平成28年度社会参加活動事例

都道府県・指定都市・中核市及び高齢者関連団体から推薦のあったエイジレス・ライフを実践する112名、社会参加活動を行う113団体の中から、内閣府に置かれた選考委員会(委員長:瀬沼克彰 桜美林大学名誉教授)において、今年度のエイジレス・ライフ実践事例(個人)55名社会参加活動事例(グループ等)55団体を選考しました。

選考されたエイジレス・ライフ実践者に対し「エイジレス章」、社会参加活動団体に対し「社会参加章」を章する書状を交付するとともに記念の楯を授与します。

平成28年度 エイジレス・ライフ実践事例及び社会参加活動事例選考委員会

委員長
瀬沼 克彰 桜美林大学名誉教授

委員
有馬 廣實 拓殖大学政経学部教授
大島 典子 日本テレビ放送網(株)営業局業務部専門副部長
岡本 峰子 朝日新聞東京本社管理本部人事部採用担当部長
竹川 智子 (株)フラン代表取締役
松村 直道 茨城大学名誉教授
五十嵐 修二 下関市福祉部長
(敬称略)

社会参加章受章団体

北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州 | 関連団体

○北海道・東北ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
グループ等の名称
活動内容
1北海道
(北見市)
ななかまどのかい
ななかまどの会
平成6年の発足以来、社会を明るくする運動を中心に福祉の向上、環境美化の推進に積極的に取り組んでおり、自分達で出来るリサイクルとして、使用済の廃油を使った石鹸の作製や震災地に牛乳パックで作製した椅子を寄附するなど環境問題にも目を向け活動している。地域の方にも信頼が厚く、常に新しい取組を模索しており、他のボランティア団体の模範であり福祉のまちづくりの取組に今後の活躍がますます期待されている。
2岩手県
(陸前高田市)
にんちしょうにやさしい
ちいきしえんのかい

認知症にやさしい
地域支援の会
「はまって かだって」(集まって 語り合う)をコンセプトに、認知症の人も地域社会の一員として自由に集え、自由に語らい、認知症高齢者本人や介護者、一般市民、介護経験者や施設職員などが集う「認知症介護家族の会」を平成19年4月から運営している。平成24年からは認知症カフェを企画・運営しており、認知症だけでなく他の病気や困っている人を地域全体で見守る“やさしい地域社会づくり”を目指し活動している。
3福島県
(相馬市)
えこくらふとしゅげいたっぷ
エコクラフト手芸 たっぷ
エコクラフトで作る手芸を通して活動を行っている。震災後に被災した方々が互いに呼びかけあい作ってみたいとの輪が広がり結成された。構成員の約8割が震災の被災者であり、自らの震災からの復興を果たすため、物を作る楽しさ、喜び等を共有し、コミュニティの場となった。技術を習得した構成員が応急仮設住宅にある集会所や被災者宅等を訪問し、交流しながら作り方を教えるなど、新たな交流の輪を広げるなど地域社会に貢献している。
4郡山市できるおとこのくっきんぐ
できる男のクッキング
公民館主催の「男の料理教室」の受講生が中心となり、自主的に活動を始めた。月に1度の例会で腕をふるい、年齢を感じさせない動きでおいしい料理を作り出していく会員達は地元でも有名になっている。毎年恒例の地域の文化祭では、名物となっている「男のすいとん」も来場者に好評を博しており、売上金を地区の社会福祉協議会に寄付しているほか、地域の「子ども向け料理教室」に協力するなど、地域に貢献している。
5郡山市にゅーわんまんおーけすとら
NEWワンマンオーケストラ
メンバーの平均年齢が78歳(最高齢86歳)となった現在も、老人ホームや障害者施設などへ慰問演奏活動を行っており、平成8年に活動を開始してからの慰問回数は1,000回を超える。自分たちの演奏を聴いてもらうだけではなく、懐メロや童謡を多くして一緒に歌ってもらうことで高齢者等に元気になってもらえるよう心掛けている。自分たちの演奏で喜んでくれる人たちがいることを励みに、元気に活動を続けている。
○関東・甲信越ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
グループ等の名称
活動内容
1茨城県
(阿見町)
あみろうどくのかい
阿見朗読の会
阿見町内にお住まいの視覚障害者が必要としている身近な情報を伝えるため、「広報あみお知らせ版」「あみ議会だより」「しゃきょうだより」を、朗読してCDに録音し、対象者の方へ直接届けている。
2群馬県
(富岡市)
とみおかしけいちょうぼらんてぃあこころのかい
富岡市傾聴ボランティア
「こころの会」
シニア傾聴ボランティア養成講座に参加したことがきっかけとなり発足。施設を中心に訪問し、「お話し相手」として高齢者の方々に生きがいを感じていただけるよう活動を続けている。活動を広げるべく講習会を開催するほか、平成29年度からは個人宅へも活動の幅を広げようと、市や関係機関と連携し、介護保険制度の勉強会を行うなど、準備を進めている。市社会福祉協議会の社会貢献活動にも積極的に参加・貢献している。
3千葉県
(成田市)
なりたしたいしょうことれんめい
成田市大正琴連盟
市内の公民館で活動する大正琴サークル7団体により結成した団体で、市民文化祭や公民館まつり、地域の行事等で精力的に演奏活動を行っている。子供や若い世代への演奏披露、指導も行っており、大正琴の普及にも努めている。また30年近くに渡り、特別養護老人ホームやデイサービスなどでの慰問演奏を続けており、地域福祉に貢献するとともに会員自身の生きがいづくりにつながっている。
4千葉県
(東金市)
へるすさぽーたーのかい
ふれあい

ヘルスサポーターの会
「ふれあい」
「ヘルスサポーター21講習会」修了者により結成されたグループで、自らの健康づくりを実践する中で、会員相互の協力により、正しい生活習慣の定着に向け、地域に根ざした活動を展開している。活動は10年を越え、現在は200人以上の会員が健康づくり活動を実践している。中央における軽スポーツへの参加や、地区支部ごとのウォーキング、調理実習などを通して東金市民の健康意識向上に貢献している。
5千葉県
(長生村)
なんでもやろうかい
何でもやろう会
村の認知症予防事業として行っている脳のトレーニング教室の修了生により結成されたグループで、健康増進や生活能力の維持のため、計算ドリル等を使用した脳のトレーニング教室や、体操やウォーキング、グラウンドゴルフといった野外活動、神社や博物館等の見学など多岐にわたる活動を行っている。併せて会員相互の親睦、交流を深め、孤独感の解消を図ることにより、地域福祉の推進に貢献している。
6東京都
(あきる野市)
おもちゃびょういんあきるの
おもちゃ病院あきる野
会員の豊富な経験と知識・技術を生かし「おもちゃ病院あきる野」の活動を始める。おもちゃの修理を通して子供たちに「物を大切にする心」を育んでもらうと同時に、会員自身が社会福祉活動の担い手となり、尚且つ「活力の向上」にも繋がると12年もの間活動を続けている。また、その活動だけでなく、社会福祉協議会のボランティア啓発事業に協力するなど、地域福祉推進への貢献及び高齢者が豊かな人生を送れるよう尽力している。
7新潟県
(見附市)
みしょうのかい
実生の会
行政主催の生涯学習ボランティア養成講座(講座を開くための企画・立案・運営ノウハウを学ぶ講座)の修了生により結成されたボランティアグループで、環境や健康、ウォーキング等の講座を企画運営している。特に、ウォーキング講座は、独自にウォーキングコースを設定するため、募集と同時に定員に達する人気講座となっており、日本一健康なまちづくりに貢献している。
8横浜市よこはましろうじんくらぶれんごうかいゆうあいかつどういいんかい
横浜市老人クラブ連合会友愛活動委員会
高齢者による同世代を支える「友愛活動の制度」を推進する為に「友愛活動委員会」を設置。訪問、見守り、居場所・たまり場づくり、外出援助等をしている。研修会を始め様々な活動の企画・運営をし、「友愛チーム活動の手引き」や「友愛活動事例集」を作成。
高齢者の閉じこもりをなくし外出のきっかけとなる「集いの場」をつくる「居場所・たまり場づくり」を推進し、実態調査やマップ作成等もしている。"
○東海・北陸ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
グループ等の名称
活動内容
1富山県
(高岡市)
いきいきのうとれくらぶ
いきいき脳トレクラブ
いきいき長寿大学「脳トレリーダー養成講座」の修了生により県内で初めて結成された脳トレグループ。楽しく脳を活性化させ、認知症予防に効く脳トレーニングを介護施設・いきいきサロン・デイサービス等で実施し、脳トレの普及活動を続けている。
例会では、問題作成、会員研修と研鑚にも努め、老人施設の定例訪問や、ふれあいサロンからの依頼を受け、年間10か所以上で脳トレを行い、地域福祉の向上に貢献している。"
2石川県
(七尾市)
ひゃくじゅかい
百寿会
毎年7月に神社、仏閣等の清掃活動を行っているほか、毎月、市の職員等の講師を呼び、生きがいづくりや介護予防を目的とした教室を開催している。
また、地区の伝統芸能である「ぼんぼらがい(盆踊り)」の保存会を老人会を中心に結成し、「ぼんぼらがい」を復活させた。市内イベントで発表するほか、小・中学生に指導を行うなど、地域の伝統芸能に対する理解を深める活動を行い、郷土芸能の振興を図っている。"
3福井県
(坂井市)
とくていひえいりかつどうほうじん
いきいきあいてぃくらぶ

特定非営利活動法人
いきいきITクラブ
退職を機に地域の課題に着目し、自分達が持っている知識や人脈を活用してパソコン教室等のNPO法人を設立し活動している。その活動は、何回でも学べる学びやすさの提供のみならず、学んだことを教える楽しさの体験や受講者同士で交流が図れるようなサロン的な運営、外部の求めに応じたパソコン講師の派遣など、多種多様な活動となっており、公的機関等をうまく巻き込みながら高齢者の生きがいづくりに貢献している。
4福井県
(福井市)
だんせいがっしょうだん
ごーるでんえいじふくい

男声合唱団
ゴールデンエイジふくい
定年退職後の趣味を提供することを目的として結成された、今年10年目を迎える男性のみの合唱団である。コンクール等に出場するだけではなく、小中学校での世代間交流や福祉施設をボランティアで訪問するなど、県内外で活動を行っている。退職後の男性は地域社会との関わりが希薄になりやすいと言われる中、幅広い活動を通して、積極的に社会参加できる場を提供し、生きがいづくりに貢献している。
5静岡県
(掛川市)
みついちんどんどりーむくらぶ
三井チンドンドリームクラブ
娯楽の少ない地域であるが、高齢者や幼児に夢を与えたいとの思いから三井シニアクラブ会員から希望者を募り、三井チンドン隊を立ち上げる。福祉施設や幼稚園などの要請に応じて訪問し、演奏を行い会場の方と合唱することで交流を図る。人目を惹くユニークな衣装と太鼓等を用いた演奏の下での行進は見る者の耳と目を楽しませている。結成以降75回ほど出演し、その活動が評判を呼び、新聞にも活動が掲載されたほか、市外からも出演依頼をいただいている。
6豊田市とよたのうらいふのかい
豊田農ライフの会
農作物栽培技術研修を行う「豊田市農ライフ創生センター」の修了生が作る任意団体で、小規模農家がまとまることで、学校給食の食材、トヨタ生活協同組合への出品、JA産直コーナーへの出店を行って、遊休農地の活用、安全で新鮮・おいしい野菜の提供を行っている。また、小学校で学校給食を通した食育授業の講師やこども園を対象にして種植えから収穫まで行う児童体験農園を開催して社会に貢献している。
7豊田市とよたおもちゃのとしょかん
とよちゃんらいぶらりー

豊田おもちゃの図書館
とよちゃんライブラリー
豊田市地域女性連絡会の自主グループとして発足。子育てに不安を感じたり遊ぶ場所を探している保護者を対象として、定期的に「おもちゃ図書館」を開館しおもちゃ遊びを通した交流の場を提供している。また、とよた男女共同参画センターとの共催事業「親子であそぼう!」を始め様々なイベントで、紙芝居、手遊び・歌遊びなど、手作りのぬくもりを感じる遊びを披露し、地域に根差した子育て支援に貢献している。
8豊田市ゆうあいほうもんのかい
たかおかぽらんてぃあ

友愛訪問の会
高岡ボランティア
当初は一人暮らし高齢者の家を訪問し、話し相手をすることから開始。その後、高齢者の増加に伴い、交流館での交流に変更して開催するとともに、世代を越えて園児との交流も欠かさず取り入れている。発足から20年以上という長年に渡る活動を展開しており、時代背景の変化に伴い活動形態を変更し、バザー品の販売で活動費を補ったり、世代を超えた交流をするなど工夫点が多く、他の模範となる活動である。
9豊田市わかばやしちくこみゅにてぃかいぎふくしいいんかい
若林地区
コミュニティ会議
福祉委員会
コミュニティ会議福祉委員会が中心となり、若林地区の一人暮らし高齢者などの家庭を、中学生と民生・児童委員、福祉委員が同行訪問をしている。この活動は、中学生には、学校教育では得られない体験を得る機会となり、訪問先の高齢者等にとっては、普段接することがない若い世代の考え等を知る機会となっている。20年以上と長年に渡り継続されている取組であり、地域の様々な機関が協力、連携することで地域福祉の推進に貢献している。
○近畿ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
グループ等の名称
活動内容
1滋賀県
(東近江市)
とくていひえいりかつどうほうじん
かじやのさと

特定非営利活動法人
かじやの里
ボランティア団体とレイカディア大学生により「かじや村民大学」事業を開始。地域の社会活動の推進と明るい長寿社会づくりに向けて、園芸教室、木工教室、パンお菓子教室、パソコン教室などの活動を続けている。高齢者の方に教養や教育を提供することで、健康・生きがいづくり・居場所づくりを通した講座事業に取り組み、明るい地域社会づくりに貢献している。
2滋賀県
(東近江市)
はやしだちょうわかたけかい
林田町若竹会
地域の子供は地域で守ろうと有志で、同会が発足。見通しが悪い竹林は、不法投棄の増加、不審者の出没が懸念されることから、竹林の環境改善をきっかけに、地域の子供たちの見守り活動を展開。現在では、竹林の環境保全、維持管理のため、密集している竹の間引きをし、間引きした竹から竹炭や竹酢液を作成し有効利用されている。また、竹を利用した作品により高齢者の生きがい・ふれあいの場づくりになるよう、幅広い年代との交流会を企画され、取組の幅を広げている。
3京都府
(木津川市)
だんしちゅうぼうにはいろうかい
男子厨房に入ろう会
地域の男性が、料理の得手・不得手は関係なく、料理を通して交友の輪を広げようと結成されたグループで、毎月の定例会のほかイベント時の模擬店の出店等、積極的な活動を続けて、今年20年目を迎える。料理を楽しみながらイベント支援ボランティア活動を行うことにより、地域社会に奉仕している。
4奈良県
(三宅町)
さばのかい
SABAの会
男性の孤独死が増加したため、男性の居場所づくり及び一人になっても生活していける力をつけるということを目的で実施した男性料理教室卒業生の集まり。現在2か月に1回の定例会での調理実習と、町行事への積極的なボランティア参加(文化祭での模擬店・幼児園の行事参加など)を行っている。定年退職後の男性の交流の場・社会活動の場として町も期待している。
5堺市オープンガーデン
はなねっとたけしろ
花ネットたけしろ
市のまちづくり協議会をきっかけに自治会を中心にボランティアを募り結成されたグループ。「花の輪づくりは地域の和(なごみ)」をモットーに、4か所のコミュニティガーデンの花の手入れを始めとし、地域の個人宅や施設での庭の開放(オープンガーデン)等、個々の庭から美しい街並へと、花を通じてコミュニティの場を提供し、更に、高齢化が進む地域の活性化にも貢献している。
6姫路市ひがしさかろうじん いもんだん
東坂老人クラブ慰問団
東坂老人クラブは平成23年から、デイサービスなどの老人福祉施設3か所への慰問活動を行っている。唄や歌謡舞踊、フラダンス、銭太鼓などの発表や、施設利用者と一緒に合唱・総踊りを行い、楽しさや感動を届けている。慰問活動をするクラブ会員の半数は80歳を超えており、人前に立つ緊張感や新しい演目にチャレンジする意欲・刺激が、クラブ会員自身の健康増進や意識向上にもつながっている。
○中国・四国ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
グループ等の名称
活動内容
1島根県
(松江市)
ほっきいどばたかい
ほっき井戸端会
仕事社会で頑張ってきた団塊世代の人達が、定年後も生きがいをもって生活するためにほっき井戸端会を結成し、実社会での活動・生活で得たノウハウ・知識を地域で生かしている。平成19年度発足以来60回を超える講演会、勉強会や地域のイベントにも積極的に参加し、高い評価を得ている。
活動内容についてメディアを利用して情報提供し、地域外からもたくさんの方が参加するようになり、法吉地区の知名度向上にも貢献している。"
2島根県
(浜田市)
はつらつけんこうきょうしつ
はつらつ健康教室
認知症を予防し、寝たきりにならないよう、公民館の事業にあわせ活動を開始。地域の食生活改善推進委員や保健委員等と協働しながら活動を継続し、自主的に計画立案し、運営している。行政も後方支援として、教室開催時には血圧測定等実施し協力している。公民館での活動が中心であるが、月に1回教室便りを発行し、地域の方へも情報発信するなど、知識や経験を知恵袋として活かし、地域行事の中で中心的な役割を担っている。
3山口県
(光市)
ひかりしにんちしょう ささ かい
光市認知症を支える会
近隣市の痴呆性老人家族会の分会から活動を開始したグループで、現在は家族間の交流から、認知症への理解促進のための活動、軽度認知症のある方とその家族の憩いの場を創出するための「認知症カフェ」を開催するなど、幅広く活動している。活動歴は22年に渡り、近年、認知症の人の介護が社会問題化する中、認知症の人を地域で支えるための活動に熱心に取り組むなど、「認知症になっても安心して暮らせるまち光市」に大きく貢献している。
4愛媛県
(西条市)
ろうじん いいおかふくじゅかい
老人クラブ飯岡福寿会
小学校と連携し合い三世代交流を積極的に行っており、おたのもさん・しめ縄づくり・昔の遊びを中心とした地域の伝統文化継承に力を注いでいる。また、地域住民たちの心豊かな生活の増進に寄与するとともに、三世代それぞれがコミュニケーション、知育の涵養を図っている。未来を担う子どもたちにとって伝統文化に触れることは、自分の地域への自信と誇りを持つことへ繋がっている。
5広島市やはたむかしあそびのかい
やはた昔遊びの会
まちづくり活用支援事業で昔遊びについて調査し、紹介冊子を作成した。その際に昔遊びの素晴らしさに気付くと同時に昔遊びがなくなりつつある現状にも触れ、さらなる資料収集や普及、指導の活動を開始した。昔遊びに特化して、小学校や公民館等地域と協力し活動を展開している。その活動は高齢者だけでなく、親や子の世代からも好評であり、世代間交流の一助となっている。訪れる先々で新たな昔遊びを発掘、研究し、次の指導に活かす姿勢は伝統継承、ふるさと意識の醸成に寄与している。
6下関市いんないちょうこそだてさろん
印内町子育てサロン
自治会の多くの住民がスタッフとなって、子育て中のお母さんたちがひと時ホッとできる場として子育てサロン活動を10年以上にわたって継続している。伝統的な年中行事の伝承や、市販のお菓子を使わず手作りのおやつを取り入れるなど、シニア世代の強みを生かした活動が特徴的である。スタッフを含め毎回60名以上の参加があり、地域住民の貴重な多世代交流の場ともなっている。 
○九州ブロック
ブロック別通し番号 推薦自治体名 (ふりがな)
グループ等の名称
活動内容
1福岡県
(筑前町)
ふれあいいきいきサロン
しどういん
指導員
高齢者ふれあいいきいきサロンの指導員として、51行政区中33地区で活動を行い、毎月60回前後の活動を実施している。活動内容は二人一組になり各区のサロンで創作や健康体操、レクリエーションの指導を行っている。そのための勉強会も毎月行われ、持ち寄った健康情報を共有している。地域のサロン参加者の健康情報等も共有されるなど、地域福祉に欠かせない存在となっている。
2熊本県
(阿蘇市)
あそほたるのかい
阿蘇ホタルの会
河川の調査から始まり、ホタルの人工孵化に成功し、ホタル発生地のマップ作成やホタルの観賞会を行うなど、精力的に活動されている。現在は、学校や他の地区にホタルの増殖等の指導も行っている。約20年前からは、1年1研究を始め、ホタルの研究のみならず、桜の調査や有害雑草の調査等、多岐にわたって調査されている。昭和52年の設立から現在に至るまで、長きにわたって活動をされている。
3宮崎県
(宮崎市)
びょういん
おもちゃ病院みやざき
定期的におもちゃ病院を開院し、壊れたおもちゃの修理や身の周りの物で簡単なおもゃを造作し、遊びながら工夫し楽しむ体験を通して、子供の「ものを大切にする心や科学する心」の育成に大いに貢献しており、「子育て支援隊」として県の認定も受け、意欲的に活動している。また、65歳以上の会員も多く活動しており、高齢者の生きがいづくりや活躍できる場づくりにも貢献している。
4沖縄県
(与那原町)
よなばるちょうみんよう
あいこうかい

与那原町民謡愛好会
与那原町民謡愛好会は、昭和48年から途絶えることがなく続けられているサークル活動である。会に参加することにより運動機能の維持ができ、大半が後期高齢者であるが要介護認定を受けることもなく、はつらつと活動し町内の老人ホームへの慰問活動をはじめ、町や地区の地域活動等にも積極的に参加しており、地域の老人クラブにとっても中心的な存在である。
5沖縄県
(南城市)
さしきけんそうかい
さしき健走会
南城市に住む高齢者が集まり、ゆっくり永く走ることによる健康づくりと地域の環境整備などのボランティア活動も行っている。現在まで約26年間、各種マラソン大会やねんりんピックに参加、自助努力による資金づくりをしながら、市内の草刈りや花植え運動、老人福祉センターの環境整備など行っている。また、沖縄県が推進している健康長寿を取り戻す運動に賛同し、応援団として積極的に県の活動にも参加している。
6北九州市ふっこのかい
フッコの会
地域の美化活動をきっかけとして平成12年に発足。「住みやすいまちづくり」をモットーに、清掃活動や地域行事への参加など、月1回以上のボランティア活動を続けている。また、自治会をはじめ各種団体と連携し、地域の安心・安全のための活動を行うほか、地元小学校で行われている漁業体験、農業体験活動の支援を行うなど、学校教育に対する支援も積極的に行っている。
7北九州市おくはたがわをきれいにするかい
奥畑川をきれいにする会
奥畑川は、雑草が茂り、ポイ捨てのゴミが散乱する無残な状態であった。これを見かねた有志が「奥畑川をきれいにする会」を結成し、20年間にわたり、清掃活動を行っている。活動が実を結び、川には鮒や鯉等の淡水魚が増え、上流にはホタルが飛び交うようになった。美しい川を残す大切さを後世に伝えるため、地元小学校の児童と共同清掃活動も行っている。
8宮崎市しにあねっとさどわら
NPOシニアネット佐土原
高齢者のパソコン教室の修了生で結成されたグループで、高齢者同士が気兼ねせずに教えあう高齢者向けパソコン教室を開講している。活動は10年を超え、受講生の中には次の講師、アシスタントになっている方もおり、現在の構成員数は30名である。修了生は4千名を超え、自治会等で文書作成及び会計処理を担当している。最近は、台湾の高齢者団体との交流も深めており、Facebookを活用した近況報告も行っている。
○関連団体ブロック
ブロック別通し番号 推薦団体名 (ふりがな)
グループ等の名称
活動内容
1(公財)あしたの日本を創る協会
(栃木県小山市)
とくていひえいりかつどうほうじん
特定非営利活動法人
ワーカーズコレクティブ
「たすけあい大地」
地域の支え合い、たすけあいこそが生活と命の質を向上し、地域への信頼を高め、安心して暮らせる社会を生み出す、との信念を持って活動し、現在は「生活支援に関する事業」「軽度生活援助事業」「まちかど美術館運営事業」を行ない、まもなく「共生型居場所運営事業」を始める。高齢者や障がい者を含む社会的弱者が地域で主役になれる社会を目標の一つとし、常に社会的包摂を念頭に活動している。
2(公財)あしたの日本を創る協会
(兵庫県稲美町)
こそだてしえんあすなろかい
子育て支援あすなろ会
高齢者大学「兵庫県いなみ野学園」の修了生有志によって結成され、絵本の読み聞かせを中心としていろいろな遊びのなかで子供たちの成長を手助けし、若いお母さん方の「子育てについての悩み」の相談を受けアドバイスすることを目標に、地域の子育て支援活動に大変意欲的に取り組んでいる。月2回の定例活動の他、季節ごとのイベントやプレイパーク、食育講習会、4か月健診時のブックスタート活動など幅広い活動を展開している。
3(公財)あしたの日本を創る協会
(岡山市)
いきいきさろんにしざか
いきいきサロン西坂
介護保険制度の制定期に学習会を重ね、社会の情勢を学び、アンケートによる地域の実態や思いを把握し、市のトップを切ってこの会を発足。健康寿命を延すため、気軽に集える身近な町内の公会堂で開始。認知症予防・健康維持のため昼食を共にし、会話やゲームを楽しみ、ストレッチ・ダンベル体操等で筋力、体力維持に努めている。また、幼児クラブ・小学生との交流も加え、絆を深めることにも努め、地域に貢献もしている。
4(公財)あしたの日本を創る協会
(長崎県大村市)
おおむらせいかつがっこう
大村生活学校
昭和41年創立以来50年にわたり、子育て、高齢者支援をはじめ、環境保全などに取り組んできた。とりわけ「一日婦人議会」は、主婦の目線や立場で身近な生活課題や地域課題を取り上げ、行政機関と向き合い、各種課題を話し合いで解決し「住み良い、明るい、ふれあい豊かな街づくり」を目指し、30年間開催してきた。今後も行政機関との対話は必要であり、市民の為に継続していきたい。
5(公社)全国シルバー人材センター事業協会
(横浜市)
しるばーとつかえいごきょうしつ
シルバー戸塚英語教室
じっこういいんかい
実行委員会
高齢社会を迎え老後を如何に楽しく、有益に生活を過ごすかは極めて重要な課題であることから、その対策として中高年者向けの英語教室を立ち上げ英語力の向上、余暇の有効活用、認知症防止、海外旅行等の手助けとなるよう計画。その募集結果、子育てを終え時間的に余裕が出てきた向学心旺盛な女性を中心に多数入会者があり、生涯学習として皆さんが楽しく勉強を続けている。14年間の運営実績がある。
6(公社)全国シルバー人材センター事業協会
(名古屋市)
あつたじんぐうぼらんてぃあ
熱田神宮ボランティア
かんこうがいどのかい
観光ガイドの会
平成10年に「第11回健康福祉祭愛知・名古屋大会(ねんりんぴっく98)」が開催されるに当たり、全国から訪れる選手、役員及び関係者に熱田神宮を案内し一層交流を深める目的で発足した団体である。大会後も引き続きボランティア観光ガイドの会として熱田神宮の了承と支援を得て、土・日・祝日は10:00~15:00、平日は予約客のみを案内している。また、毎月定例会を開催して会員の知識やガイド力のUPを図る為に熱田神宮やその関連の勉強を継続実施している。
7全国年金受給者団体連合会
(千葉県千葉市)
ねんきんわのかい
年金和の会
千葉県年金受給者協会・年金和の会は、女性会員を中心に大道芸の「大江戸玉すだれ」や「銭太鼓」を楽しむ会として平成9年11月に結成された同好会組織。毎月1回定例の練習会を開催し、習得した大道芸・フラダンス・手品・歌・踊り等の技を生かして地域の老人福祉施設・ディサービス施設・子供会等に演芸慰問を行い施設入居者や地域住民に感謝されている。
8日本退職者連合
(熊本市)
だにやまひょっとこあいこうかい
段山ひょっとこ愛好会
ひょっとこ踊りで病院や施設を訪問している。会のメンバーは17人。平均年齢は78歳で女性7人、男性10人。最高齢は88歳の女性。現在、年1回熊本市内の3か所の施設を訪問している。踊りの練習は、月1回、第4水曜日。会員は、練習だけでなく雑談や食事、カラオケを歌ったりして交流している。訪問先では、ひょっとこ踊りを楽しみにしており、演じる会員も生きがいを感じている。入所者の方々は、拍手で迎え、演技を喜んでいる。
9(一財)日本郵政退職者連盟
(岩手県遠野市)
ちょうり・たくはいぼらんてぃあ
調理・宅配ボランティア
「ほのぼの会」
在宅高齢者に会員が交代で週3回の調理・宅配サービスを実施、併せて安否確認、見守り、声がけ等を平成5年から継続して活動しており、地域の高齢者等から感謝されている。会員相互の研修会の開催、グランドゴルフ大会の開催等を行い、士気を高めており、社会貢献への功績が大きい。
10(一財)日本郵政退職者連盟
(栃木県足利市)
あしかがしろうじん れんごうかい
足利市老人クラブ連合会
いごくらぶ
囲碁クラブ
足利市全地域の囲碁愛好者により結成され、足利市の施設を利用して活動を続けている。趣味を通じて生きがい高齢者の支援及び囲碁の普及発展活動に努めている。囲碁サロン、囲碁大会、高齢者の囲碁講座、小学生の囲碁講習会、他のクラブとの交流対局等を実施し、25年にわたり実績を重ねてきた結果、高齢者施設の模範となり、活力ある生き生き高齢者活動に大きく貢献している。
11(一財)日本郵政退職者連盟
(大阪市)
このはなにんちしょう
このはな認知症
サポーターの会
認知症患者を抱える家族の多くから、「認知症になっても一緒に歩きたい」との声が多く聞かれた。そこで、区内の3中学校エリアに居住している認知症指導員(キャラバンメイト)が集まり、認知症の人をサポートする方法を検討する中で「認知症サポーターの会」が結成された。この会を通じて、認知症の人が生き生きと生活できるよう尽力している。
12(一財)日本郵政退職者連盟
(奈良県大和郡山市)
きょうどのれきしをまなぶかい
郷土の歴史を学ぶ会
昭和40年頃から大阪の通勤圏として開発が進み、転入住民が増加したことから、地元民との交流の場として昭和63年に片桐公民館が設置された。以降、同公民館を起点として研修会や現地見学会を実施。当初は古文書の保存から始め、近年は、講師を招聘し、寺社、史跡等の講義、研修を受けるなど活発に活動している。
13(一社)山梨県老人クラブ連合会
(南アルプス市)
あやめいきいきだいがく
あやめ生き生き大学
昭和43年8月に老人クラブのメンバーの中から大学入学希望者を募り、各種講演会、研修会、芸能発表、作品発表、絵手紙部などのクラブ活動や、大学だよりの発行や研修旅行など多彩な活動を繰り広げ、高齢者の生涯学習、相互交流、生きがいづくりを目指している。

エイジレス・ライフ実践事例(エイジレス章受章者)

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