エイジレス・ライフ実践者

北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州

○北海道・東北ブロック
都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
(150字~200字以内)
北海道
(小樽市)
だいどう つねお
大道 恒雄
76  小中学校の音楽教諭としての知識と経験を生かして、在職中はもとより、退職後の今も市民に対して音楽普及活動を実施し続けている。現在、小樽市老人クラブ連合会女性部コーラス(カトレア・コーラス)を始めとして、市内の五つの合唱団を指導するほか、小樽市老壮大学特別講座の音楽講師として、毎回400人以上の学生に対し歌と合唱の指導を続けている。
札幌市
(中央区)
こじま としろう
小島 敏郎
84  母親と幼児のふれあいを深く緊密に保ち、幼児時代の情操・感受性を高め、健全な子どもの育成を願うため、全国の子守唄を発掘し、これを広めるための子守唄と童謡の会「ねむの木」を創設した。平成18年3月現在の会員数は女性を主体に183名で、全国で活動している。他に手紙文化・郷土歴史研究者として活躍している。週1回の会、月例会、年1回の会では、それぞれに趣向を凝らしていて、会の親睦に役立っている。
青森県
(むつ市)
さわだ みつお
澤田 光夫
77  教員時代から行ってきた寺社の調査と彫刻を、退職後更に力を入れ、仏像や能面、獅子頭等を制作、展覧会に出展寄贈している。平成3年から17年までむつ市文化財審議委員を務め、現在も寺社を中心に下北地方の民俗に関する調査研究を継続している。自費出版の著書もある。これらの経験と知識を活かし、各種公開講座講師、ボランティア観光案内としても活躍している。
岩手県
(奥州市)
たかはし えいしろう 83  高齢者大学で学んだマジックの腕を磨き、声がかかると、どこでも気軽に訪問。保育園・小学校・児童館・障害者施設・デイサービスセンター・老人クラブなどで腕前を披露、高齢者の機能訓練室で詩吟、歌、踊り、講話などの講師を務めているほか、子どもたちと昔話、紙芝居などで交流している。
秋田県
(北秋田市)
たけいし おときち
武石 音吉
85  県の水産振興センターを退職した翌年、70歳を迎えてから、それまで誰も成功したことがないカジカの養殖孵化に着手し、3年後に成功した。
 現在85歳の高齢の身でありながら、指導と平行してこの事業を継続し、後進を指導している。
山形県
(天童市)
むらかた よしお
村形 喜男
75  私有農園を「自由農園」として地域に開放し、地域や福祉施設の人々との農作業を通しての若者や子供との世代交流活動を行なっている。10年前にNPO法人ドリームオブ天童を立上げ、地元の婦人クラブ等とともに、収穫されない柿を有効利用した柿酢作りに取組む。このほかにも農産物加工品の研究を行う傍ら、郷土史、教育の分野で委員を務め、保護司としての活動等積極的に社会貢献を行っている。
福島県
(郡山市)
そえた きょうこ
添田 京子
83  自分がこれまで培ってきた日本舞踊の伝統と技術を活かし、公民館でサークルを発足させて熱心に指導している。指導者として地域住民からの人望も厚く、多くの高齢者の模範となり、生きがいを与えている。また、地域の行事などにも積極的に参加し、日本舞踊を通して日本伝統芸能の普及を図るとともに、地域社会の文化発展にも寄与している。
○関東・甲信越ブロック
都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
(150字~200字以内)
茨城県
(常総市)
たけい いさむ
武井 勇
84  定年後,一念発起し、太極拳というスポーツを通じて、自己鍛錬を長年(19年間)にわたり、継続し、健康な体と気力の維持に努めている。太極拳のクラブや同好会の結成などに中心的役割を果たし、自治体の行う太極拳教室や気功教室などでの講師・イベント会場での普及など、自己鍛錬に留まることなく、地域の健康づくりの気運を高揚させ、積極的な活動を行い地域社会へ貢献している。
茨城県
(下妻市)
なかやま かずこ
中山 和子
80  23年間に渡り、和紙ちぎり絵の講師として活動している。当初は生涯学習の一環として、生涯学習教室で指導していたが、平成13年に「下妻市心身障害者福祉センターひばりの」で、指導を開始し,障害者や児童にも拡大した。現在は、同センターのほか、下妻市公民館、働く婦人の家、地元小学校、常総市公民館において、月数回ずつ指導をし精力的に活動をしている。
群馬県
(みどり市)
たかくさぎ しげてる 83  教師をしていた53歳の時にマラソンと出会い、30年以上走り続けている。現在まで600回以上各地のマラソン大会(フルマラソン40回、富士登山競争15回ほか)に参加し、年間30回を目標に今も各地の大会に参加しているスーパーシニア。自らの努力・修練等により優れた体力・気力等を維持し、年齢を感じさせない、自らの責任と能力において自由に生き生きとした生活を送っている。
群馬県
(尾島町)
しま まさお
島 正雄
83  郵便局退職後、陶芸を生涯の趣味として本格的に始め、爾来努力研鑽し、自分の趣味にとどまらず、「尾島やきもの同好会」を結成し、20年間地域住民を対象に陶芸指導に当たり、高齢者に「生きる喜び、楽しさ」を与え、生涯学習に寄与。また、作品展示即売会を開催しその収益金を町の福祉事業に役立てる等、地域住民の大きな信望を得ている。更に、町の公平委員会委員を16年間勤めて地方自治に貢献し、功労者として自治大臣表彰を受賞している。
千葉県
(習志野市)
たけだ なおこ
武田 直子
79  定年退職後に訪問した米国での滞在を機に英語を学び、様々な国からのホームステイを引き受けている。これまでに受け入れた外国人は、10か国90人以上にものぼる。自らも、受け入れた外国人に招かれ、海外でホームステイを楽しんでいる。また、インターネットや電子メールも学び、知り合った人々と交流を続けている。
 これらの交流体験を1冊の本にまとめ、自費出版した。
千葉県
(浦安市)
なかの やすし
中野 安司
70  ゲートボールやグラウンドゴルフ等の普及に熱心に活動し、多数の大会を開催するとともに、中国帰国者や小学生との交流会も開催するなど、地域の活性化や世代間交流に尽力している。また、活動は海外にまで及んでおり、ゲートボール等を通じた草の根文化交流を深めている。その他、福祉や教育にも積極的に取り組んでおり、地域活動に欠くことのできない存在となっている。
東京都
(千代田区)
ながさき ひろし
長崎 弘
86  年に2回、「新宿ー青梅43キロかち歩き大会」に参加、これまで60回となる。昨年は自己タイムを10分縮め順位を71番も上げた。79歳から2年越しで「ママチャリ日本一周」を決行。シルバー人材センターの報酬を旅費に充て、仕事と平行しながら、時には野宿をしつつ旅をした。高齢者大学や各種講座にも積極的に参加。応急手当普及員の資格を取得し、外出時には常に救急袋を携帯している。
東京都
(墨田区)
かせ さぶろう 80  生来の弱視で小学校を卒業する頃失明。「一生の趣味を持ちたい」と独学で折紙を習得。後、カメラマンの田島英次氏と出会い「折り紙外交の会」を設立。オクラホマ市から民間大使の称号を受ける。以後、世界30カ国以上の国を訪れ学校や施設で折紙を教えている。
東京都
(小金井市)
なかがわ きよゆき
中川 清之
90  中高年から「史跡探訪研究会」「写友会」「俳句」で学んだ知識・経験を活かして、市民自主クラブ、地域老人クラブ等の文化活動・趣味活動に意欲的に取り組むとともに、後継者の育成にも貢献している。
東京都
(品川区)
むらかみ ことよ
村上コトヨ
95  95歳という高齢にもかかわらず、スポーツに励み規則正しい生活や感謝することを心がけ、健康長寿を実践している。県版ねんりんぴっく卓球大会には、前身の大会も含め、通算20年近く出場している。また、「高齢者の卓球サークル」を運営し、会長として25年間活動した。生き生きと活躍し、生活する姿は60歳の若いシニアの目標になっている。
東京都
(文京区)
おおつか ゆみ
大塚 由美
72  かつて教職に就いていた当時より、子どもたちの体力低下に強い関心を持ち続け、その課題への解決策として「まりつき遊び」の普及を考えた。小学校での実践と自身が学んだレクリエーションの集団援助技術を活用し、退職後も地元のレクリエーション研究会の活動を基盤にしながら、「まりつき遊び」の全国的な普及とその意義の啓蒙を幼児・学校教育関係者や地域の保護者を対象に行い、子どもの体力向上と親子の交流促進に寄与している。
山梨県
(甲府市)
しみず すみえ
清水 澄江
80  老人クラブ役員として高齢者が住み慣れた地域で健やかに暮らせる暖かな地域づくりに尽力してきた。商店だった自宅を改装し、高齢者の「たまり場」として開放し、交流活動を行っている。平成14年に脳梗塞により半身不随となったが、懸命なリハビリの結果、杖を使用しなくても歩行できるまでに回復し、一層パワフルに活動を続けている。
横浜市
(西区)
みながわ みゆき
皆川みゆき
78  ひとり暮らし高齢者給食会「西・ともしび」の責任者として、6地区22町内会を4つに分け21名のボランティアと共に活動、給食サービス・配食サービスを行い高齢者の食生活・ふれあい・見守り等のため活躍している。また子どもとのふれあいの少ない高齢者のために小、中学生、幼稚園児と高齢者等の異世代交流を行い、高齢者が生き生きした生活が送れるように支援をしている。
○東海・北陸ブロック
都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
(150字~200字以内)
富山県
(射水市)
いがらし しゅういち
五十嵐修一
73  37年間にわたり、マジックを年間数十回、披露・指導。地元の小学校からの依頼で「手品教室」にも積極的に協力。また、同様の活動を行う仲間の発表の機会である「シニアタレント祭」では、企画・運営など世話役としても活動。一度、脳梗塞で倒れたが、マジックへの熱意も手伝ってか無事に活動を再開、現状に満足するばかりでなく、新境地を築き上げたいという思いから腹話術も習い始めるなど、さらなる努力を怠らない。
福井県
(南越前町)
やすかわ のぶこ
安川 信子
73  農作業の経験を生かし、農産物直売所の運営に参加するなど地産地消に貢献。安価な手作り野菜を学校給食に提供している。子どもの安全にも尽力している。老人福祉にも関心があり、近所の一人暮らし高齢者宅の見守り、支援活動を行っている。少子高齢化問題にも関心があり、結婚相談員としても活動している。
岐阜県
(岐阜市)
つかはら きよのぶ
塚原 清伸
70  昭和54年よりスポーツ少年団を通じたスポーツ活動を子ども達に指導している。その一方で、凧、こま、知恵の積木、竹鉄砲、お手玉、ペタペタ板返し等の昔からの遊びや、糸車等を使った綿からの糸つむぎ等の物づくりの指導も行っており、おもちゃの修理や他のボランティア活動にも参加している。特に、手作りの木製曲独楽による綱渡りの実演ボランティアは、市が実施した外国との交流事業においても好評であり、国際交流にも貢献している。
愛知県
(安城市)
いしかわ よしお
石川 義男
90  退職後、町内会や老人クラブ、花を作る会等の地域の活動に積極的に参加し、朝顔や菊作りを通じ、ふれあいの機会を設けたり、地域の人々の困り事相談に応ずるなど、地域の人からの信望を得ており、町内の生き字引のように思われている。
愛知県
(大府市)
かねこ あきこ
金子 昭子
84  民生委員、地域福祉権利擁護事業の生活援助員、コミュニティの交通防犯部会など多くの公職に就き、地域活動に積極的に参加している。
 趣味は、映画鑑賞、文化講演会など幅広く、舞踏は毎月の練習のほか地域や市の行事に参加したり施設への慰問活動などを行っている。また、平成10年から「きめこみ人形」づくりを行っており、産業文化祭りや各種展示会に出展したり友人や公共施設に贈って喜ばれている。
名古屋市
(昭和区)
のだ はじめ
野田 肇
79  高齢者になってから1枚の紙からつながった数多くの小さな折鶴を折る技法を取得し、それにより折鶴で「社会福祉」、「交通安全」、「世界平和」などの文字を表し台紙に貼った作品をこれまでに18個完成させた。本人が積極的に関ってきた老人クラブ活動や警察の交通安全の啓発活動にこれらの作品を通じ貢献している。
○近畿ブロック
都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
(150字~200字以内)
大阪府
(泉大津市)
おけたに こうじ
桶谷 康二
68  永年、楽器製作会社に勤務し培った技術と、自らも器楽演奏等を行ってきた経験を生かして、現在、ボランティアで泉大津市を中心に近隣市町の小・中学校や老人ホーム、病院、障害者施設等において、一緒に楽器を作ったり、出来た手作り楽器等を使い、リズム遊びや合奏をしたりと皆に音楽の楽しさを教えている。
大阪府
(島本町)
なかにし きねお
中西甲子郎
91  小学校教諭として定年退職後、地域の緑化と美化に貢献する「島本町緑と花いっぱいの会」に設立当初から参画し、91歳を過ぎる現在に至るまで精力的に活動している。とりわけ趣味の園芸技術を活用し、花苗の育成と日常作業において中心的役割を果たし、小学校教諭としての経験を生かし、初心者への指導と人材育成を通じて、同会の発展に寄与した。
奈良県
(奈良市)
やまぎし せいたろう
山岸清太郎
75  心身の健康、仲間づくりなどを目的として、史跡等の観光を兼ねたウォーキングを提唱し、自ら引率するほか、講座等においてノウハウの提供をするなどの活動をしている。また、奈良市を中心に手作り絵本の会を主宰し、世界で1冊の絵本制作、大人も楽しめる絵本の研究・紹介等の活動をしている。
和歌山県
(御坊市)
みなみの きよし
南野 清
83  80歳を過ぎても現役で理容業を営み、その傍ら、自由律俳句の会「はまゆう吟社」の代表として会員の指導にあたり、リーダーシップを発揮し、文化活動にも積極的に取り組んでいる。
京都市
(西京区)
きむら つねみ
木村 恒美
72  「介護支援情報ネットワークふれあいYOU」を代表者として立ち上げ、介護者側、介護される側にとってよりよい環境を作るため、情報誌の作成や、地域とのつながり場を広げるコーディネーターとしての日々活動を続けている。
○中国・四国ブロック
都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
(150字~200字以内)
鳥取県
(鳥取市)
やまもと いさお
山本 勳
77  11年前に覚えた皿まわし健康づくりの技を公民館のサークル活動に取り入れ、毎週の練習会を指導し、高齢者の生きがいと健康づくりに貢献している。サークルのメンバーとともに「日本皿まわし協会」に加盟し、協会の段位認定を受けている。氏は、町内外の各イベント出演、各公民館老人会等の指導、マスコミの要請にも応えるなど幅広く活動しているが、技に磨きをかけることにも余念がない。心身共に老後の健康生活を楽しんでいる。
鳥取県
(鳥取市)
おきた ひろゆき
沖田 博敬
75  新聞記者時代から小学校PTA活動等を通じて、地域活動に携わり、退職後は、町内会、老人クラブなど活動の場を広げ、現役時代に培った豊かな知識や経験を活かしながら地域づくりをリードしてきた。地域通貨「城」による善意の互助活動、福祉コーディネーター相談活動、食事サービスなど成果を上げている。「20年後の地域福祉」研究会で先を見据えた活動を企画、また、後継者の育成にも力を注いでいる。
広島県
(竹原市)
どい やすひろ
土井 康博
72  65歳までは月間300km走ることを決め,65歳から200kmを目標に練習に勤しんだ。おかげで国内外のマラソン大会はもちろんトライアスロン競技にも出場し,年代別で優勝,これまでいくつかの入賞を果たしている。今は,ジョギングの日々と,70歳からはゲートボールを始め,地域のゲートボールクラブの代表として頑張っている。17年度は2005ねんりんピックふくおか大会のゲートボール競技に出場した。
山口県
(山陽小野田市)
ひらた みえ
平田 ミエ
88  70歳を超えた頃、近所の方からの誘いでボランティア活動を始める。老人ホームでの草取り、弁当づくりの手伝い、おしめたたみに加えて、同時期に取り組み始めた大正琴の演奏による慰問や地域イベントへの参加など、88歳になった現在も多方面にわたり活躍している。
 また、老人ホームでは、「私より若いんだから」と声をかけ、入所者を励ましている。
山口県
(萩市)
もりた えいすけ
森田 榮介
69  30有余年に及ぶ長く地道な作業により、明治期の手紙や古文書を古民家の襖から収集するとともに、青少年の健全育成に貢献すべく、自宅を開放し「萩ふるさと歴史美術館」を開設している。
 さらに「ミニ移動美術館」と称して県内各地で出張公開も行い、地域イベントを盛り上げている。
 また、県の文書館で古文書の読み方を勉強しながら、愛好家を対象に古文書勉強会も主催している。
山口県
(岩国市)
しんじょう きくこ
新庄 菊子
79  平成8年から、郷土の歴史案内、郷土料理の伝承、国際親善の活動をしている。小中学校での郷土料理実習は10年間で110回を数える。平成16年から岩国ユースホステルのマネージャーとなり、郷土料理「遊巣膳」を提供するとともに、岩国寿司体験講座を開設している。昨年は東京、大阪、名古屋の3会場で岩国寿司の実演を行った。また、郷土歴史を案内する子どもガイドを養成するとともに、地域活動のアドバイザーとして県内各地で講演活動を行っている。
徳島県
(徳島市)
にい まさのり
新居 正規
79  精神病院、老健施設等において38年間にわたり俳句づくりの指導をボランティアで続けてきた。現在精神病院2カ所、デイサービスセンター1カ所において約70名の指導を行い、俳句づくりを通して温かい言葉をかけ、心を落ち着かせ、心を開かせている。また、毎年1回開催の徳島市内9カ所の精神病院合同俳句大会でも約300人の参加者に対して指導を続けてきた。
愛媛県
(内子町)
じょうどう きたろう
上堂喜太郎
102  小学校長を定年退職後、趣味として始めた油絵の現役画家として、102歳の現在も活躍中であり、町役場等へ多数の作品を寄贈しているほか、毎年県展等へも出品し、入選も30回以上、また個展も開くなど大変元気に活躍されている。
 また、健康のため102歳の現在もよく歩くことを心がけており、健康への意識も大変高く、他の高齢者の手本となっている。
高知県
(高知市)
そが かずお
曽我 計夫
78  平成9年に地元長浜の地域活性化の目的で和太鼓演奏団体の創立に関わって以来、団長として太鼓演奏の指導に当たっている。また一方で、30年にわたる県警在職中の音楽隊活動の実績を買われチンドン屋でクラリネットを担当しており、病院や老人ホームなど福祉施設に招かれたり演芸大会に出演するなど、多彩な演奏活動を続けている。
○九州ブロック
都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
(150字~200字以内)
福岡県
(直方市)
もり いちろう
森 一郎
71  平成10年に「直方鞍手地区高齢者大学」コーディネーターに就任以来、小中学校に高齢者大学の受講生を派遣する活動を続けてきた。平成17年度は延べ4,680人が派遣されるなど、全国に誇れる交流活動となっている。また、平成10年に九州・日中民間文化交流協会の副会長に就任し、直方市の児童・生徒と中国やチベットの子供たちとの交流を推進するとともに、学用品や奨学金を送るなどの教育支援を行っている。
佐賀県
(唐津市)
ひゃくたけ まさかつ
百武 正勝
80  佐賀大学農学部が中心となる相知町蕨野の棚田援農隊(通称:手間講隊)の営農指導・石積み指導を担当。現在も地元農家ならではの苗取りや手植え、千歯こきを使った脱穀等、綿密に指導し、学生からは「石積み名人」として慕われている。また、生来からの手先の器用さをいかし、竹細工、木工品を作り、地元での棚田イベントの際、お土産として配るとともに、地区内の売店にて販売し、コミュニティビジネスの一助となっている。
熊本県
(植木町)
おおはし ゆきお
大橋 幸雄
82  教員を退職後も教育委員長・社会教育委員を歴任し、学校と子どもに関する意識調査や提言などを行っていた。社会教育委員時代に「ふるさとすごろく」「ふるさといろはかるた」を作成し、郷土の歴史と魅力を青少年に伝えようと執筆活動を開始。現在までに、「田底にある史跡や文化財など」「田底・吉松にある史跡や文化財など」等を執筆。自費出版をし植木町内の全中学生(1,027名)に配布するなど地域社会に貢献している。
宮崎県
(都城市)
かわごえ たみ
川越 タミ
77  長年の保健師活動を通じて積み上げた経験を元に、退職後、健康教室を自ら立ち上げる。そこで健康相談、体操指導を行い、のべ300人を超える卒業生を送り出した。また、在職中に始めた地域福祉ボランティア活動を現在も続けており、自治会とも連携して一人暮らし高齢者の心のよりどころとなるよう、心のつながりを大事にしながら地道な活動を続けている。
鹿児島県
(さつま町)
のざき まさひろ 78  ビデオ・写真撮影編集の特技を生かし、郷土の文化芸能の保存・伝承活動を精力的に行っている。平成12年には1年がかりで郷土の教材「わが町の史跡」を制作し、民俗文化財・郷土芸能を紹介した。平成17年には「郷土の作家 古木鐵太郎の文学風景」を編集している。今後は、一級河川の源流から河口までに伝わる民話を取材し、映像とともに編集していくことを目指している。