10 手段別の自殺の状況

平成21年における手段別の自殺の状況について自殺統計によれば(第1−33図)、総数では男女とも「首つり」が最も多く、半数を超えている。男性では「首つり」1万4,842人(63.2%)が最も多く、次いで「練炭等」2,959人(12.6%)、「飛降り」1,653人(7.0%)となっており、女性では「首つり」4,974人(53.1%)が最も多く、次いで「飛降り」1,219人(13.0%)、「入水」748人(8.0%)となっている。

[第1−33図]平成21年における男女別・年齢階級別(10歳階級)・自殺の手段別の自殺者数の構成割合
[第1−33図]平成21年における男女別・年齢階級別(10歳階級)・自殺の手段別の自殺者数の構成割合

資料:警察庁「自殺統計」より内閣府作成

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また、男女別・年齢階級別でみると、男女とも全ての階級で「首つり」が最も多い。男性については、「首つり」に次いで、19歳以下では「飛降り」、「その他のガス」の順で多く、20歳代では「練炭等」、「飛降り」の順で多くなっている。30歳代〜60歳代では「練炭等」、「飛降り」の順で多くなっており、70歳代では「飛降り」、「入水」、80歳以上では「飛降り」、「服毒」の順で多くなっている。女性については、「首つり」に次いで、50歳代以下は「飛降り」が多く、60歳代以上は「入水」が多くなっている。

次に、手段別の推移について、人口動態統計によれば(第1−34図)、昭和20年代後半〜30年代半ばにかけては男女ともに「薬物」が最も多かったが、毒物・劇物の取扱に対する法規制の強化と指導・取締の徹底により、その後は「薬物」が激減した。40年代以降は「縊首」が増加し、男女とも「縊首」が最も多い傾向が続いている。

[第1−34図]手段別の自殺者数の構成割合
[第1−34図]手段別の自殺者数の構成割合

資料:平成15年までは厚生労働省「人口動態統計特殊報告」、
   平成16年以降は厚生労働省「人口動態統計」より内閣府作成

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