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「大町北高校 アジア・アフリカ難民支援運動を通して」

長野県大町北高等学校アジア・アフリカ難民支援運動係

係長 田中 彩美さん(18歳)
田中 彩美さん

 大町北高校のアジア・アフリカ難民支援運動は、1985年の3年5組が風呂敷をアフリカへ送ったことがきっかけで始まりました。その後、代々の3年5組の生徒が引き継ぎ、支援物資の種類も増え、バザーも行われるようになりました。その後、3年生全員で取り組む運動となり、2000年には学校全体での活動となりました。
 この伝統あるアジア・アフリカ難民支援運動は今年で20年目を迎えます。物資回収のお知らせのビラ配り、物資を回収し、文化祭でバザーを行い、その売上金でマリ共和国へ物資を送っています。生徒主体のボランティア運動ですから、やる人がいなければその年は途切れるという運動です。幸い20年途切れることなく続いてきました。アジ・アフ活動は人を助ける気持ちや、物を大切にする心、人への思いやりを学ぶことのできるボランティア活動です。
 私たちはこのアジ・アフ活動でたくさんのことを学びました。私たちの集めた物資をマリ共和国へ送ってくれるNGO「マザーランドアカデミー」に研修に行ったこともあります。代表の村上章子さんは教えてくれました。「いのちは皆平等であり、人は人を尊敬するために勉強する。」その言葉は私たちの心に響きました。人は遠くにいてもみんながつながっているのだと思います。しかし、いますべての人が平等ではありません。私たちが物資を送っているマリ共和国でも、砂漠化、飢餓で多くの人々が苦しんでいます。貧困や不平等、それらは私たち人間が起こしたことなのです。だから、同じ人間どうしで協力しあい解決していかなくてはならないと思いました。
 長年にわたってバザーの収益が貯められ、そのお金で北高はマリ共和国のクリコロ州ジャラブク村の小学校にポンプを送りました。そのポンプによって低地の川から水を引くことが可能になり、水田ができました。小学生たちは収穫される米でより貧しい人々への支援を行っているそうです。
 私たちはたいへんやりがいを感じながら係の仕事をしています。人を助けることはあたりまえのことです。支援することで私たち自身の気持ちも変わってきます。物を大切にする気持ち、人を大切にする気持ちが生まれ、それらが当然のようになります。
 アジ・アフ活動は私たちに希望と精一杯努力しようという気持ちを持たせてくれる活動です。

活動写真

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