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高齢者安全運転推進協力者養成事業

事業の目的・趣旨

1 事業の目的

 本事業は、高齢者交通安全指導員(以下「シルバーリーダー」という)のうち、地域の高齢者に影響力のある者等を対象にした高齢者の安全運転の普及を推進するための講習会を開催し、もって高齢者に対する安全運転の学習のために必要な知識を習得させ、その指導力の向上を図ることにより、地域での参加・体験・実践型の高齢者安全運転教育を継続的に推進する協力者を養成することを目的とする。

2 事業の内容

 高齢者及び地域活動(行政・ボランティア活動等)に影響力のあるシルバーリーダーに対して、指導力の向上を図るための交通安全教育に関する研修を実施する。
 その内容は、実技体験、座学、全体討議等で構成されるものとし、高齢者の交通安全学習の実施に必要な手法等を理論及び実践の両面から学習させるものとする。
 講習会の実施時期については、おおむね9月から11月までに実施するものとする。

3 事業の役割分担

 本事業において、内閣府、都道府県交通安全対策主管部及び事業運営主体(本事業の運営を国との契約に基づき請け負う者)は、それぞれ次の事務を分担するものとする。

(1) 内閣府
  • 事業実施の管理・監督
    事業全体の管理・監督を行うとともに、必要に応じて関係省庁又は関係機関との調整を行う。
(2) 都道府県交通安全対策主管部
  • 事業に参加するシルバーリーダーの募集
    本事業に参加するシルバーリーダーの募集は、地域における高齢者交通安全教育の継続的な推進役としての活動が可能な者が参加できるよう、高齢者施策担当部局及び管内市区町村と緊密な連携を図り行うものとする。
  • 都道府県及び市区町村担当職員の研修への参加
    研修会の実施に当たり、都道府県及び市区町村の担当職員はオブザーバーとして研修に参加し、高齢者交通安全学習に対する理解を深めるとともに、研修後にシルバーリーダーが地域において行う学習の普及に協力する体制を構築するよう努めることとする。
  • 関係機関・団体への協力依頼
    本事業の実施に際して関係機関・団体の協力を依頼し、地域において高齢者交通安全教育の重要性が広く認識されるよう努めることとする。
  • 事業運営主体の事業の運営に対する協力
    本事業の運営は下記(3)のとおり事業運営主体が行うこととするが、会場の選定、借上げ、参加シルバーリーダーへの連絡、事業に必要な物品の調達等必要な協力を行う。
  • 広報
    本事業の実施に際しては、地元マスコミ等を通じて開催及びその趣旨について事前の広報を行うとともに、事業実施取材や報道についても協力を依頼する。また、可能な範囲で広報番組としての地元テレビでの放映、広報誌への記事掲載等を行う。
    なお、これらの広報について経費が必要となる場合には、都道府県がこれを負担する。
(3) 事業運営主体
  • 事業全体の連絡・調整
    本事業の実施に当たり、内閣府の指示にしたがって事業全体の連絡・調整を行う。
  • 事業の運営
    本事業に係るカリキュラムの作成及び本事業の運営を行う。

4 費用の負担

 本事業に要する費用は、原則として内閣府が負担することとする。

5 その他

 内閣府、都道府県及び事業運営主体の三者は、本事業の実施のため十分な連携を持つよう努めることとし、事業の実施に当たり疑義が生じた場合は、三者で協議の上対応を図るものとする。

事業の内容

1 カリキュラム例

研修プログラム案
研修プログラム案【自動車学校等に於いて】

2 具体的な内容

(ア)身体機能の自己診断及び健康体操(教室)
自己の身体機能の程度を、手軽な道具や教材を使って把握させるとともに、その結果を踏まえた安全運転のアドバイスの仕方を学習する。
また、高齢者の身近な関心ごとである健康の維持の観点から交通安全にアプローチし、体力の低下がもたらす運転時の危険性に気付かせるとともに、手軽にできる健康体操の進め方について学習する。
(イ)危険予測学習及び認知・判断力の自己診断(教室)
高齢ドライバーの典型的な事故をもとに作成した危険予測学習シートを使用した、グループ討議を通じて、危険を予測した運転の重要性に気付かせるとともに、危険感受性を高める危険予測学習の進め方を学習する。
また、交通安全に関する認知・判断力の程度を、ワークシート等を使って把握させるとともに、その結果を踏まえた安全運転のアドバイスの仕方を学習する。
(ウ)運転の基本実習(屋外コース)
高齢ドライバーの典型的な事故をもとに、実際にコース上に危険が潜む交通場面を設定し、実技を通じて危険を予測した運転の重要性に気付かせるとともに、正しい運転の仕方を学習する。
また、死角や内輪差といった車の特性、ABSなど多くの車に装備されている機能について高齢ドライバーの運転実態をもとに、実践を通して再確認させる。
(エ)高齢ドライバー地域講習会の進め方と企画案作成(教室)
地域において実施する高齢ドライバー地域講習会の企画立案や役割分担の仕方や、実際に講習会を進める上で必要な事項について学習する。
また、班別討議により実施企画案を作成し、発表・討議を通して情報を共有することにより、講習会参加後の活動の参考とする。

講習会の様子

(写真をクリックすると拡大します)
自動車教習所での様子1
身体機能診断の模様
自動車教習所での様子2
運転基本実習の模様
自動車教習所での様子3
左折時の危険性
自動車教習所での様子4
討議結果の発表

高齢者安全運転推進協力者養成事業 年度別開催都道府県

平成22年度 秋田、福島、茨城、和歌山、鳥取
平成23年度 岐阜、滋賀、山口、沖縄
平成24年度 宮城、福井、和歌山、香川
平成25年度 岩手、秋田、福島、群馬、鳥取、高知、熊本
平成26年度 広島、鹿児島
平成27年度 宮城、鳥取
平成28年度 広島、鹿児島
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