11 経済社会総合研究所国民経済計算部地域課 原 龍平

所属している部局全体の紹介

  経済社会総合研究所では、経済の全体像を体系的に記録することを目的に、重要な経済統計の作成や公表、経済社会活動に関する研究、そして政策分析のための手法等の研修を通じ、経済に特化した人材育成を行っています。

あなた自身の仕事の具体的な内容

  私が所属する地域課では、各都道府県・政令指定都市が推計している県民経済計算を取りまとめ・公表しております。県民経済計算というのは、国内総生産(GDP)の県バージョンです。私が担当している業務は、主に各県市の担当者との連絡調整、数値のチェック・作表などです。公表予定日から逆算してスケジュールを立て、それに沿って必要な作業を順次進めていきます。

現職のやりがいや達成感を感じる瞬間

  四半期ごとに行われる公表が完了した時です。研究所では、日々、公表に向けての作業を行っているため、公表という一大イベントに携わっていることにやりがいを感じます。また、公表後には新聞やネットニュース、テレビなどに取り上げられることが多々あるため、自身が関わっている業務の責任感を再認識します。

仕事をする上で心掛けていること

  私が普段の仕事で心掛けていることは、上司や担当者とのコミュニケーションです。報告・連絡・相談は仕事をする上での基本ですが、多くの依頼がある中、業務の方針や優先順位などをスムーズに決定、伝達できるかが、業務を円滑にこなしていくには重要な役割にあると思います。時には一人で対処しきれない場合もありますが、そういう時には上司と相談しつつ、一つ一つ丁寧に取り組むようにしています。

採用一年目の思い出

  研究所では、普段の生活では馴染みのない専門用語が多く使われているため、配属されてからの1年は勉強の日々でした。着任当初はついていけるか不安に思いましたが、上司や周りの方々からの指導やアドバイスのおかげで、一部の業務を一人で担当するまで成長することができました。また、内閣府職員として働いていく中で、学生時代には感じることのなかった責任感を持つようになり、自分自身がレベルアップをしているなと身をもって実感しました。

Career

令和2年
現職