第1章 高齢化の状況 

(3)年齢にかかわりなく働けるシステムを構築していく上で、適切と考えられる条件

 高齢社会の下で、高齢者を始め労働者が年齢に関わりなく能力を十分発揮して働けるようなシステムを構築することが大きな課題となる。
 そこで、企業調査により、「誰もが、意欲と能力に応じて、年齢にかかわりなく働けるシステム」を構築していく上で、社会全体の取組が必要ないし適切と考えられる条件についてみると、「労働者の能力、意欲等に応じた賃金・処遇システムの拡大」が71.4%と7割を超え、次いで、「厚生年金の支給開始年齢や、在職老齢年金制度の見直し」37.0%、「短時間勤務や隔日勤務など、弾力的な形態での就労の場の拡大」36.7%、「定年制度の廃止や見直し」34.8%等の順となっている(図1−3−6)。

図1−3−6 年齢にかかわりなく働けるシステムの構築条件
図1-3-6 年齢にかかわりなく働けるシステムの構築条件

 第3節 人口減少社会における高齢者の能力発揮

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