平成14年度において講じようとする高齢社会対策

(オ)歩行空間の形成
 高齢者が交通量の多い道路でも安全、快適に、また不便なく横断・歩行できるよう、高齢者等感応信号機や音響信号機等のバリアフリー対応型信号機の設置、歩行者等支援情報システム(PICS)の今後の整備の方針の策定、幅の広い歩道等の整備、段差の切下げ、視覚障害者誘導用ブロック等の整備、上下移動の負担を軽減するためのスロープや昇降装置付きの立体横断施設の設置、歩行者用案内標識の設置等による歩行空間のバリアフリー化を面的に推進する。あわせて、自転車駐輪場の整備、電線類の地中化、駅前広場の整備、コミュニティ・ゾーン形成事業等を行い、良好な歩行空間の形成を行う。
 また、平成14年度からは、交通安全施設等整備事業において採択基準を改正し、歩行空間のバリアフリー化に資する施設整備への補助を充実する。
 さらに、積雪や凍結による冬期特有のバリアに対し、鉄道駅周辺や中心市街地等特に安全で快適な歩行空間の確保が必要なところにおいて、歩道除雪の充実、消雪施設等の整備を図る。

 

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