平成17年度 高齢社会対策 

ウ 認知症高齢者支援対策の推進
 平成17年2月に第162回国会に提出した、今後急増が見込まれる認知症高齢者が住み慣れた地域の中で生活を続けていくことができるよう、「地域密着型サービス」を新たに創設する等を内容とする介護保険法改正法案の成立後においては円滑な施行を図る。
 また、認知症介護の質の向上を目指し、都道府県や指定都市で実施している研修内容の充実を図るとともに、全国3か所の「認知症介護研究・研修センター」において、質の高い介護技術の理論化に向けた学際的な共同研究、都道府県や指定都市において認知症介護に関する指導者を養成し、認知症介護の専門職員等の育成、資質の向上に努めていく。さらに、認知症患者の診療や対応に習熟した医師が、かかりつけ医をサポートするためのネットワークづくりを進めるとともに、認知症高齢者グループホーム開設予定者等の研修事業を充実していく。

 

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