第1章 高齢化の状況 

(2)NPO活動に対する関心等

 NPO活動に関する高齢者の意識をみると、高齢者の47.3%はNPO活動に関心を有しており、60〜64歳に限ってみると6割近くが関心を有している。一方で、実際に参加している高齢者は3.6%と少数にとどまっている。このことから、多くの高齢者が自らの知識や経験をいかした社会参加を望んでいるにもかかわらず、必ずしも具体的な活動には結びついていない状況がうかがわれる(図1−3−9)。

図1−3−9 NPO活動への関心の有無
図1-3-9 NPO活動への関心の有無

 今後、高齢化が一層進展していく中で、仮に、NPO等を通じたボランティア活動の機会が十分確保されない場合には、意欲と能力を持った高齢期の人材が地域で埋没することともなりかねないことから、良質な活動の場の拡充が一層求められている。

 第3節 人口減少社会における高齢者の能力発揮

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