総括

平成23年度「高齢社会フォーラム」を終えて

高齢社会フォーラム企画運営委員会主査
吉田成良

国は、高齢社会対策大綱に則り、国連による1999年「国際高齢者年」に、国連が提唱する「高齢者の社会参加活動の推進」を目的に、我が国の高齢社会団体の連合体「高齢社会NGO連携協議会」(高連協:加盟団体約60、樋口恵子・堀田力共同代表)との共催で「高齢社会セミナー」を開催しておりました。その後「研究セミナー」「フォーラム」と改め、東京と地方大都市で年度2回開催が行われることになりました。

本年度(平成23年度)の高齢社会フォーラムのテーマは「シニアの社会活動と地域社会づくり」で、これを掲げて、東京(7月17日)及び横浜(11月14日)にて、それぞれ当報告書内容のフォーラムを開催したところです。

東京フォーラム、横浜フォーラムのプログラムの実施内容は、当報告書に詳しく記述されていますので、ここでは各フォーラムの実施概要と参加者によるフォーラムの内容評価などをとりまとめて報告(記述)します。

「高齢社会フォーラム・イン東京」

東京開催は、7月17日(日)、東京国際フォーラム(東京・有楽町)のホール並びに会議室で全一日のプログラムで実施されました。全体会議(午前の部)は、定員(200名)を超えて、関係者を含め約230名が参加し、特に演者には、東日本大震災の被災地での状況や、ボランタリー活動等をご紹介されるためにご出演頂いた、仙台・福島のパネリストもあり、大変盛況でした。少子高齢社会におけるシニアとしての意識向上が大きく感じられる東京フォーラムでした。

フォーラム・イン東京の開催には、全国から、シニア活動家のリーダーや、その推進に努める、行政・まちづくり関係者が広く参加しておられます。その目的は、情報、特に事例の収集にあり、そのため分科会では、そのニーズに対応する場として、各種の関連事例紹介者(演者・パネリスト)の選定が、最も重要です。幸い、フォーラム・イン東京においては、プログラム企画運営委員が、参加者ニーズや今日的課題等を熟知して日頃から活動を行っていることもあり、参加者評価(アンケート調査)にみるような好評を得ていると言えましょう。

「高齢社会フォーラム・イン横浜」

これまでの、福岡市や仙台市との共催事例を参考にして、本年度は横浜市と開催することとなり、11月14日(月)に、横浜パシフィコ・会議センターのホールで、全一日のプログラムで開催されました。今年度の横浜開催は、横浜市が推進する「健康日本21推進大会」の一部プログラムを組み込み、テーマは「シニアの社会活動と地域社会づくり」といたしました。

フォーラム・イン横浜のプログラムは、先ず「エイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動事例表章式」が行われ、その後、堀田力・高連協代表(さわやか福祉財団理事長)が基調講演を行い、午後の第1分科会:テーマ・これからの地域社会づくり、第2分科会:テーマ・シニアの健康づくり、へと繋げてまいりました。

これまでの地方大都市(福岡、仙台)で開催したフォーラムでの分科会では、全国からの参加者を対象としたフォーラム・イン東京とは異なることを認識させられましたが、今回のフォーラム・イン横浜では、首都圏ということもあり、東京開催の参加者も多く参加され、新しいテーマのフォーラムに参加機会を得たことは、大変有意義であったといえましょう。

最後に、今年度高齢社会フォーラムの参加者によるアンケート調査結果(評価)を掲載しますのでご覧ください。

【東京開催】 回答者数:122人 【横浜開催】 回答者数:66人
アンケート調査結果(評価)

平成23年度 高齢社会フォーラム
企画運営委員名簿

氏名 所属
小林 洋子 内閣府高齢社会対策担当参事官( 9月まで)
原 口 剛 内閣府高齢社会対策担当参事官( 10月より)
新井 倭久子 高齢社会NGO連携協議会 理事
(N) 高齢社会をよくする女性の会事務局長
河合 和 高齢社会NGO連携協議会 理事
(財)シニアルネサンス財団 事務局長
佐方 紀子 高齢社会NGO連携協議会 理事
(社福)テレビ朝日福祉文化事業団 常務理事
吉田 成良 (主査)高齢社会NGO連携協議会 専務理事
(社)エイジング総合研究センター 専務理事
和久井 良一 高齢社会NGO連携協議会 理事
(財)さわやか福祉財団 理事・渉外代表