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障害者施策 サイトマップ
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基礎編

(1)障害者雇用〜はじめの一歩

 障害のある人を職員として受け入れることを検討する場合、こんな問題がある、あんな問題もあると、色々な課題ばかりがまず頭に浮かんできて、なかなか実行に移すことができないことがあるかもしれません。
 しかし、特別なことをしなくても、ちょっとした配慮や工夫から始めるだけで、障害のある人に配慮した職場作りは可能です。例えば、次のようなことに心がけてみてください。

○障害のある職員とのコミュニケーションを十分に図る。
○障害のある職員がその能力を十分に発揮できるよう適材適所の人事管理を行う。
○障害のある職員が働きやすい執務環境を整える。

 これらのことは、障害のある職員がいるかどうかにかかわらず、当たり前のことと思われるかもしれません。しかし、このような当たり前のことについて、管理者や職員ひとりひとりが意識を高めることが、障害のある職員が生き生きと働くことのできる職場を作っていくことにつながります。また、そのことが、結果として今までの仕事の在り方を見直す機会にもなり、すべての職員にとって働きやすい職場作りになります。さらに、障害のある職員に配慮した職場作りは、職員だけでなく、庁舎に来訪する職員以外の障害のある人のためにもなります。
 初めからすべてのことを完璧に行うことは難しいですが、以下に記す障害者の雇用に当たっての5つのステップ、障害についての基礎知識及びQ&Aを参考に、少しずつでも障害者雇用に対する理解を深め、雇用の促進につなげていくようにしましょう。
 意欲と能力のある人を職員として受け入れようとする場合に、その人に障害があり、体の一部が不自由であったとしても、ごく自然に受け入れることのできる、そのような職場作りを目指していきましょう。