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中城湾港(なかぐすくわんこう)泡瀬地区(あわせちく)埋立事業


1 事業の概要

 中城湾港泡瀬地区埋立事業には、二つの目的があります。

 一つは、中城湾港新港地区多目的国際ターミナルの整備による、沖縄県の産業振興です。

 中城湾港新港地区は、沖縄県における物資の円滑な流通を確保するとともに、産業の振興、雇用機会の創出、産業構造の改善並びに県土の均衡ある発展に資するため、流通機能及び生産機能を併せ持った流通加工港湾として整備を進めています。
 また、平成11年3月には約122haが特別自由貿易地域に指定され、港湾機能を活用した新たな産業と雇用の場の創出が期待されているところです。
港湾整備に伴う浚渫土砂を有効活用
港湾整備に伴う浚渫土砂を有効活用

 現在、新港地区には118社(平成22年4月現在)の企業が立地しており、沖縄県の産業を支える重要な役割を担っています。しかし、これら立地企業が扱う港湾貨物は、現在、那覇港を経由して取り扱われていることから、中城湾港新港地区において直接貨物を取り扱えるよう岸壁の早期整備が望まれています。
 このようなことから、新港地区立地企業の物流効率化を図り、さらに企業進出促進を図る観点から、多目的国際ターミナルとして岸壁(−11m)の整備を進めているところです。


 二つめは、マリンシティー泡瀬の実現による中部圏域の地域振興と活性化です。
 マリンシティー泡瀬は、約30年前に構想され、その後、地元沖縄市が中部圏域東海岸の振興・活性化の起爆剤として検討を進めてきたプロジェクトです。

 新港地区の港湾整備から発生する浚渫土砂を有効活用して出来た人工島を、国際交流や海洋レクリエーションの拠点、地域における情報・教育・文化の拠点とすることで、新たな雇用機会の創出、活力ある地域づくりなど、中部圏域の発展に寄与することが期待されています。 マリンシティー泡瀬イメージ図
マリンシティー泡瀬イメージ図

 なお、現在(平成22年4月)、沖縄市において土地利用計画の見直しが行われているところです。

2 事業の進捗状況

 平成19年度末までに、第一区域の約70haの護岸の締切りが概成し、平成20年度、21年度には護岸の補強等を行いました。

工事進捗状況(平成21年8月)
工事進捗状況(平成21年8月)

3 環境への取組

 事業実施に際しては、計画段階で干潟への影響を極力抑えるため、開発規模を当初計画より縮小するとともに、沖合に出した人工島形式とするなどの配慮を行っています。
 また、工事中は環境への影響を監視するため、工事区域周辺で監視調査を実施し、その結果については、専門家等から構成される環境監視委員会で指導・助言をいただきながら工事を進めています。
干潟への影響を軽減した人工島形式
干潟への影響を軽減した人工島形式

 さらに、埋立工事前に実施した環境影響評価で取り組むこととした海草移植やクビレミドロの保全などについても、専門家等から構成される環境保全・創造検討委員会の指導・助言をいただきながら取り組んでいます。



内閣府政策統括官(沖縄担当)内閣府沖縄振興局  このページのトップへ