原本所蔵機関の紹介

米国海兵隊歴史センター
U.S Marine Corps Historical Center

Washington Navy Yard, DC, U.S.A

第二次世界大戦中の海兵隊の作戦に関わる記録・命令・日誌・電文等が保管されている。国立国会図書館が1995年から1997年にかけて太平洋戦争関係資料を整理・収集。当閲覧室では同国会図書館が所蔵する資料を複写したものである。

米国国立公文書館
National Archives and Records Administration (NARA)

本館: Washington, DC, U.S.A.
新館ArchivesII: College Park, Maryland, U.S.A

アメリカ建国以来の連邦政府機関の公文書、また永久保存に値する文書を保管するため1935年首都ワシントンDCに米国国立公文書館を設立。所蔵文書の中には議会図書館から移管された独立宣言及び憲法の原本、また国務省から移管された権利の章典の原本も展示されている。
資料数の増加に伴い、ワシントンDCに隣接するメリーランド州カレッジパークに新館を開設。本館には主に移民帰化局関係資料、アメリカン・インディアン資料、第二次世界大戦前の軍事資料、裁判所・議会資料等が所蔵され、一方新館には主に第二次世界大戦後の軍事資料、映像・音声資料、写真資料等が所蔵されている。沖縄戦や米国の沖縄統治に関する文書・写真・映像フィルム等は新館に収蔵されている。

RG407資料とは?

沖縄戦を主題とし「軍局長室 第二次世界大戦戦闘報告」というシリーズ名がついた文書群。主に部隊間の電信文・指示書・戦闘計画・尋問録が含まれている。当閲覧室ではRG407資料の内、第10軍の資料を中心に収集した。

防衛研究所

東京都新宿区市谷本村町5-1 (平成28年8月移転)

防衛省の一機関で、安全保障に関する基本的な調査研究、幹部自衛官その他の幹部職員の教育及び戦史に関する基本的な調査研究等を行っている。また、歴史的資料を適切に管理するに類する機関として、戦史史料を公開。
戦史史料・・・米国国務省公文書部から返還された旧陸海軍にかかわる史料のほか、戦後、厚生省復員局が整理保管していたもの、防衛研究所自ら収集したものを所蔵。

外交史料館

東京都港区麻布台1-5-3

外務省の一施設として昭和46年4月に開館。明治初年以降の省内一切の記録を網羅的に収集・分類・保存するほか、文書類の編纂・刊行を行なう。

国立公文書館

(東京本館)東京都千代田区北の丸公園3-2

国の機関から内閣総理大臣が移管を受けた歴史資料としての重要な公文書等を保存し、また一般の利用に供することを目的として昭和45年7月に総理府の付属機関として設置され、平成13年4月から独立行政法人となる。