代表者名:長縄 伸幸 団体構成人数:98名

活動内容等

従業員の約8割が女性という同法人では、事業所内託児所や短時間勤務、フレックスタイム、グループシフト制など、仕事と家庭の両立支援のための多種多様な取組を積極的に取り入れ、ライフステージに合わせて柔軟な働き方ができる体制を整えています。悩みを抱える従業員には家族的な温かさで精神的ケア、経済的支援を行い、妊娠や出産、育児などがキャリアの断絶につながらないよう配慮しています。各種取組は、日常的に従業員と向き合い、地道に話し合いを重ねることで一つ一つ制度化してきたもので、子育て世代はもちろん、あらゆる世代の従業員にとって働きやすい職場環境を実現しています。

また、同法人は長年にわたってボランティアの活性化、組織化に努めており、地域の数多くのボランティアやNPOを巻き込んで、子どもから高齢者まで、あらゆる世代が参加できる講座やイベントなどの子育て支援事業をきめ細かく実施しています。介護施設を拠点に独自の視点で幅広く展開するこうした取組は、地域での新たな世代間の「互助・互恵」関係を生みだしており、子育てしながら安心して働き続けられる地域コミュニティの活性化に大きく貢献しています。また、社会貢献への意識が高く、東日本大震災時には全国でいち早く介護スタッフ2名を被災地の介護施設に派遣し、厚生労働大臣感謝状を授与されました。

運営する高齢者施設と子育て支援の連携は、地域づくりのモデルケースとして海外からも注目され、ドイツ各所で講演し、昨冬はノーベル平和賞授与式記念フォーラムに招かれ、セッションで発表も行いました。同法人の取組が契機となり、2013年度からは各務原市のプロジェクトの一環として幼年期からの社会的排除の負の連鎖についての調査も行われます。

今後、行政と力を合わせて地域のきずな、支え合いの輪をさらに広げていくことが期待されています。

絵の得意な施設利用者が託児所の子どもたちに似顔絵をプレゼント「いつも明るい笑顔をありがとう」

学童クラブの子ども達との交流を楽しむ施設利用者「腕相撲はまだ負けんぞ」

受賞者からの一言

当法人は「ファミリー・フレンドリー・カンパニー」を掲げてこれまで取り組んできました。スタッフとその家族は勿論ですが、ボランティアなどで私たちを支えてくださっている地域の方々も大切なファミリーだと考えています。職員が働きやすい環境というのは就業制度だけで決まるものでなく、これらファミリーの中で相手を思いやり助け合う「互助の精神」を養っていくところが重要だと感じています。今回の受賞は私たちファミリー全体で頂いたものです。スタッフ、家族、地域の皆様と共にこの喜びを分かち合いさらに絆を深めてまいります。

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