障害者施策総合調査 > <7>公聴・参画について

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第2章 調査結果

7.公聴・参画について

(1)障害者施策に障害のある人の意見が反映されているか(SA)【問44】

<1>国

 障害者施策に障害のある人の意見が反映されているかを尋ねたところ、国は「あまりされていないと思う」が43.1%、「ある程度されていると思う」が24.1%となっている。
 年齢別にみると、「十分されていると思う」と「ある程度されていると思う」の計である“反映されていると思う”は60歳代以上で30%台、20歳代以下では10%台と差がみられる。また、年齢が高くなるにつれて割合が多くなる傾向にある。

選択肢
十分されていると思う 29 1.4
ある程度されていると思う 514 24.1
あまりされていないと思う 921 43.1
ほとんどなされていないと思う 424 19.9
不明・無回答 247 11.6
全体 2,135 100.0
意見が反映されているかのグラフ画像

【(国)障害者施策に障害のある人の意見が反映されているか(年齢別)】
‐ (n) 十分されていると思う ある程度されていると思う あまりされていないと思う ほとんどなされていないと思う 不明・無回答

反映されていると思う
(小計)

反映されていないと思う
(小計)

不明・無回答
全体 2,135 1.4 24.1 43.1 19.9 11.6 25.4 63.0 11.6
20歳未満 69 0.0 10.1 44.9 31.9 13.0 10.1 76.8 13.0
20歳代 174 0.6 12.6 47.1 28.7 10.9 13.2 75.9 10.9
30歳代 318 2.5 20.8 40.3 25.5 11.0 23.3 65.7 11.0
40歳代 371 1.6 21.6 43.4 25.3 8.1 23.2 68.7 8.1
50歳代 478 1.9 21.8 46.9 19.9 9.6 23.6 66.7 9.6
60歳代 454 0.4 30.4 43.0 13.7 12.6 30.8 56.6 12.6
70歳以上 246 1.2 37.0 36.6 7.3 17.6 38.2 43.9 17.9

<2>住まいの市区町村

 障害者施策に障害のある人の意見が反映されているかを尋ねたところ、住まいの市区町村では「あまりされていないと思う」が34.7%、「ある程度されていると思う」が28.9%となっている。
 年齢別にみると、「十分されていると思う」と「ある程度されていると思う」の計である“反映されていると思う”は70歳以上で45.9%、20歳未満で13.0%と差がみられる。また、年齢が高くなるにつれて割合が多くなる傾向にある。

選択肢
十分されていると思う 50 2.3
ある程度されていると思う 617 28.9
あまりされていないと思う 741 34.7
ほとんどなされていないと思う 268 12.6
不明・無回答 459 21.5
全体 2,135 100.0
意見が反映されているかのグラフ画像

【(住まいの市区町村)障害者施策に障害のある人の意見が反映されているか(年齢別)】
‐ (n) 十分されていると思う ある程度されていると思う あまりされていないと思う ほとんどなされていないと思う 不明・無回答

反映されていると思う
(小計)

反映されていないと思う
(小計)

不明・無回答
全体 2,135 2.3 28.9 34.7 12.6 21.5 31.2 47.3 21.5
20歳未満 69 1.4 11.6 50.7 15.9 20.3 13.0 66.7 20.3
20歳代 174 1.7 21.8 39.7 14.9 21.8 23.6 54.6 21.8
30歳代 318 3.1 24.5 34.6 15.1 22.6 27.7 49.7 22.6
40歳代 371 3.5 23.7 35.8 19.1 17.8 27.2 55.0 17.8
50歳代 478 1.7 25.9 38.3 12.6 21.5 27.6 50.8 21.5
60歳代 454 2.0 37.0 31.5 7.9 21.6 39.0 39.4 21.6
70歳以上 246 2.4 43.5 24.8 6.5 22.8 45.9 31.3 22.8


問45、46は、問44の「国」、「市区町村」の設問で、それぞれ「1.十分されていると思う」、「2.ある程度されていると思う」と答えた人。

(2)障害のある人の意見が反映されていると思う理由(MA)【問45】

 障害のある人の意見が反映されていると思う理由について、国では「障害者団体との意見交換の実施により意見が反映されていると思うから」が68.0%で最も多く、次いで「アンケート調査の実施により意見が反映されていると思うから」が24.9%、「会議における障害者からのヒアリングの実施により反映されていると思うから」が21.0%となっている。
 住まいの市区町村では、「障害者団体との意見交換の実施により意見が反映されていると思うから」が70.3%で最も多く、次いで「会議における障害者からのヒアリングの実施により反映されていると思うから」が26.4%、「アンケート調査の実施により意見が反映されていると思うから」が18.7%となっている。

【国】
選択肢
アンケート調査の実施により意見が反映されていると思うから 135 24.9
障害者団体との意見交換の実施により意見が反映されていると思うから 369 68.0
会議における障害者からのヒアリングの実施により反映されていると思うから 114 21.0
審議会への参加により意見が反映されていると思うから 102 18.8
その他 14 2.6
不明・無回答 49 9.0
全体 543 100.0
反映されていると思う理由グラフ画像

【住まいの市区町村】
選択肢
アンケート調査の実施により意見が反映されていると思うから 125 18.7
障害者団体との意見交換の実施により意見が反映されていると思うから 469 70.3
会議における障害者からのヒアリングの実施により反映されていると思うから 176 26.4
審議会への参加により意見が反映されていると思うから 111 16.8
その他 28 4.2
不明・無回答 74 11.1
全体 667 100.0
反映されていると思う理由グラフ画像

(3)障害のある人の意見が反映されていると思う行政分野(MA)【問46】

 障害のある人の意見が反映されていると思う行政分野について、国では「福祉サービス分野」が67.4%で最も多く、次いで「保健医療分野」が41.1%、「災害時・緊急時の分野」が17.1%となっている。
 住まいの市区町村では、「福祉サービス分野」が74.2%で最も多く、次いで「保健医療分野」が38.8%、「災害時・緊急時の分野」が24.7%となっている。

【国】
選択肢
福祉サービス分野 366 67.4
教育・育成分野 79 14.5
雇用就業分野 85 15.7
保健医療分野 223 41.1
スポーツ・文化活動分野 78 14.4
住宅分野 41 7.6
災害時・緊急時の分野 93 17.1
その他 4 0.7
不明・無回答 54 9.9
全体 543 100.0
反映されていると思う行政分野グラフ画像

【住まいの市区町村】
選択肢
福祉サービス分野 495 74.2
教育・育成分野 102 15.3
雇用就業分野 84 12.6
保健医療分野 259 38.8
スポーツ・文化活動分野 110 16.5
住宅分野 64 9.6
災害時・緊急時の分野 165 24.7
その他 7 1.0
不明・無回答 69 10.3
全体 667 100.0



問47、48は、問44の「国」、「市区町村」の設問で、それぞれ「3.あまりされていないと思う」、「4.ほとんどなされていないと思う」と答えた人。

(4)障害のある人の意見が反映されていないと思う理由(MA)【問47】

 障害のある人の意見が反映されていないと思う理由について、国では「障害者団体との意見交換が十分なされていないから」が72.0%で最も多く、次いで「会議における障害者からのヒアリングが十分なされていないと思うから」が58.5%、「審議会へ参加する機会が十分ではないから」が48.7%となっている。
 住まいの市区町村では、「障害者団体との意見交換が十分なされていないから」が69.8%で最も多く、次いで「会議における障害者からのヒアリングが十分なされていないと思うから」が59.5%、「審議会へ参加する機会が十分ではないから」が52.1%となっている。

【国】
選択肢
アンケート調査が十分なされていないから 444 33.0
障害者団体との意見交換が十分なされていないから 969 72.0
会議における障害者からのヒアリングが十分なされていないと思うから 787 58.5
審議会へ参加する機会が十分ではないから 655 48.7
その他 145 10.8
不明・無回答 68 5.1
全体 1,345 100.0
反映されていないと思う理由グラフ画像

【住まいの市区町村】
選択肢
アンケート調査が十分なされていないから 383 38.0
障害者団体との意見交換が十分なされていないから 704 69.8
会議における障害者からのヒアリングが十分なされていないと思うから 600 59.5
審議会へ参加する機会が十分ではないから 526 52.1
その他 108 10.7
不明・無回答 48 4.8
全体 1,009 100.0
反映されていないと思う理由グラフ画像



(5)障害のある人の意見が反映されていないと思う行政分野(MA)【問48】

 障害のある人の意見が反映されていないと思う行政分野について、国では「福祉サービス分野」が77.2%で最も多く、次いで「雇用就業分野」が63.2%、「保健医療分野」が54.4%となっている。
 住まいの市区町村では「福祉サービス分野」が78.2%で最も多く、次いで「災害時・緊急時の分野」が60.0%、「雇用就業分野」が59.9%となっている。

【国】
選択肢
福祉サービス分野 1,039 77.2
教育・育成分野 606 45.1
雇用就業分野 850 63.2
保健医療分野 732 54.4
スポーツ・文化活動分野 314 23.3
住宅分野 462 34.3
災害時・緊急時の分野 681 50.6
その他 51 3.8
不明・無回答 67 5.0
全体 1,345 100.0
反映されていないと思う行政分野グラフ画像

【住まいの市区町村】
選択肢
福祉サービス分野 789 78.2
教育・育成分野 475 47.1
雇用就業分野 604 59.9
保健医療分野 561 55.6
スポーツ・文化活動分野 286 28.3
住宅分野 389 38.6
災害時・緊急時の分野 605 60.0
その他 40 4.0
不明・無回答 47 4.7
全体 1,009 100.0
反映されていないと思う行政分野グラフ画像

(6)政策について自分の意見を持つために行動しているか(SA)【問49】

 政策について自分の意見を持つために行動しているかを尋ねたところ、「していない」が56.8%、「している」が34.7%となっている。

選択肢
している 741 34.7
していない 1,212 56.8
不明・無回答 182 8.5
全体 2,135 100.0
行動しているかのグラフ画像

(7)政策に自分の意見を持つための具体的な行動(FA)【問50】

 政策に自分の意見を持つための具体的な行動に関する意見は延950件の意見が寄せられ、うち「具体的な活動内容」に関する意見が897件、「その他の意見」が53件となっている。

分類項目 件数
具体的な行動内容 897
その他の意見 53
全体 950


【意見を持つための具体的な活動内容について】

 意見を持つための具体的な活動内容をみると、本調査は全国の障害者団体を通じて行ったこともあり、「団体活動に参加している」が221件で最も多くなっている。次いで「署名運動・請願活動・要望活動」が143件、「様々な人・団体との交流・意見交換・情報交換」が112件となっている。
 障害別にみると、聴覚障害や肢体不自由は「署名運動・請願活動・要望活動」、精神障害や発達障害は「様々な人・団体との交流・意見交換・情報交換」という意見が多くなっている。

【障害別−意見を持つための具体的な活動内容について】
- 件数
団体活動に参加している(団体に所属、役員をしている、団体会議に参加等) 署名運動・請願活動・要望活動 様々な人・団体との交流・意見交換・情報交換 行政との意見交換、会議参加(委員会、懇話会等) 団体機関紙・新聞・インターネット等による情報の収集 講演会等に参加している 地域活動・福祉活動・ボランティア活動等への参加 理解を深める普及・啓発活動 スポーツ・文化活動に参加している アンケートに参加している 議員活動・政治活動 パブリックコメントへの参加 その他
全体 897 221 143 112 92 90 83 37 29 13 8 7 7 55
視覚障害 116 26 10 21 18 11 10 7 3 1 1 2 3 3
聴覚障害 105 22 23 8 11 7 11 7 6 1 0 1 1 7
言語障害 2 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
盲ろう 11 4 2 2 0 1 1 0 1 0 0 0 0 0
肢体不自由 190 30 31 25 26 16 20 6 5 6 1 3 1 20
内部障害 200 69 44 15 12 17 16 7 8 2 1 0 1 8
知的障害 28 11 1 4 1 2 5 1 0 1 1 0 0 1
精神障害 103 18 8 21 8 16 12 7 1 1 0 1 0 10
発達障害 8 1 0 4 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0
難病 43 13 8 2 6 6 2 1 2 0 0 0 1 2
その他の障害 4 0 0 0 1 2 0 0 0 0 1 0 0 0
重複障害 73 20 15 8 6 9 5 1 3 1 2 0 0 3

※ 意見の分類にあたり、「団体活動を通じた署名活動」や「団体を通じた交流」など、団体を通じての活動内容が具体的な場合は、「署名運動・請願活動・要望活動」などのそれぞれの項目で分類し、「団体に所属している」や「団体の役員をしている」など、団体に所属していることのみの内容は「団体活動に参加している」で集約している。



■「署名運動・請願活動・要望活動」に関する具体的な意見

■「様々な人・団体との交流・意見交換・情報交換」に関する具体的な意見



(8)政策について自分の意見を持つために行動していない理由(MA)【問51】

 政策について自分の意見を持つために行動していない理由は、「どこで情報を得れば良いか分からないから」が47.1%で最も多く、次いで「時間的余裕がないから」が36.7%、「バリアフリー化が十分ではなく、行動できないから」が19.1%となっている。

選択肢
興味がないから 160 13.2
時間的余裕がないから 445 36.7
どこで情報を得れば良いか分からないから 571 47.1
バリアフリー化が十分ではなく、行動できないから 232 19.1
その他 153 12.6
不明・無回答 30 2.5
全体 1,212 100.0

行動していない理由グラフ画像

(9)電子投票に対する関心(SA)【問52】

 電子投票に対する関心について、「関心がある」が39.7%で最も多く、次いで「よくわからない」が32.1%、「関心がない」が21.1%となっている。

選択肢
関心がある 847 39.7
関心がない 450 21.1
よくわからない 685 32.1
不明・無回答 153 7.2
全体 2,135 100.0
電子投票に対する関心グラフ画像

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