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コラム

大学生の食育について考えるために〜「大学生の食に関する実態や意識についてのインターネット調査」結果の概要〜

近年、栄養の偏りや食習慣の乱れが目立つようになり、とりわけ朝食の欠食は若い世代を中心に問題となっています。

そこで、内閣府では、大学生の食生活に関する実態の把握とともに、食育に関する意識を調査・分析することにより、今後の大学生向けの食育啓発を行うに当たっての基礎資料とすることを目的として、「大学生の食に関する実態や意識についてのインターネット調査」を実施しました(http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/research/pdf/syoku-report.pdf)。

1 調査項目

大学生の食生活等の実態と「食育」に関する意識について

・大学生の食生活等の実態について

・「食育」や日頃の食生活に関する意識・関心について

2 調査対象

全国の大学生

3 調査期間

平成21年2月27日(金)〜3月3日(火)

4 調査方法

調査会社の登録モニターに対するインターネット調査

5 サンプル数

1,223人

6 調査結果

(1)食育への関心度

食育への関心度は、全世代の平均より多少低い傾向にありますが(図1)、食育に関心がある人ほど、「朝食をとる」、「栄養バランスを意識している」、「料理をしている」、「身体面で健康である」、「大学の学園祭でイベントとして大食いや早食いが行われることについて否定的である」といった傾向にあります。

図1 食育への関心度

図1 食育への関心度

▲CSVファイル

(2)朝食の欠食

朝食欠食の状況は、上級学年ほど、男性ほど、下宿生ほど問題があり(図2)、朝食欠食の理由として、「もっと寝ていたいから」、「身支度などの準備で忙しいから」などがあげられています(図3)。また、栄養バランスへの意識の程度や夕食時間と朝食欠食の状況とに関係が見られ、朝食を食べないほど健康ではないと思う傾向があります。なお、朝食欠食や栄養バランスの意識の程度について、所属学部による差はあまり見られませんでした。

図2 朝食の摂取状況

図2 朝食の摂取状況

▲CSVファイル

図3 朝食の欠食理由

図3 朝食の欠食理由

▲CSVファイル

(3)料理の実践

下宿生ほど、また、栄養バランスへの意識が高いほど、料理をしている傾向にありますが、男女間では大きな違いは見られませんでした(図4)。なお、性別に関わらず、伴侶となるべき人に対し、料理ができなくても仕方がないと考えているのは少数派でした。

図4 料理する頻度

図4 料理する頻度

▲CSVファイル

(4)現在及び今後の食生活についての認識

現在の食生活には満足している割合が高いものの、全世代の平均より多少低い傾向にあります(図5)。また、日頃の食生活で悩みを感じるのは女性の方が多く、その内容は「自分の健康」や「自分の食生活上の問題」などがあげられています。さらに、今後の食生活では、「栄養バランスのとれた食事の実践」や「規則正しい食生活リズムの実践」に力を入れたいと思う割合が高くなっています。

図5 現在の食生活への満足度

図5 現在の食生活への満足度

▲CSVファイル

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