平成18年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況
第3編 航空交通
第1章 航空交通事故の動向

第3編 航空交通

第1章 航空交通事故の動向

1 近年の航空交通事故の状況

 我が国における民間航空機の事故の発生件数は、平成18年において18件であり、これに伴う死亡者数は4人、負傷者数は10人である。近年は、大型飛行機による航空事故は、乱気流によるものを中心に年2、3件程度にとどまり、小型飛行機等が事故の大半を占めている(第3-1表)。

第3-1表 航空事故発生件数及び死傷者数の推移(民間航空機)

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2 平成18年中の航空交通の安全上のトラブルの状況

 我が国の特定本邦航空運送事業者(客席数が100又は最大離陸重量が5万キログラムを超える航空機を使用して航空運送事業を経営する本邦航空運送事業者)における乗客死亡事故は、昭和60年の日本航空123便の御巣鷹山墜落事故以降発生していない。しかしながら、平成17年1月以降、我が国の航空運送事業者においては、ヒューマンエラーや機材不具合に起因するトラブルが連続して発生しており、平成18年においても、スカイマーク(株)が修理期限を超過して運航したほか、日本航空グループが主脚の検査期限を超過して運航していた事案があり、平成19年3月には、全日空便のボンバルディア機が、高知空港において前脚が出ない状態で着陸するという航空事故が発生した。

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