障害者施策総合調査 > <5>高等教育段階における教育

<5>高等教育(高等専門学校・短期大学・大学・大学院)段階における教育

(1)現在通っている学校(<6>問1)

現在通っている学校を尋ねたところ、「大学」が50.0%(23人)、「高等専門学校」が17.4%(8人)となっている。

現在通っている学校
高等専門学校 短期大学 大学 大学院 その他 回答なし 合計
8 0 23 0 7 8 46
17.4 0 50 0 15.2 17.4 100

(2)現在通っている学校の設置主体(<6>問2)

通っている学校の設置主体で最も多かったのは、「私立」で41.3%(19人)であり、次いで「公立」が26.1%(12人)、「国立」が15.2%(7人)となっている。

現在通っている学校の設置主体
国立 公立 私立 回答なし 合計
7 12 19 8 46
15.2 26.1 41.3 17.4 100

(3)現在の学校に通うこととなった契機(複数回答)(<6>問3)

現在の学校に通うこととなったきっかけを見ると、「本人が自分で情報を集めて希望したから」が45.7%(21人)と最も多く、次いで「学びたい分野があるから」が41.3%(19人)、「将来の就職に有利だから」が26.1%(12人)となっている。

現在の学校に通うこととなった契機(複数回答)1
利用していた施設や機関で紹介されたから 医療機関に紹介されたから 親の会で紹介されたから 本人が自分で情報を集めて希望したから 親が情報を集めて希望したから 学びたい分野があるから 将来の就職に有利だから 卒業生や在学生のなかに、自分と同じ障害を持つ人が大勢いるから
2 0 0 21 5 19 12 7
4.3 0 0 45.7 10.9 41.3 26.1 15.2

 

現在の学校に通うこととなった契機(複数回答)2
以前、在籍していた学級の勉強についていけなかったから 以前、在籍していた学級では(いじめなどにより)人間関係がうまくいかなかったから 以前、在籍していた学級では教員(学校)の理解が足りなかったから 以前に在籍していた学級では学校と関係機関との連携がよくなかったから その他 回答なし 回答者数
1 1 0 0 4 9 46
2.2 2.2 0 0 8.7 19.6 100

(4)高校段階で通っていた学校・学級(<6>問5)

高校段階で通っていた学校・学級を尋ねたところ、「全日制高校」が32.6%(15人)と最も多く、次いで「特別支援学校高等部」が28.3%(13人)、「定時制高校」、「通信制高校」、及び「特別支援学校専攻科」がいずれも2.2%(1人)となっている。

在籍していた学級の人数は、「全日制高校」では「31〜40人」が73.3%(11人)と最も多く、次いで「41人以上」が13.3%(2人)となっている。「定時制高校」では「31〜40人」が1人であった。「特別支援学校高等部」では「1〜5人」が46.1%(6人)と最も多く、次いで「11〜20人」が30.8%(4人)、「6〜10人」23.1%(3人)となっている。「特別支援学校専攻科」では「6〜10人」が1人であった。

高校段階で在籍していた学校・学級
全日制高校 定時制高校 通信制高校 特別支援学校高等部 特別支援学校専攻科 その他 回答なし 回答者数
15 1 1 13 1 4 11 46
32.6 2.2 2.2 28.3 2.2 8.7 23.9 100

 

高校段階で在籍していた学級の人数(全日制高校)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 回答なし 合計
0 1 0 0 11 2 1 15
0 6.7 0 0 73.3 13.3 6.7 100

 

高校段階で在籍していた学級の人数(定時制高校)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 合計
0 0 0 0 1 0 1
0 0 0 0 100 0 100

 

高校段階で在籍していた学級の人数(特別支援学校高等部)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 合計
6 3 4 0 0 0 13
46.1 23.1 30.8 0 0 0 100

 

高校段階で在籍していた学級の人数(特別支援学校専攻科)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 合計
0 1 0 0 0 0 1
0 100 0 0 0 0 100

(5)現在受けている教育の満足度(<6>問6)

現在受けている教育に満足しているか尋ねたところ、“満足(「満足している」及び「やや満足している」の合計)”が69.5%(32人)、“満足していない(「あまり満足していない」及び「満足していない」の合計)”が10.9%(5人)であった。

現在受けている教育の満足度

(6)現在受けている教育に満足している理由(複数回答)(<6>問7)

問6で「満足している」又は「やや満足している」と回答した人の満足している理由を見ると、「希望していた教育内容だから」が53.1%(17人)と最も多く、次いで「障害に対する教員の理解があるから」が34.4%(11人)、「自分のニーズに応じた支援・指導内容だから」と「障害に対する友人の理解があるから」がともに25.0%(8人)となっている。

現在受けている教育に満足している理由

(7)現在受けている教育に満足していない理由(複数回答)(<6>問8)

問6で「あまり満足していない」又は「満足していない」と回答した人の満足していない理由を見ると、「自分のニーズに応じた支援がもっと必要だと思うから」が80.0%(4人)と最も多く、次いで「障害学生就学支援が充実していないから」と「障害に対する友人の理解がないから」がともに40.0%(2人)となっている。

現在受けている教育に満足していない理由(複数回答)1
自分のニーズに応じた支援がもっと必要だと思うから 希望していた教育内容とは違うから 障害学生修学支援が充実していないから 必要な施設・設備の整備が十分ではないから 施設のバリアフリー化が十分ではないから 授業料等の費用負担に満足していないから 障害に対する教員の理解がないから
4 0 2 1 0 0 1
80 0 40 20 0 0 20

 

現在受けている教育に満足していない理由(複数回答)2
障害に対する友人の理解がないから 必要な情報を得ることができないから 将来の就職に適した教育内容ではないから 進路についての相談・支援が充実していないから その他 回答者数
2 1 0 0 1 5
40 20 0 0 20 100

(8)障害学生修学支援サービスの有無(<6>問9)

現在通っている学校に障害学生修学支援サービスがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人が37.0%(17人)、「わからない」と回答した人が26.1%(12人)であった。

障害学生修学支援サービスの有無
ある ない わからない 回答なし 合計
17 3 12 14 46
37 6.5 26.1 30.4 100

(9)障害学生修学支援ネットワークの有無(<6>問10)

現在通っている学校に障害学生修学支援ネットワークがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人が17.4%(8人)、「わからない」と回答した人が41.3%(19人)であった。

障害学生修学支援ネットワークの有無
ある ない わからない 回答なし 合計
8 6 19 13 46
17.4 13 41.3 28.3 100

(10)卒業後の希望進路(<6>問11)

卒業後の進路の希望は、「就職」が47.8%(22人)と最も多く、次いで「進学」が21.7%(10人)となっている。

卒業後の希望進路

(11)進路の選択での悩みの有無(<6>問12)

進路を選択するに当たって悩んでいることが「ある」と回答した人が43.6%(20人)であったのに対して、「ない」と回答した人が30.4%(14人)であった。

進路の選択での悩みの有無

(12)進路の選択で悩んでいる理由(複数回答)(<6>問13)

問12で「ある」と回答した人の進路選択に当たって悩んでいる理由を見ると、「進路が決まっていないから」が55.0%(11人)と最も多く、次いで「自分の適性が分からないから」が50.0%(10人)、「希望している職業についての情報がないから」、「相談にのってくれる人がいないから」、「進みたい進路の学費が高いから」及び「進みたい進路についての情報の集め方が分からないから」がいずれも15.0%(3人)となっている。

進路の選択で悩んでいる理由(複数回答)1
進路が決まっていないから 自分の適性が分からないから 希望している職業についての情報がないから 相談にのってくれる人がいないから 進みたい進路の学費が高いから 進みたい進路について家族と意見が合わないから 進みたい進路について先生と意見が合わないから
11 10 3 3 3 0 0
55 50 15 15 15 0 0

 

進路の選択で悩んでいる理由(複数回答)2
進みたい進路についての情報の集め方が分からないから 在宅になるかもしれないから 友人ができないかもしれないから その他 回答なし 回答者数
3 0 1 3 1 20
15 0 5 15 5 100

(13)進路の選択に当たって、学校で指導してほしかったこと(複数回答)(<6>問14)

進路選択に当たって、学校で指導してほしかった(指導してほしい)こと、又は学校に対する要望を尋ねたところ、「資格取得のための支援の充実」が55.0%(11人)と最も多く、次いで「社会人や職業人による講演・講話」と「就職部等における相談体制の充実」がともに40.0%(8人)となっている。

進路の選択に当たって、学校で指導してほしかったこと(複数回答)
就業体験(インターンシップ)などの体験学習 社会人や職業人による講演・講話 就職説明会や就職支援セミナー等の充実 資格取得のための支援の充実 就職部等における相談体制の充実 学校の先生の助言 その他 回答なし 回答者数
6 8 4 11 8 6 3 2 20
30 40 20 40 30 15 10 10 100

(14)進路の選択で悩んでいない理由(複数回答)(<6>問15)

問12で「ない」と回答した人の悩んでいない理由を見ると、「進路が決まっているから」が50.0%(7人)と最も多くなっている。

進路の選択で悩んでいない理由(複数回答)
進路が決まっているから 自分の適性が分かっているから 学校が進路先を決めてくれると思うから。 家族が進路先を決めてくれると思うから。 進路を決めるまでに時間があるから その他 回答なし 回答者数
7 1 0 0 4 0 2 14
50 7.1 0 0 28.6 0 14.3 100

(15)進路が決まった契機(複数回答)(<6>問16)

問15で「進路が決まっているから」又は「自分の適性が分かっているから」と回答した人に、そのきっかけを尋ねたところ、「学校の先生の助言」が最も多くなっている。

進路が決まった契機(複数回答)1
就業体験(インターンシップ)などの体験学習 社会人や職業人による講演・講話 就職説明会や就職支援セミナー等 現在通っている学校の授業 学校の先生の助言 家族の助言 卒業生の体験談と助言
0 1 0 2 3 1 0
0 12.5 0 25 37.5 12.5 0

 

進路が決まった契機(複数回答)2
就職部等における進路相談 アルバイト テレビや本などの情報から その他 回答なし 回答者数
1 1 0 3 1 8
12.5 12.5 0 37.5 12.5 100
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