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平成27年度「食育推進ボランティア表彰」について

趣旨

食育の推進は、国民の食生活に直接関わる取組です。これを国民各位に伝えていくためには、国や地方公共団体による取組だけでなく、地域に密着した活動を行っているボランティアの役割が重要です。

また、食育の現状として、とりわけ若い世代の食生活の在り方が問題になっています。不適切な食習慣は長期に継続しがちであることからも、若いうちに食に対する意識改善を喚起する必要があります。

そこで、内閣府食育推進室では、若い世代を対象とした食育活動の推進を図るため、他の地域においても参考となる取組をしているボランティアを表彰することとしました。

概要

内閣府が主催する食育推進ボランティア表彰は、平成27年度が第7回目となります。

平成27年3月14日までに、都道府県、政令指定都市、大学等から58の食育推進ボランティア活動事例が推薦されました。3名の有識者から構成される選考委員会の意見に基づき9の優秀事例が内閣府特命担当大臣表彰の受賞団体(者)として選考されました。受賞者は、第10回食育推進全国大会(東京都墨田区にて開催)において、表彰されました。

また、推薦のあった各団体・個人の食育推進の活動状況を取りまとめた事例集を作成し、若い世代に対する食育推進活動が様々な地域や団体・個人に広まるよう活用していくこととします。

選考委員(五十音順、敬称略)

足立 己幸(選考委員長)
女子栄養大学名誉教授、名古屋学芸大学名誉教授
中村 丁次
神奈川県立保健福祉大学学長、公益社団法人日本栄養士会名誉会長
藤田 公仁子
富山大学地域連携推進機構生涯学習部門教授

推薦された団体・個人

団体:38団体、個人:5件及び大学等15件の総計58件

受賞者一覧

団体・個人名等 主な活動 推薦
西村 敬子 愛知教育大学在職中に、子供たちに栄養バランスや食の大切さを分かりやすく伝える「しょくまるファイブ」を研究室で学生と共に生み出し、それを活用した食育の推進に努めてきた。名誉教授となった現在も食育推進ボランティア「食まるファイブ応援団刈谷」の顧問として熱意と行動力を持って取組を継続。
【主な活動内容】
・ 「しょくまるファイブ」は食育劇や紙芝居、音楽CDやポスター、グッズ等様々な形で活用、普及されている。
愛知県推薦
小山市食生活改善推進員会 「生活習慣病予防のための望ましい食生活を市民に広める」ことを目的として、公民館や道の駅等での栄養講話や調理実習を実施。
特に「生活習慣病・メタボリックシンドローム予防」のための食生活や、「地産地消」の推進、小さい頃から望ましい食生活が送れるために、「食育」を地域ぐるみで広めている。
【主な活動内容】
・ 公民館や道の駅等で栄養講話、調理実習、糖尿病や高血圧予防、朝食の推進等をテーマにした教室等を年間36回実施
・ 親子で作る料理の楽しさや地元でとれる野菜の美味しさ等、料理を選ぶ力を養うための「おやこの食育教室」や夏休み「親子料理教室」を実施(各支部で毎年実施)
栃木県推薦
群馬県立富岡実業高等学校
野 菜 部
食育をテーマに、幼少期の体験の重要性を踏まえ、地域の幼稚園、小学校と連携して「育てて食べる」活動を展開。食の大切さや食を支える農業への理解が深まるよう活動している。
高校生自身も食生活を見直すとともに、地域社会の一員であるという自覚を高めている。
【主な活動内容】
・ 自ら育て収穫することで野菜に親しみを持ち、美味しさに気付けるように野菜の栽培・収穫の指導(夏野菜:4月~7月、秋野菜:9月~11月)
・ 星形やハート形のキュウリ栽培、プレゼント(毎年度)
・ 野菜への苦手意識を解消できるよう野菜の模型のプレゼント(H25)
群馬県推薦
すみだ食育
goodネット
「生産者がいないなら、自ら生産者になろう」と生まれた“すみだ農園”のアイデアにより、各家庭で野菜を栽培し、みんなで食べる環境を作り、世代や地域を超えたコミュニケーションを生み出すきっかけを作ろうとするもので、災害時の非常食としての活用としての試みでもある。
【主な活動内容】
・ 企業から提供されたトマトの苗を、11年目は児童館や子供の家で育てて、収穫してジャムにして食べ、22年目は栽培日記を書くことにより学びの要素を取り入れ、33年目は区内の幼稚園にもトマトの苗を分けて活動を地域に広げるとともに、児童館で枝豆を栽培して豆腐を作って食べるなど、毎年ステップアップしている。
・ その他、会員の能力を活用して高齢者・障害者向けの「誤嚥・窒息予防」セミナーや食品を無駄なく使い切る料理教室等を毎年実施する他、近年は千葉県立保健医療大学の学生を招いた特別授業なども行っている。
東京都推薦
飯山
食文化の会
自ら編集・発行した「信州いいやま食の風土記」をもとに、郷土食をそれにまつわる行事や先人の教え等とともに市民に伝え、次世代に継承するよう情報発信。
また、郷土食を通じて食の大切さとふるさとへの愛情を醸成することも目的として活動。
【主な活動内容】
・ 市内小中学校や公民館等での郷土食講座を開催して調理体験と共に食にまつわる行事やその意義、文化的背景も併せて伝える。(年間40~50回程度開催)
・ 平成26年12月に食の文化祭を開催し、地域や家庭でどのように食文化を伝えていくかを共に考える。
長野県推薦
名古屋学芸大学
Canteen(カンティーン)
「適量で、栄養バランスがよい〝ヘルシーメニュー″を多くの人に知ってもらう。」、「活動を通じて正しい食事を具体的に理解し、自らの食生活で実践する。」を活動目標に掲げ、名古屋学芸大学管理栄養学部の学生達が将来の管理栄養士として働くための実践訓練として、学内だけでなく、商店街等の学外でも活動している。
【主な活動内容】
・ 学生食堂での献立や食事の提供(毎月2回)
・ 日進市にぎわい交流館での500円ランチの提供(毎週土曜日)
・ 名古屋市中心部で行われる「なごやファーマーズマーケット」でのレシピ・試作品の提供(毎月1回)
名古屋学芸大学推薦
堺市健康づくり食生活改善推進協議会 3歳児検診終了後に子供とその保護者に手作りおやつを提供し、望ましい食生活の啓発を行っている。また、こうした取組が地域で認められ、親子クッキング等の様々な活動に広がっている。
【主な活動内容】
・ 3歳児検診終了時の手作りおやつの提供・啓発(7支部で毎月1~2回実施)
・ 親子クッキング(毎年27回)
・ 小・中学校に出向いての伝達食育推進事業(毎年15回)
・ 商業施設での、おばちゃんの「食」コーナーがあり、健康レシピの提案と試食を継続的に実施(毎年11回)
堺市推薦
姫路地域活動栄養士会
食育グループ「キャロッピー」
栄養士会としての活動の中で、幼児期からの食育の必要性を感じ、幼児の食育部門を立ち上げた。幼児期からの食育を推進し、心身ともに健全な市民の育成に寄与することを目的として活動。
県内の他市(加古川市)や県外(神奈川県)にも波及しており、子どもたちだけではなく、保護者や家族、施設職員への波及効果もあり、地域への適切な食生活の普及に貢献。
【主な活動内容】
・ 幼稚園や保育所、公民館等において、年間40~50回、食育出前講座・料理教室を展開
・ 会員のスキルアップ研修会・学習会(月1回の定例会)、兵庫県立大学の特別講義における大学生との交流事業の実施(毎年1回開催)
・ テーマ・対象年齢にきめ細かく対応できるよう、絵本や紙芝居等様々な食育媒体を作成
・ 魚に関する講話、調理実習、実食、後片付け等を行う「さかな丸ごと食育」を年20~30回実施
兵庫県推薦
光市食生活改善推進協議会 子どもや若い世代を対象とした料理教室、食育教室等を開催し、食生活改善や望ましい食習慣の普及啓発活動、食文化の継承などの食育推進活動を推進し、市民の健康づくりに貢献。
【主な活動内容】
・ 若い世代を対象とした健康教室や親子料理教室・食育教室の開催(毎年度10回程度)
・ 学校と連携した料理教室等(毎年度25回程度)、ひかりヘルスメイトだよりの発行(毎年1回)
山口県推薦

事例集

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