平成27年度「心の輪を広げる体験作文」作品集 小学生部門優秀賞

楽しいぼうけん

西都市立妻北小学校三年 阿萬 和春(宮崎県)

 今年の夏、ぼくたちは、ぼうけんをした。まず、じしょで調べたら、ぼうけんは、「あぶないことをすすんでちょうせんすること。」と書いてあった。ぼくたちは、海に行くことにした。

 ぼくたちは、海を地図で調べた。ぼくたちがすんでいるさいとには、海がない。高なべ町まで行くことにした。ぼうけんだから、自てん車で行きたかった。でも車で行くことにした。お母さんが、口を出さないと言ってたのに、「自てん車じゃ日がくれる。」と言ったのでガマンした。

 そして車で行った。30分くらいかかったのでやはり自てん車にしなくてよかった。ぼくたちは車の中で話しながら、ドキドキしていた。友だちと海で遊ぶなんて楽しみすぎる。

 でも、ぼくには心ぱいなことがあった。三人でけんかをしてしまうことだ。海についたら、ぼくは、ほちょうきをはずさないといけない。ほちょうきがないとぼくには声がきこえない。何を話しているか分からない。ぼくは、イライラしてしまう。手話で話してほしいけど、あんまり上手につたえられない。ぼくは、二人の顔をしっかり見ようと思った。心ぱいよりもワクワクの方がずーっと大きかった。

 車のまどから海が見えて来た。ぼくたちの気持ちは、「早く海に入りたい。」それだけだった。

 ぼくはほちょうきをはずした。もう心ぱいなんてなかった。三人で走って、入った。なみは、大きくて強かった。三人で高くジャンプした。三人でなんどもなんどもジャンプをした。いっぱいこけていっぱいわらった。なみはしょっぱくて目に入ったらいたかった。ぼくたちは楽しくてたまらなかった。二人の顔を見たら、あったかい顔をしていた。大きな目をあけて、大きな口をあけてわらっていた。ぼくたちは心が通じていた。

 つぎに、すなはまで遊んだ。バケツにすなを入れてしろを作った。スコップがないから、われた竹をひろって来た。そして、三人で色々な形の石や貝がらをあつめた。大きな貝がらやおにぎりみたいな石もあった。くずれた時は、けんかじゃなくみんなで大わらいした。ぼくはイライラしなかった。あぶない時は、手でバツをしてくれた。しろがかんせいした。さいごにまつぼっくりをのせて、三人で「ヤッター。」とさけんだ。

 ぼくたちのぼうけんは大せいこうした。今年の夏休みで一番の思い出になった。ぼくたちは、ずーっと友だちだ。