平成23年度エイジレス・ライフ実践者

北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州 | 関連団体

○北海道・東北ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
表章内容 年齢
1 北海道
(雨竜郡妹背牛町)
なす はまこ
那須 濱子
 早くにご主人を亡くされ、土木人夫や病院付添婦、食堂経営など様々な職種で苦労しながら5人の子ども達を育ててきた。晩年は「動けるうちは自分で」と、一人暮らしを楽しみながら陶芸・墨絵・川柳・ゲートボール・パークゴルフなど幅広く取り組み、98歳の今も病院にかかることなく健康で充実した毎日を過ごしている。何事にもコツコツと努力を重ね、常に温厚で飾らない人柄は、数多くの町の人々に愛されている。 98歳
2 青森県
(青森市)
しらとり えつこ
白取 悦子
 卓球を通しての地域交流や情報交換を目的に、昭和44年に会員15名のママさん卓球クラブを設立し、初代会長となる。以来、クラブの中心となって、地域での仲間づくりが図られるよう様々な交流事業を展開してきている。さらに、昭和52年からは、保育園や公民館で茶道教室を開設し、子供達への伝統・文化の伝授や世代間交流の促進等に努めている。平成5年からは青森県高齢指導者として更に積極的に活動している。 79歳
○関東・甲信越ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
表章内容 年齢
1 茨城県
(行方市)
よねざわ せいいち
米澤 精一
 90歳を迎えた現在でもなお、老人会長やボランティアグループの会長として活動している。
 小学校の児童・生徒へ自らの経験した戦争体験の講話を行い、戦争を語り継ぐことにより命の尊さと平和への思いを伝承する活動を続ける。
 ボランティアグループを結成し、高齢者施設を訪問し、会員とともに入所者に対し唄や日舞等を演じるなどの活動を実践しており、高齢者が充実した生活を送る上での高齢者福祉の向上に貢献している。
90歳
2 群馬県
(安中市)
おおかわら たつお
大河原 辰雄
 60歳を迎え、身体の運動不足を心配して本格的にジョギングを始める。大学教授から走りの基本を学ぶなどして、徐々にマラソンに打ち込んでいった。65歳で国内大会のフルマラソンを完走、ハワイのホノルルマラソンには、90歳から2年連続で出場し完走した。ねんりんピックにも参加し、福岡・茨城・石川大会では群馬県選手団の中で最高齢者として出場した。 93歳
3 群馬県
(前橋市)
たかはし きよし
高橋 洌
 点訳ボランティアの会の講師や、ランニング同好会の会長を務めながら、視覚障害者の伴走・伴歩クラブに所属。視覚障害者のマラソン伴走ボランティアとしてフルマラソンに出場するほか、都内で開催される伴走クラブのイベントにも自主的に参加している。伴走ボランティアでの出来事等を綴った作文は、(財)群馬県長寿社会づくり財団主催の「18年度長寿社会・私のメッセージコンクールシニア部門」で優秀賞に選ばれている。 73歳
4 東京都
(八王子市)
にしざわ みきお
西澤 幹夫
 現在、八王子アマチュア映像協会顧問。同協会の前身「小型映画友の会」南多摩支部を創設、事務局長を務めた。「オリンピックの記録ー私たちの八王子」や八王子空襲・八王子祭りの記録映画も製作する。それらの作品を鑑賞会・映画会などに出品する一方、市生涯学習施設に寄贈。市民向け「ビデオ製作講座」やアマチュア映画祭での映像製作技術の指導を通して、映像製作の楽しみ方や人との出会いを提供している。 83歳
5 東京都
(小金井市)
かもした いさむ
鴨下 勇
 中学校長を退職後、小金井市の市史編纂事業に携わった人たちで設立した自主グループ「小金井史談会」に入会。平成10年より会長職を務め、見学会・講演会・展示会などを開催する傍ら、ふるさとの歴史を会報「黄金井」にまとめている。これらの知識・経験を活かし、老人クラブ「若草会」会長に就任、スポーツ、ボランティア活動で統率力を発揮している。 85歳
6 新潟県
(見附市)
やじま けいじ
矢嶋 啓二
 毎年、旧節句の6月第1週の土~月曜日に、勇壮な伝統行事である「今町・中之島大凧合戦」が開催される。その行事で使う「白凧」作りを昭和47年から本格的に始め、毎年180枚以上作っている。また市内や中之島の小学生にミニ凧作りを教えている。これらの技能で市の伝統技能マイスターに第一号として認定された。現在所属するシルバー人材センターでは、会員等に向け、市民に親しまれているミニ門松作りを教えている。 84歳
7 長野県
(須坂市)
ましま いちろう
眞島 一郎
 70歳でハーモニカを習い、3年という短期間で指導員資格を取得し、現在までハーモニカ教室で指導をしている。また、老人福祉施設等で歌の指導や伴奏などのボランティア活動を行い、感謝されている。
 高齢期にハーモニカ演奏を身につけ、健康でボランティア活動をする姿は、多くの高齢者の見本となっている。
78歳
8 さいたま市 おか ひろこ
岡 弘子
 保育サポーターとしての活動を精力的に行っている。例としては、家で預かる、塾への送り迎え、お宅へ訪問して面倒を見る、子供の病気時の送り迎えなどが挙げられ、子育てで困ったことがあれば全般的に動く。時間や距離などが許せば、電話をもらってすぐにでも動く。また、老々介護のお宅へ、買い物サポートや病院の付き添い、話し相手などのボランティアも併せて行っている。 68歳
9 船橋市 うだがわ まさじ
宇田川 正治
 「おなりウォークの会」を創立。創立から現在までリーダーを務める。一般的な「歩こう会」と違い、歴史や地理の知識で、会員を楽しませるオリジナルコースを企画運営。月1回の例会に参加する、毎回50名ほどの会員を(登録会員100名)、雑学とウォーキングで楽しませている。リーダーとして日々の鍛錬は欠かさず、毎日1万歩のウォーキングを必ず実行している。 82歳
10 相模原市 こばやし しげのぶ
小林 茂信
 民間会社や独立行政法人に勤務し、新製品の開発や安全装置の研究開発に取り組み、現在も非常勤職員として関わっている。地域では、過去に培った知識や技術を活かし、小学生や保育園児を対象にリサイクル工作教室の講師や高齢者のパソコンクラブの支援を行い、高校生に働く意味や安全の大切さなどを伝える活動を行い、運営も講師も行う「まなびのらいぶ塾」の講座にも参加し、地域でさまざまな活動に取り組んでいる。 78歳
11 相模原市 わらがい かつみ
藁谷 勝海
 長女が小学校を転校した後に、いじめに遭ったことで、自分の子やその親しい子だけでなくその小学校児童全体の様子を知るために登下校同行を始め、現在まで、こどもたちの安全確保のため、遠距離通学の見守りや信号機のない交差点の横断ガイドなど毎日行っている。また、週2回程度、地域の高齢者への安心のための声かけやヘルパー資格を活かしての介助などの支援を行っている。 68歳
○東海・北陸ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
表章内容 年齢
1 富山県
(氷見市)
みずかみ としまさ
水上 俊正
 県指定天然記念物の「老谷の大つばき」や氷見市に生息するツバキの保存・研究・普及啓発活動を長年行っている。氷見市内各地のツバキの樹齢や大きさを調査し、「ひみ市 百椿集 椿老樹番付」を作成した。また、大木は一度根切りをし、新しい根を出してから移植すると定着に成功することも実証するなど、老樹が多くなっている天然記念物の移植方法を確立し、高齢に関わらず精力的に活動を続けている。 83歳
2 富山県
(中新川郡立山町)
てらい きよし
寺井 潔
 教員をしながら、長年馬術競技の普及に尽くしてきた。指導者としては教え子を国民体育大会出場へ導き、その第一線を離れてからも大会があるごとに応援に出かけている。また競技者としても昭和45年の大津琵琶湖馬術大会の障害飛越競技壮年の部で準優勝するなど数々の大会で好成績を残している。昨年は町民体育大会飛越競技に出場した。今年は、秋に開催される乗用馬育成大会への出場を目標とし、日々健康の維持に努めている。 101歳
3 富山県
(中新川郡立山町)
ほりた えみこ
堀田 恵美子
 ブローチ、アクセサリー等の装飾品を水引で作成する活動を20年以上続け、日本の伝統工芸の一つである水引細工の普及に努めている。地元の公民館での教室のほか、長寿センターのサークルの講師、県の職業訓練所での指導者育成コースの講師も務めている。また、自身が会長を務める地元の地域活動団体「むつみ会」で、毎年200個のマスコットを手作りし、交通安全協会へ寄贈している。 80歳
4 石川県
(輪島市)
かじやま きくえ
梶山 菊江
 梶山氏を代表として地区の女性が曽々木かもめ座を結成し、地元に伝わる民話などでオリジナル演劇を創作、老人福祉施設への慰問活動などを行っている。また、地区内だけではなく市内でも広くその活動が定着しており、特に毎年開催される演芸会は会員の独創的なアイデアが込められ、高齢者だけでなく若い世代にも感動を与えている。本団体の活動は地域の活性化に貢献しているだけでなく、住民の交流促進にも効果を発揮している。 82歳
5 石川県
(白山市)
みなと けんいち
湊 健一
 昭和26年、白山市(旧松任町)のレクリエーション協会を設立し、指導員として普及に努めた。県社会体育レクリエーション指導員経験を生かし、県内の老人会等にフォークダンスなどを指導してきた。昭和50年頃からは市の高齢者婦人会対象のレクリエーション教室の講師となり、現在月2回約70名の生徒に教えている。長年の活動から多くの住民に親しまれ、常に新しい事に挑戦していく姿勢が周囲にも大きな影響を与えている。 87歳
6 石川県
(白山市)
みちした じんいち
みちした じんいち
 幼少時から「でくの舞」に親しみ、全国大会などに参加しテレビにも出演、地元の「文弥人形浄瑠璃・でくの舞」を広めた。昭和60年に浄瑠璃本をわかりやすい現代文字に作り替え、継承のため記録映画を作成し、子供達に指導を開始。平成12年からは地元小中学校の総合学習として取り入れられ、「でくの舞」を地元の伝統芸能として地域住民に認識させ、大きな影響を与えた。また、後世へ継承しようとする姿勢は周囲の模範である。 66歳
7 愛知県
(安城市)
おおた かつこ
太田 克子
 安城市ボランティア連絡協議会の会長として、ボランティアだからこそできる活動をしようと、防災・地域課題等の解決に積極的に取り組んでいる。平成21年・22年には、『地域で支え合うための災害時要援護者サポートブック』を作成し、これに基づき市内町内会で出前講座を開催。また、現在は、地元町内会の福祉委員長として地域に根ざし、助け合い・支え合いを重視した、近所づきあいの場づくり活動である『ふれあいサロン活動』を実施している。 76歳
8 三重県
(桑名市)
おおもり はるお
大森 春雄
 現役時代からの民生委員児童委員としての活動に加え、ボランティアで市内老人施設、病院、幼稚園等37箇所にて、マジック、音楽体操、バイオリン演奏などを通じて子供や高齢者との交流を図るなど、地域に密着した奉仕活動を月に30回以上続けており、地域福祉活動に大きく貢献している。また、施設入所者との交流を通じて老人介護に関する知識を学ぶなど、意欲的に自身のスキルアップも行っている。 79歳
9 金沢市 よしだ りゅういち
よしだ りゅういち
 全国健称マラソン会(ZKM)において、高齢者が心身共に健康的な生活を営むには自己管理が何より大切であるとの信念をもって会員の指導と組織の運営、発展に尽力し、様々な活動を展開している。また、自らボランティア組織として結成した犀川河川愛護会においても、ランニング等の健康づくりの傍ら、犀川河川敷の美化清掃や環境整備に尽力している。 81歳
○近畿ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
表章内容 年齢
1 滋賀県
(守山市)
まつおか よしお
松岡 芳雄
 日本の伝統文化を次世代に引き継ぎたい思いから、退職後に滋賀県守山市内の小学校や公民館で市民を対象にワラ草履や正月のしめ縄飾り等のワラ細工を教える活動を行っている。その際、昔の生活や地域の習慣等を市民に話をしながら教え伝えている。現在では、市内各施設からの依頼にも積極的に出向いて「しめ縄教室」などの活動を行っている。 76歳
2 大阪府
(枚方市)
まつお ひでと
松尾 秀人
 うつ病体験、心理相談員の経歴を生かし、うつ病情報交流会に長年参加され、コーディネーターとして多くのうつ病患者と家族に情報提供や相談に乗るなどの貢献をしている。また、うつ病ホットサロンというサークルを立ち上げ、情報交流、相談、面談等ボランティアで取り組んだり、その他、「うつ病でもできる簡単料理教室」や「就職活動支援セミナー」等、数多くの講座も開催している。 65歳
3 兵庫県
(明石市)
たにもと まさたけ
谷本 政武
 貿易商を営み、58歳で仕事を辞め、高齢者大学いなみ野学園に学ぶ。在学中、当学園に陶芸クラブを設立、卒業後、高齢者陶芸の村の開設(昭和53年11月)の発起人の一人となる。以後、33年にわたり、高齢者陶芸の村の会員となり、作陶に励みながら後進の指導や村の運営に関わり、健康で創作意欲にあふれる姿は、後進のよきモデルとなり、励みとなっている。 99歳
4 兵庫県
(たつの市)
おかむら よしひろ
岡村 義弘
 45歳のとき、世のため人のためになる趣味をもちたいと、腹話術、奇術、南京玉すだれを覚え始めた。現在、新宮ボランティア協会の役員を務めながら、介護施設、老人ホーム、子供会、地域の学校等を訪れ特技を披露している。
平成12年度より地元のたつの市立新宮小学校の教育支援ボランティアとして、児童に手品を教えている。
80歳
5 奈良市 いくしま よしこ
幾島 良子
 老人クラブ・赤田会(名称当時)の女性代表(会員52名)に就任以来、20年に亘り奈良市万年青年クラブ連合会の目的としている健康増進・友愛活動・社会奉仕にリーダーとして積極的に活動した。平成5年から地区(会員398名)女性部長として地域の老人福祉に活動した。平成13年~18年は、奈良市万年青年クラブ連合会の本部 女性部長に就任、特に健康増進にかかる新事業 フォークダンスなどをはじめ会員増強に努めた。平成15年副会長(女性部担当)に就任、友愛活動に活用する手芸作品の制作指導や、会員増強にも努力し、副会長は退任したが、地区では、会の目的としている健康増進・友愛活動・社会奉仕のリーダーとなっている。 86歳
○中国・四国ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
表章内容 年齢
1 鳥取県
(鳥取市)
ふくい ひさし
福井 尚
 退職後、ボランティアでペタンクの講師を務め、ペタンクを指導するとともに、ペタンク協会を設立し、ペタンク人口の増加を図るなど、精力的にペタンクの普及啓発に努めている。
毎日欠かさない自宅での練習やグループ練習への参加によって自らも健康づくりに励み、全国、県、地区の大会などに出場するとともに、講師、選手としての見識を広めるため各地に遠征し、海外や県外を含めたペタンク選手との交流等を行っている。
86歳
2 鳥取県
(八頭郡智頭町)
ながいし しょうたろう
長石 昭太郎
 「智頭に本物の音楽を」という想いで、昭和33年の智頭音楽同好会の発足と同時に地域の音楽活動に関わり、昭和49年に副会長、昭和58年からは会長として、同会の活動を積極的に牽引してきた。 70歳で使い始めたパソコンで地域の広報誌を作る一方で、地元の小学校で郷土史を教えるなど、地域の活性化につながる活動を長年にわたって続けている。   84歳
3 鳥取県
(日野郡日野町)
まつもと せつや
松本 節哉
 会社員を定年退職後、シニアボランティア制度「鳥取県ことぶきリーダー」に登録し、特に郷土玩具(和凧、竹とんぼ、こま等)の伝承のために、町内はもとより鳥取県西部地区における各種文化祭やイベント等において指導者として普及活動を現在も継続的に行っている。中でも親子共同での郷土玩具の作成指導に力を入れており、この活動を通じて、親子のコミュニケーションの必要性・重要性についても伝承を行っている。また、凧の作成に関しては、「日本の凧の会」に入会をし、日本全国の凧についての歴史や知識についても学習をし、これからの普及に役立てばと考えている。 88歳
4 島根県
(松江市)
むとう まさみ
武藤 正實
 被推薦者は、警察官として約40年交通安全教育に携わり、退職後は県安全運転学校の講師として法令、実技などの安全教育を10年間指導した。平成13年以降、地域で高齢者に対する交通安全教育を行なっており、自転車安全教育特別指導員等の資格を活かした指導の他、所轄警察署長から高齢者の安全教育サポートチームに任命され、各地の老人クラブや高齢者に安全講話を行う等、地域の交通安全に全力で取り組んでいる。 79歳
5 山口県
(宇部市)
こうち ちよこ
河内 チヨ子
 72歳の時に、子供のころのわらぞうりを思い出し布ぞうり作りを始め、平成23年3月3日には、3,333足作成を達成した。現在、里山交流施設で、毎月、布ぞうり作り教室を開くほか、地元の小中学校、公民館にも出向いている。技術をマスターした人には認定証を渡すなど、後進の育成にも熱心。参加者は小学生から高齢者まで幅広く、古布リサイクルで環境にも優しい布ぞうりの良さを世代を超えて広めている。 80歳
6 山口県
(平生町)
ふくみつ ちえこ
福光 チヱコ
 地元平生町の調理ボランティア等、福祉活動に携わり、62歳の時、給食サービスボランティアグループを立ち上げ会長を務める。現在は「食彩倶楽部かざぐるま」代表として、町社協「ふれあいまちづくりセンター」の一室で、月3回、地元食材を使った500円ランチを提供する活動を行い、高齢者や家族づれなどの利用者にも喜ばれている。また、自宅で華道教室を開き、公民館や中学校などでも生け花の指導を行っている。 85歳
7 山口県
(防府市)
むらかみ たろう
村上 太郎
 退職3年前の平成5年から、自治会役員として地域行事に参加。平成8年からは老人クラブ員として防府市シルバースポーツ大会400mリレーに参加し連続優勝に貢献。また、200回以上の献血で日本赤十字血液センターから表彰されたほか、華城地区社会福祉協議会役員として、「いきいきサロン」などの福祉活動、「華城子どもみまわり隊」の一員として、児童の登下校時の安全確保など幅広い分野で活躍している。 75歳
8 山口県
(宇部市)
そが くにお
曽我 邦雄
 企業在職中から企業や学会などを対象とした環境教育に携わっていたが、退職後県内で開催された博覧会「山口きらら博」で、子供たちに環境学習を行ったことを契機に、手品・ゲーム・パズルを組み合わせた楽しい体験型環境学習を展開している。独自の教材やプログラムを開発し、小中学校、婦人会など幅広い世代を対象に、県内外で環境問題の大切さを分かりやすく伝えている。 71歳
9 山口県
(美祢市)
さとう のぞむ
佐藤 望
 定年退職後、書道5段の腕前を活かして書道教室を始め、79歳の平成19年からは、老人福祉センター趣味の会の書道をボランティアで指導するほか、自身も俳画の会に入り絵筆をにぎっている。また、昭和43年取得したアマチュア無線の免許を活かし、53歳の時に発足させた美祢市アマチュア無線クラブでは会長を務め、市の消防防災訓練に通信ボランティアとして参加するなど活動を続けている。 84歳
10 山口県
(萩市)
すぎやま ひさし
杉山 尚
 日本ソフトボール協会公認審判員の資格を持ち、長年、ソフトボール振興に携わっている。現在、県内初のソフトボール終身審判員として活動するとともに、シニアソフトボール連盟にも所属し、古希ソフトボールクラブを立ち上げ、監督、選手として活躍している。59歳の時、直腸の手術をし、以来ストマケアが必要であるが、家族の理解と協力を得てスポーツを続ける一方、日本オストミー協会山口県支部長も務めている。 75歳
11 山口県
(山口市)
たなべ たけし
たなべ たけし
 48歳の時、同僚から強く勧められて、川柳の世界に入り、入会直後の句会県大会で入賞したことから、川柳のとりことなる。55歳の時には、職場の川柳会の初代会長となり、地域の川柳会にも所属し、数多くの川柳会に参加。受章を重ねる。平成3年から8年までは、川柳会会長、県の川柳協会副会長を歴任。地域では、川柳の作り方、鑑賞の仕方を教えたりしながら、川柳の第一線で活躍している。 91歳
12 山口県
(下関市)
たきもと さちこ
瀧本 幸子
 高校2年からバドミントンを始め、現在も県内外で開催されるシニア大会に出場。地元大会の世話役を務めるほか、自身でも大会を主催し、参加者との交流を深めている。地元下関市で行われる日韓交流試合での韓国選手との交流をきっかけに、65歳の時、大学の聴講生として韓国語を学び、翌年には県韓国語弁論大会で奨励賞を受賞。「下関市レディースバドミントン連盟」の副会長であり、現役選手としても活躍している。 74歳
13 徳島県
(徳島市)
きむら よしじ
木村 義次
 86歳で、高齢者の介護予防・健康づくりのための「筋力トレーニング教室」を結成し、リーダーとして、精力的に取り組んでいる。現在では、60余名を擁する教室へ発展し、週2回、毎回40数名の地域住民が参加している。92歳になっても、優れた体力、気力、知力を維持し、県下の各老人クラブに対しても、「筋力トレーニング」に関する出前講座も実施し、普及を図っている。 92歳
14 愛媛県
(上浮穴郡久万高原町)
おかだ すみえ
岡田 須美江
 看護婦として長年病院に勤務し、看護婦養成・指導なども行っていた。退職後は、取得している資格を活かした活動を行いたいと趣味の手芸、編み物や蚕の繭を使ったキーホルダー等の製作を行い、地元の文化祭等にも数多く出展している。また、地元の公民館で手芸教室を開いたり、知的障害者作業所などを訪問し、手編みやステンシルなどを教えるボランティア活動を精力的に行っている。 80歳
15 愛媛県
(今治市)
にいだ としただ
新居田 利忠
 自治会活動を通してこれまでに「ごみ減量等推進会」、「自主防災組織」を立ち上げたほか、現在も集落内の情報紙を月一回程度発行し全戸に配布している。また、老人クラブ活動として各種サロンを立ち上げ、私費を投じてゲートボール場を設備してチームで各種大会に参加している。これら社会参加活動を通じて社会とのかかわりを持ち、10年余りを余暇がほとんどない充実した生活を送っている。 76歳
16 松山市 うつのみや とうご
宇都宮 東吾
 第2の人生設計に基づき、森と自然の案内人としてボランティア活動を積極的に実践する。公務員38年の経験を活かすとともに、各種の資格を取得して活動を展開している。ネイチャークラフト並びに自然遊びについては、オリジナルの作品開発し、冊子を発刊する。現在、5の会を結成するなど組織づくりにも取り組み効率的で幅広い活動を推進している。
生涯現役をモットーとし、自ら楽しみ生きがいを求めている。
79歳
17 松山市 かとう みつこ
加藤 彌子
 「すみれ野団地」で役員を引受けた時、仲間づくりの大切さを実感、自分の健康維持のためにもと盆踊りを始め、「すみれ野民踊会」を結成するとともに、校区の盆踊り継承の為「高浜民踊会」も立ち上げる。
一方、食の大切さも勉強、公民館活動として「料理教室」を始めるとともに、県漁連から「おさかなママさん」の認定を受け魚料理の普及に努めている。更に、「すみれ野婦人防火クラブ」の代表としてボランティア活動も続けている。
67歳
18 松山市 いわた ふさこ
岩田 房子
 県及び市の体育指導委員副会長、県グラウンドゴルフ協会女性委員長、えひめ広域スポーツ副委員長など、主として県の体育にかかわる要職にあり、特に女性のスポーツへの参加啓発活動などの推進に努め、生涯スポーツなど新たなスポーツの普及にも貢献している。他人の世話が好きで、ボランティア活動にも積極的である。又、女性のきめ細やかさや、立場を十分に活用して、地域の活性化に貢献し、活動歴は30年以上に及んでいる。 70歳
○九州ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
表章内容 年齢
1 熊本県
(阿蘇郡南小国町)
いわした としお
岩下 利雄
 地元役場を定年退職後、雑草等で荒れていた自宅付近の河川の草刈を行い、景観の為にコスモスを植えた。その後、平成11年の熊本国体に時期を合わせ、およそ160本ものオオベニタデを植え、当時の熊日新聞にも掲載された。以来、一年草であるオオベニタデを毎年植え続けており、活動が10年以上経過した現在では地元の人だけでなく、県外からも数多くの花見客が訪れている。 75歳
2 熊本県
(水俣市)
なりた みつよし
成田 光義
 67歳でボウリングを始め、現在まで毎日のように練習している。ハイスコアは75歳のときに出した277点で、93歳の今でも200点台を記録している。最近カーブに磨きをかけるためマイボールを新調し、技術の向上にも意欲的。昨年は県民体育祭でも最高齢選手として活躍された。盆も正月も毎日毎日ゲームを楽しみ、地域のボウラーに親しまれており、93歳の誕生日を迎えた際には誕生日祝賀大会が開催された。 93歳
3 宮崎県
(五ヶ瀬町)
ごとう みつこ
後藤 ミツ子
 「地域で自分のできることをやっていきたい」という思いで、地域のサロンの立ち上げに尽力、趣味のちぎり絵等を通してサロンの継続に努めている。ボランティアで1人暮らし高齢者を訪問。訪問できなくなった今では、お誕生カードを作成する等して高齢者に元気をわけている。オムツを作り特別養護老人ホームに寄贈するなど、とにかく高齢者のために頑張りたいという意気込みで活動している。 80歳
4 鹿児島県
(曽於市)
ならき けんじ
楢木 兼二
 平成7年から現在まで老人クラブ会長として,高齢者の交流活動や地域貢献活動に尽力している。
約10年前,自費で遊休地をグラウンドゴルフ場として整備し,定期的に大会を主催するなど,地域の高齢者の健康づくりに貢献するとともに,定期的に周辺の清掃美化等も行っている。
また,地域のリーダー的存在として,独自の発想と行動で創作活動を指導し,交流活動を企画し,高齢者の生きがいづくりの場としての「いきいきサロン」を開設・運営するなど,地域活動の充実や活性化にも大きく貢献している。
86歳
5 沖縄県
(うるま市)
きしもと ゆりこ
岸本 百合子
 岸本さんは、お年寄りには生きがいや孫とふれあう楽しみを、子供たちにはお年寄りを尊敬しいたわる心遣いができよう育ってほしいと願い、地域のお年寄りや子ども会等を網羅した「いっぺー会」(沖縄方言で「いっぱい」)を16年前に結成、地元東山区の沿道と隣接する緑地帯の植樹を展開している。それに加え、植樹祭やいっぺー花まつりといった活動を実施しており、活動した森は植物学習や軽スポーツを楽しむ憩いの場となっている。 68歳
6 北九州市 しげずみ はるお
重住 春男
 農機具鍛冶屋として培った技術や知識を活かし、市民農園管理人としてほぼ365日、農機具の貸し出しや農業相談、農機具の使い方のアドバイスなど、市民農園利用者の縁の下の力持ち的な存在となっている。また、北九州市が行う研修等において、サポート役として堆肥利用法のアドバイスなど、これまでの農業経験を活かした活動を行っている。 84歳
○関連団体ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
表章内容 年齢
1 (財)日本郵政退職者連盟
(北海道小樽市)
あべ よしお
阿部 義夫
 若くから書道に親しみ、書道の指導・普及活動をライフワークとしている。各種書道会で自らの書道研究と後進の指導に当るとともに、北海道書道展の審査委員、小樽市の高齢者向け生涯学習講座「小樽老壮大学」の講師として、書道指導と高齢者の生き甲斐活動に活躍し、また、市在住の外国人を対象とする「日本の伝統文化体験会」の書道アドバイザーとして、国際交流の一翼を担うなど、書道文化の普及・発展に活躍している。 82歳
2 (財)日本郵政退職者連盟
(宮城県石巻市)
まつざき つとむ
松崎 勤
 退職後、「石巻ボランティア観光ガイド協会」を結成し、会長・幹事等役職を務める傍ら、自ら石巻市の観光ガイドを担当し、更に会員の指導・育成を行い、街の活性化に貢献している。その他、石巻市の歴史・文化・伝統の調査・検証に努め、毎月同好会の会報に発表し、その知識を観光パンフレット・マップ等の企画編集にも役立て、石巻のイメージアップに貢献している。 75歳
3 (財)日本郵政退職者連盟
(埼玉県所沢市)
やまざき やすお
山崎 保夫
 青年時代に趣味として親しんだ音楽(合唱活動)を生かし、退職後、中高齢者を主体とした合唱団を組織して指揮指導し、メンバーの生涯学習を支援している。現在は、4合唱団を指導し、週一回の練習を行い技能を磨くとともに、市が主催する文化祭や独自に行う演奏会で発表を行い、メンバーの生きがいと地域への貢献に励んでいる。 75歳
4 (財)日本郵政退職者連盟
(長野県下伊那郡)
あつみ やすお
渥美 保雄
 定年退職後、帰郷して水墨画を勉強し、平成12年以降、高森町公民館水墨画教室の講師のほか、自身が主宰する水墨画研究会で水墨画を指導、また、長野県水墨画協会理事、青峰美術院常任委員兼長野県支部長として両美術団体の運営に参画し、さらに地元の「くましろホール」利用者の代表として、地域の文化芸術活動の振興に中心的な役割を果たしている。 82歳
5 (財)日本郵政退職者連盟
(石川県七尾市)
ねや のぼる
閨 昇
 退職後、健康維持にと始めた早朝ウォーキングとラジオ体操を毎日継続して、石川県教育委員会から3千日達成の表彰を受け、その記録を平成23年3月末6,116日に伸ばしている。
俳句も退職後復活させ、地域の俳句大会の選者や公民館で毎月俳句教室の講師を務めるなど、地域の文化向上に貢献している。平成22年10月・11月と地方紙で連続1位入選するなど、卒寿を過ぎた今も実力を磨いている。(平成21年度市文化協会から受彰) 
91歳
6 (財)日本郵政退職者連盟
(広島県広島市)
うめさこ きょうご
梅迫 恭吾
 退職後、憧れであった海外の山登りを目指し国内の名山でトレーニングを積んだ後、ヨーロッパアルプス、カナディアンロッキーなどから、次第に辺境の山に感動し、ヒマラヤ、カラコルムなどに度々足を運び、20年間で61回海外の山旅を重ねた。そんな山の魅力を写真に納めて自宅に飾っていたところ、地域の人々の話題になり、地元公民館等からの展示会依頼が多くなり、そこで、自宅近くにフォトギャラリーを建て、地域住民の観賞の場を提供している。 78歳
7 (財)日本郵政退職者連盟
(広島県広島市)
しもおか まさゆき
下岡 正行
 昭和54年に、天然記念物「誰故草」(和名=エヒメアヤメ)保存会結成し、昭和59年に事務局長、平成15年に会長としてこの幻の花の自生地復元を目指して保存活動に取組んでいる。
昭和59年公民館運営委員長に就任を機に、書道(師範)の特技を活かし公民館活動の一環として「書道教室」開設、農協婦人部教室、地区会館教室でも講師として活躍している。
また、多くの世話役を引受け地域に貢献している。
89歳
8 公益財団法人日本レクリエーション協会
(栃木県佐野市)
かめだ くにとし
亀田 訓利
 小・中学校教員歴36年間の経験を活かし、公立学校退職後は高齢者、障害者の支援に携わりたいと、福祉レクワーカーの資格を取得。大学や専門学校で福祉レクを教えるとともに、福祉現場で高齢者や障害者や保健師さんにレクリエーション指導を実践、伝達を行う。「自分の元気アップにつながっています」と現在もデイサービスセンターや介護予防事業などで支援活動を続けている。 74歳
9 (公財)あしたの日本を創る協会
(栃木県下野市)
ささき はるこ
佐々木 治子
 平成元年から生活学校運動に参加し、ごみ問題、福祉問題等地域の課題に取り組む。また、現在は3年前に仲間とともに地域の居場所づくりとして、コミュニティセンター内に立ち上げた「いどばたカフェ・好縁」(毎週月曜開催)の主力メンバーとして活躍。その他、ボランティア活動も積根的に行い、仲間に刺激を与え、地域の高齢者の良いお手本となっている。 82歳