<コラム> ○ 最近の女性の政治参画の促進例として、選挙での男女の候補者数を同数にするフランスの「パリテ法」を紹介。下院選挙においては、男女候補者数の差が2%を超える場合には政府から政党助成金削減という制裁もある。2001年3月の選挙の結果、市町村議会議員に占める女性の割合は約22%から約48%に飛躍的に上昇した。 ○ 労働時間の短縮と雇用の再分配を基礎とし、夫婦で1.5人分稼ぐ「オランダ・モデル」は、高い失業率と不況下にあるオランダを救う契機になるとともに、男性が家事・育児・介護等の仕事以外の時間をもつことを可能にした。 ○ 子育てと賃金・ポストのうちどちらを重視するかについての調査によれば、男女差が顕著であり、「子育て重視型」が、女性で約88%であるのに対し男性では約52%にすぎなかった。「賃金・ポスト重視型」は、女性で約4%であるのに対し男性では約40%に上っている。 ○ 育児休業法が施行されてから9年が経過しているが、出産した女性のうち4割を超える人が育児休業を取得しなかったという現状にある。なぜ育児休業を取らなかったのか。この背景には職場優先の企業風土等の障害が潜んでいる。仕事と子育てが両立できるファミリー・フレンドリー企業の普及が望まれる。 ○ 平成11年に、国連は11月25日を「女性に対する暴力撤廃国際日」と定めた。我が国においは13年4月に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」が成立した。ドメスティック・バイオレンス(DV)への取組は世界的に重要な課題となっている。