ゆうき子育て支援隊
子育てに忙しい母親の孤立化や育児ノイローゼをなくしたい。

団体名 ゆうき こそだてしえんたい
ゆうき子育て支援隊
地域茨城県(結城市)
構成員31名 [構成員数/65歳以上の者の占める割合:81%]
活動概要自らの子育て経験を活かした女性のみで構成されている団体で、子育て支援として、母親の孤立化防止や未就学児童の異年齢児交流に生きがいを見出し、また、祖父母と接する機会が少ない核家族との世代間交流を図っている。

(注)構成員等は、平成26年4月1日時点

育児の悩みや問題を解消するために。

ゆうき子育て支援隊1

 「保育所に乳幼児を預け、仕事などで社会と接する機会のある母親とは異なり、1日中家庭で乳幼児と過ごしている母親には特有の悩みがあるんです」と語るのは、「ゆうき子育て支援隊」代表の稲葉さん。母親の孤立化や育児ノイローゼを防ぎたいとの強い思いが、子育て支援活動を始めるきっかけでした。
 支援隊のメンバーは、自らの子育て経験を生かせる女性のみ。子育ての悩みや不安を解消して保護者の負担を軽減するなど、子育て支援を行っています。


公共施設を利用して活動の拠点に。

 活動にあたってまず目を向けたのは、結城市の公民館でした。公民館の利用者は高齢者が多いので、子供と子育て中の若い保護者の元気な声を館内に響かせたいとの思いから、平成13年に公民館講座の企画として「子育てリフレッシュ講座」を開いたのです。
 この企画は高齢者と子育て世代のいずれにも好評で、平成15年からは事業を拡大。エンジョイプレイルーム「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」を、地域のコミュニティ施設などを利用して月8回開催することに。さらに、平成16年からは子育て支援者養成講座を開催、平成23年からは市の駅前分庁舎の次世代育成ルームを無料で借り受け、市からの補助を得て駅前「子どもふれあい広場」を開設しています。
 育児中の保護者の孤立化防止や未就学児童の異年齢児交流に生きがいを見出すとともに、祖父母と接する機会が少ない核家族との世代間交流を図っています。


大切にしたいのは心地いい居場所づくり。

ゆうき子育て支援隊2

 主な活動は、駅前「子どもふれあい広場」を毎週月~土曜日の午前10時~午後4時に運営することです。これは市分庁舎の3階のスペースを借り受けて行っているもので、子供たちだけでなく母親同士のコミュニケーションも図れると好評です。
 また、エンジョイプレイルーム「ホップ」を毎週月曜日午前10時~正午に開設。子供たちの笑い声が響きます。更に、月一回親子で参加体験できるイベントを開催し、物づくりを通したふれあいの機会をつくっています。
 「結城市には現在、児童館が設置されていません。そのため、学童クラブに所属していない放課後児童の居場所作り事業を実施したいのですが、手頃な場所を確保できません。将来に向けて各コミュニティ施設への出前事業ができないかを検討しています」と、稲葉さんは語ります。
 新たな展開からは、たくさんの保護者と子供の笑顔が生まれそうです。