平成21年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況 平成22年度 交通安全施策に関する計画(概要)
I 現況の概要
第1編 陸上交通
第2部 鉄道交通
第1章 鉄道交通事故の動向

I 現況の概要

第1編 陸上交通

第2部 鉄道交通

第1章 鉄道交通事故の動向

1 近年の運転事故の状況

<1>
鉄道交通における運転事故は、長期的には減少傾向にあり、平成21年の運転事故件数は839件で前年比1.5%減となった。
※運転事故
列車衝突事故、列車脱線事故、列車火災事故、踏切障害事故、道路障害事故、鉄道人身障害事故及び鉄道物損事故をいう。なお、軌道の運転事故は、鉄道運転事故と同様に定義する。
<2>
運転事故による死傷者数は683人(うち死亡者328人)で前年比1.3%減となった。
<3>
踏切事故は322件で前年比3.3%減であり、運転事故の約38.3%を占めた。また、死傷者数は206人で前年比7.2%減となった。
<4>
平成21年中の重大事故(死傷者が10名以上又は脱線両数が10両以上生じた事故)は、12月28日、JR北海道の根室線富良野駅において発生した、列車の除雪車との衝突による人身障害事故の1件である。
運転事故の件数と死傷者数の推移

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