第1章 高齢化の状況 

(2)「団塊の世代」が希望する雇用・就業形態は多様である

 労働政策研究・研修機構の調査結果によれば、「団塊の世代」が所得を伴う仕事をしたいと考えている上限年齢は、65歳が42.5%で最も多く、次いで70歳が23.9%となっている。
 また、60歳以降就業を希望する雇用・就業形態をみると、60歳以降に正社員や契約社員・嘱託で働くことを希望する人の割合は、年齢が高くなるにつれて順次低下し、短時間勤務やボランティア活動を希望する人の割合が増えてくることから、加齢により希望する雇用・就業形態は多様化するようになる。
 一方、「団塊の世代」が自身の職業能力をどのように評価しているかについては、仕事を始めて数年の若い人との比較で尋ねた結果をみると、最も多かった「上回っている」と次いで「かなり上回っている」とする人を合わせて3分の2程度となっている。加えて、自己の技能や技術を後継者に伝達すべきとした人が6割強いることから、技能に対する自信、技能継承への意識は高いといえる。

 第1節 高齢化の状況

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