資料2 眞保専門委員提出資料 日本の精神科病床での平均在院日数は274.7日(全病床・平均在院日数29.1日)と諸外国と比べ突出して長いと指摘されています。第14条の身体の自由及び安全でも精神科医療における医療保護入院の規定や身体拘束について課題を指摘しているところです。これらを踏まえますと第19条自立した生活及び地域社会への包容の対応部分の3つめの白丸で、「精神保健、精神科医療の充実及び社会的基盤が必要である。」と頭書に記すことで前述の精神科医療の課題がある中でどのような充実が求められるのかを明確にする必要があると考え、以下の文言を提案いたします。 (作業者注・見え消しここから)精神保健、精神科医療の充実及び社会的基盤が必要である。(作業者注・見え消しここまで)精神科病院に入院している人の退院と地域での生活を促進し(作業者注・見え消しここから)つつ(作業者注・見え消しここまで)、地域で暮らす精神障害者を訪問してサービスを提供すること等、(作業者注・赤字ここから)精神障害者が地域で生活できるための精神科医療、精神保健福祉の充実及び環境整備(作業者注・赤字ここまで)を進めることが急務である。