第2節 新しい少子化対策の概要と今後の取組の方向
1 新しい少子化対策の視点
(新しい少子化対策の特徴)
新しい少子化対策は、少子化対策の抜本的な拡充、強化、転換を図るため、〔1〕社会全体の意識改革と、〔2〕子どもと家族を大切にする観点からの施策の拡充という2点を重視し、後述するとおり新たな視点を整理した上で、40項目にわたる具体的な施策を掲げている。
特に、家族・地域の絆の再生や社会全体の意識改革を図るための国民運動の推進を強調していること、親が働いているかいないかにかかわらず、すべての子育て家庭を支援するという観点も加えて、子育て支援策の強化を打ち出していること、成長に応じて子育て支援のニーズが変わっていくことに着目し、妊娠・出産から高校・大学生期に至るまで、子どもの成長に応じて、年齢進行ごとの4期に分けて子育て支援策を掲げていること、などが特徴的な点といえる。
第1−2−6図 新しい少子化対策の概要