10 北方対策本部総務係 大西 奎伍

所属している部局全体の紹介

  北方対策本部では、北方領土の返還にむけて、外交交渉を後押しするための返還運動による国民運動の啓発等に取り組んでいます。最近では、若者に若者視点での啓発手法を検討、立案してもらい、具体的な事業として参加してもらうプロジェクト「北方領土啓発次世代ラボ」を企画し、これからの時代に適した啓発アイデアを創出、実施しています。その他にも、北方領土問題解決のための環境整備を目的とした四島交流等事業や、故郷を追われてしまった元島民の方々に対しての援護等の施策も行っています。

あなた自身の仕事の具体的な内容

  私は総務係として主に庶務や会計に関する業務を担当しています。北方対策本部が実施する事業の契約や支払い等の手続き、施策を実行するにあたって必要な予算要求、適切な予算の執行管理、決算書類の作成、旅費及び給与支給手続き等、経理全般に渡る業務にあたっています。

現職のやりがいや達成感を感じる瞬間

  部局内の各担当と協力しながら、事業の成功に向けて業務にあたっていくことにやりがいを感じています。

仕事をする上で心掛けていること

  部局の総務担当は、細かい複数の業務が同時に発生すること多いです。そのひとつひとつの重要度、緊急度を考慮して、優先順位付けすることを常に心掛けています。優先順位を基にスケジュール管理を徹底することで、それぞれのタスクに十分な作業時間を割けるようになり、内容の不備や必要書類の提出漏れを防ぐことに繋げています。
  特に会計業務は、細かいルールや専門的な知識も多いため、余裕をもって作業にあたれるよう心掛けています。

採用一年目の思い出

  最初の配属先である賞勲局では、勲章、褒章の授与にかかる審査業務を担当していました。業務上の専門用語が多く、審査も独特であるため、採用1年目はとにかく勉強の毎日でした。実際に業務をこなせるようになるまでとても苦労したことを覚えています。上司や年の近い先輩職員の方々にたくさん助けていただきながら、徐々に業務に慣れていきました。
  また、実際の業務以外にも、仕事に対する考え方や立ち回り方など、国家公務員としての基礎を多く学ばせていただきました。

Career

令和2年
賞勲局審査官付審査第三係
令和4年
現職