第1章 高齢化の状況(第3節 2)

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第3節 国際比較調査に見る日本の高齢者の意識(2)

2 就労について

(1)収入の伴う仕事をしたいと回答した高齢者の割合は、日本が44.9%

今後、収入を伴う仕事をしたいか尋ねたところ、調査対象国すべての高齢者の過半数が「収入の伴う仕事をしたくない(辞めたい)」と回答している。その一方で収入を伴う仕事をしたい(続けたい)とする高齢者の割合は、日本が44.9%と最も多く、次いでアメリカ39.4%、スウェーデン36.6%、ドイツ22.7%と続いている。(図1-3-3)。

(2)収入の伴う仕事をしたい主な理由は、日本とアメリカは「収入が欲しいから」、ドイツとスウェーデンは「仕事が面白いから」

収入を伴う仕事をしたい(続けたい)理由として、日本とアメリカは「収入が欲しいから」、ドイツとスウェーデンは「仕事そのものが面白いから、自分の活力になるから」と回答する割合が多く、仕事に求めるものの違いが表れている(図1-3-4)。

調査対象国すべての高齢者の半数以上が「収入を伴う仕事はしたくない」と回答するなか、日本の高齢者の44.9%は「収入の伴う仕事をしたい」と回答している。就労を希望する高齢者に対して、多様なニーズに対応した就業機会の提供を図る必要がある。

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