共催者挨拶「高齢社会フォーラム・イン仙台」

奥山 恵美子 仙台市長
(稲葉 信義 副市長代読)

稲葉副市長挨拶写真

 皆様、おはようございます。ご紹介をいただきました仙台市の副市長の稲葉でございます。

 奥山市長でございますが、今日の午後のパネルディスカッションには参上できるのですが、午前中他の公務と重なりまして参上できませんので、市長に代わりまして私から、開催にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。

 皆様方には日ごろから仙台市政にご理解とご協力を賜っておりますことを、この場をお借りいたしまして、御礼を申し上げます。

 本日、ここ仙台でこのように多くの皆様をお迎えをいたしまして、高齢社会におけるシニアの皆様の社会参加について、改めて市民の皆様とともに考える機会を持たせていただけるということ。これは大変意義深いことであると考えております。このフォーラムの開催にあたりご尽力をいただきました内閣府並びに高齢社会NGO連携協議会、そしてご協力を賜りました関係各団体の皆様に心から御礼を申し上げたいと存じます。

 また本日、エイジレス・ライフの実践や積極的な社会参加活動によりまして、内閣府より表章を受けられます皆様方、誠におめでとうございます。心より敬意を表しまして、今後ますますのご活躍を、お祈りを申し上げます。

 さて、近年の人口の減少、あるいは少子・高齢化、こういった社会状況の進展につきまして、先ほど審議官から仙台市は全国平均よりは高齢化率が低いというお話もございましたけれども、仙台市もやはり同じような傾向は出ております。そういう意味で仙台市の都市をめぐる状況というのは、様々な課題も同時に抱えているわけでございます。

 こうした中、現在仙台市では、21世紀の中葉を見据えた新しい総合計画づくりを進めているところでございますが、今後の仙台のまちづくりを支え、様々な都市の課題を解決していく、この最大のパワーは、市民の皆様がお互いに支え合って、主体的に課題解決に取り組んでいく力であると考えておりまして、今度の総合計画でもそういった考え方をベースに、様々な分野ごとの計画をつくっていくものと思っております。

 先ほど審議官からもお話がございましたように、本日様々なメニューがこのあと夕方まで予定をされております。このフォーラムがシニアの皆様を初めとして、市民の皆さんお一人おひとりが生き生きと暮らしていける、輝ける未来への一歩として、大きな契機となることを、ご期待を申し上げるものでございます。

 最後になりますが、本日ご参加の皆様のますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げまして、開会にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。
本日は多数のご参加、本当にありがとうございました。