第1章 高齢化の状況 


コラム 都市と地方の人口構造の差

 全国の人口の年齢構造を示した図をみると、「団塊の世代」を中心とする世代が最も多く、次いで、1970年代前半生まれの「団塊ジュニア世代」が多くなっており、2つの山を形成している。
 首都圏の高齢化率をみると、現在、全国平均に比べて低い数字となっているが、人口の年齢構造を示した図でみると、全国図と同じように「団塊の世代」と「団塊ジュニア世代」が大きな2つの山となっており、今後、この2世代の年齢が推移していくことによって、首都圏でも高齢化が急速に進行することが見込まれる。
 一方、都道府県のうち最も高齢化率が高い島根県の人口の年齢構造を示した図をみると、高齢者の層が厚く、「団塊の世代」が特に大きな山となっているが、「団塊ジュニア」世代は目立つ山を形成していない。
 こうした人口構造の違いをみると、中長期的にみれば、むしろ首都圏のような都市部において高齢者の増加が顕著になっていくと考えられる。

都市と地方の人口構造の差
都市と地方の人口構造の差


 第1節 高齢化の状況

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