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少子化対策

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第2章 妊娠、出産、子育ての希望が実現できる社会へ

第3節 子どもの健康と安全を守り、安心して医療にかかれるように

1.小児医療体制を確保する

1)小児医療の充実

小児医療については、近年の累次の診療報酬改定において重点的な評価が行われているところであり、2012(平成24)年度診療報酬改定においても、例えば、従来からある、一般向けの特定集中治療室(ICU)や新生児集中治療室(NICU)の評価に加え、新たに小児専門の特定集中治療室(PICU)に対する評価を新設するなどの措置を講じたところである。

2)小児慢性特定疾患治療研究事業等

治療の確立と普及を図り、あわせて患者家庭の医療費の負担軽減にも資するため、医療費の自己負担分の一部を補助する小児慢性特定疾患治療研究事業を実施している。

2.子どもの健康と安全を守る

1)予防接種

対象疾病の追加(ヒトパピローマウイルス感染症、小児の肺炎球菌感染症、Hib感染症)等を内容とする「予防接種法の一部を改正する法律案」を第183回通常国会に提出し、同法案は2013(平成25)年3月に成立、4月1日より施行された。

2)こころの健康づくり

様々な子どもの心の問題、被虐待児の心のケアや発達障害に対応するため、都道府県域における拠点病院を中核とし、各医療機関や保健福祉機関等と連携した支援体制の構築を図るための事業を2008年度より3か年のモデル事業として実施してきたところであり、2011(平成23)年度においては、本モデル事業の成果を踏まえ、「子どもの心の診療ネットワーク事業」として事業の本格実施を行っている。

3)性に関する科学的な知識の普及と発達段階に応じた適切な教育

政府では、学校において適切な性に関する指導が実施されるよう、各地域における指導者養成と普及を目的とした研修会等を行ったところである。

4)「食育」の普及促進

2011(平成23)年3月には、2011年度から2015(平成27)年度の5年間を期間とする新たな基本計画が決定されたところである。

5)子どもの事故防止

(1)子どもの事故予防のための取組

2010年度から、子どもの事故予防強化事業において、家庭内における子ども(特に乳幼児)の事故予防のためのパンフレット等を両親学級や集団健診等の場において配布・説明するなど、保護者等に対する意識啓発を行っている。

(2)遊び場の安全対策の推進

都市公園における遊具については、安全確保に関する基本的な考え方を示した「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」を2008(平成20)年8月に改訂し、各施設管理者への周知徹底を図っている。

(3)建築物等の安全対策の推進

多数の者が利用する特定の特殊建築物等について、建築物等の所有者等による維持保全計画の作成、定期報告制度等を通じ、適切な維持保全及び必要な改修を促進している。

6)犯罪等の被害の防止

(1)子どもの犯罪等の被害から守るための取組の推進

2012(平成24)年度において、子どもたちが安心して教育を受けるために、学校安全ボランティア等を効果的に活用する仕組みを整備することにより、地域社会全体で、子どもの安全を見守る体制の充実を図るとともに、通学時に自ら安全な行動をとれるようにするため、小学生を対象とした教育教材の作成を行っている。

(2)「安全・安心まちづくり」の推進

「安全・安心まちづくり」の一環として、子どもに対する犯罪の発生が懸念される学校周辺、通学路、公園、地下道、空き家等における危険箇所の把握・改善に努めるとともに、街路灯や防犯カメラの整備を促進するなど、子どもが犯罪被害に遭いにくいまちづくりを推進している。

(3)インターネットに係る有害環境から子どもを守るための取組の推進

子どもが使用する携帯電話等インターネット接続機器へのフィルタリングの普及を目指して、携帯電話販売店等の事業者に対する指導・要請、入学説明会等の機会を捉えた保護者に対する啓発活動、関係機関・団体等と連携した広報啓発活動等の取組を推進するなどしている。

7)子どもの健康に影響を与える環境要因の解明

2010(平成22)年度より、「子どもの健康と環境に関する全国調査」(以下「エコチル調査」という。)を行っている。

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