食育推進
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トピックス

健康日本21(第二次)

○「健康日本21(第二次)」の策定

健康日本21(第二次)は、平成25年度から10年間の計画であり、その基本となる方針や理念、具体的な目標などについては、健康増進法第7条に基づき厚生労働大臣が定めることとされている「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」(以下「基本方針」という。)の中に盛り込むこととし、平成24年7月10日付けで、この基本方針の全部改正を行い、厚生労働大臣が告示しました。

基本方針では、少子高齢化や疾病構造の変化が進む中で、生活習慣及び社会環境の改善を通じて、子どもから高齢者まで全ての国民が共に支え合いながら希望や生きがいを持ち、ライフステージに応じて、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現し、その結果、社会保障制度が持続可能なものとなることをねらいとしています。すなわち、目指す姿は、全ての国民が共に支え合いながら希望や生きがいを持ち、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会です。時間的又は精神的にゆとりのある生活の確保が困難な者や健康づくりに関心のない者等も含め、国民の健康を支え、守る環境づくりの視点も重視し、生活習慣の改善とともに、社会環境の改善を図ることを推進していくこととしています。

「健康日本21(第二次)」の基本的な方向としては、次の5つの方向を示しています。

<1> 健康寿命の延伸と健康格差の縮小

<2> 生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底

<3> 社会生活を営むために必要な機能の維持・向上

<4> 健康を支え、守るための社会環境の整備

<5> 食生活、運動、休養、喫煙、飲酒及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善

また、目標については、前述の5つの基本的な方針に沿って、計53項目を設定しています。

○「栄養・食生活」に関する目標設定

栄養・食生活は、生命を維持し、子どもたちが健やかに成長し、また人々が健康で幸福な生活を送るために欠くことのできない営みであり、多くの生活習慣病の予防のほか、生活の質の向上及び社会生活機能の維持・向上の観点から重要です。また、健康な社会環境づくりとして、企業等による食環境の改善を促進することも重要です。

栄養・食生活の目標設定については、生活の質の向上とともに、社会環境の質の向上のために、食生活、食環境の双方の改善を推進する観点から行っています。

生活の質の向上のために、主要な生活習慣病(がん、循環器疾患、糖尿病)予防の科学的根拠があるものを中心に、栄養状態、食物摂取、食行動に関する目標を設定しています。具体的には「適正体重を維持している者の増加」として、肥満や20歳代女性のやせの者の割合の減少、「適切な量と質の食事をとる者の増加」として、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加、食塩摂取量の減少、野菜と果物の摂取量の増加、さらに「共食の増加」として、食事を1人で食べる子どもの割合の減少を設定しました。

このほか、ライフステージを通した社会生活機能の維持・向上のために、次世代の健康では、子どもの頃からの健全な食習慣の獲得や子どもの適正体重、高齢者の健康では、低栄養の予防・改善に関する目標を設定しています。これらは、「社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上」に関する目標として設定しています。

栄養・食生活の目標設定の考え方
健康日本21(第二次)における栄養・食生活に関する目標

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