第2章 高齢社会対策の実施の状況 

イ 介護サービスの質の向上

 ユニットケアを行う小規模生活単位型特別養護老人ホームについて、その整備の促進及び施設の特徴をいかした適切なサービスの提供を確保するため、施設管理者及びユニットリーダーを対象とした研修を実施している。
 また、特別養護老人ホーム等において身体拘束の廃止が実現されるよう、現場の意識改革や、ケアの質の向上などを目指した「身体拘束ゼロ作戦」を推進している。
 介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質の向上を図るため、平成15年度から、介護支援専門員実務研修について、ケアマネジメントの重要性の認識を深めるためカリキュラムを改正するとともに、介護支援専門員現任研修についても業務習熟度に応じた研修体系に改めている。また、14年度に引き続き、介護支援専門員に対する指導助言や関係機関との連絡調整等を行うケアマネジメントリーダーの養成及び相談窓口体制の整備などの活動支援事業を実施している。

 

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