、天井金物にも活用されており、館内の数百箇所に錺金物の技能が使われています。

漆‐うるし‐

 漆の木の樹液を加工した天然塗料で、年月が経るほど深みを増していきます。「桐の間」のテーブル、床框(とこがまち)等に活用されています。
 「桐の間」のテーブルは12メートルもあり、最後の工程では職人が素手で磨きをかけたため、掌が摩擦で「やけど状態」になったと言われています。

截金‐きりかね‐

 純金箔やプラチナ箔を数枚焼き合わせたものを両手で2本の筆を使いながら一本一本扉に貼っていき、種々の紋様を描き出す技能です。
 「藤の間」の舞台扉、「桐の間」の欄間には人間国宝 故 江里佐代子の截金が施されています。

庭園‐ていえん‐

 当館の庭園は、深山幽谷から流れ出る水が注ぎこむ広大な池が、まわりの建物に融け合うように配置されています。これが、古くから日本人の住まいに貫かれた伝統「庭屋一如(ていおくいちにょ)」を表現しています。
 池には錦鯉が放たれており、賓客は鯉のエサやりや舟遊びを楽しまれます。

石造工芸‐せきぞうこうげい‐

 京都迎賓館の庭には石灯籠や手水鉢(ちょうずばち)、沓脱石(くつぬぎいし)などの石造工芸品があります。
石灯籠は仏教美術のひとつとしておよそ1400年前に日本に伝えられたました。石造工芸品は、その他に舟泊りの石や、桐の間の入口の沓脱石などに使われ、 点景として重要な役割を果たしています。

垣‐かき‐

 庭を構成している垣は、竹穂垣、クロモジ垣など由緒あるさまざまな手法でつくられた竹垣が設けられており、 庭に視覚的な落ち着きを与えつつ、庭園内部の仕切りや目隠しとして活用しています。

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