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第2部 調査の結果


第3章 職業関係

2 職業に関する体験的活動(キャリア教育)

(1)キャリア教育の効果

【Q11で「1」または「3」と答えたフルタイム(正社員・正職員)の人に】
Q14 [提示カード16]学校におけるカリキュラムの1つとして,実際に働く体験をしたり,起業の模擬体験をしたり,企業に勤める人から働くことについての講義を受けたりするなど,あなたが学生(児童・生徒を含む)のころに行った職業に対する体験的活動は,現在の職業に就く際に役に立ちましたか。この中から1つだけ選んでください。(○は1つだけ)
【Q15で「1」〜「3」と答えた人(就職したい,または希望する職種がある人)に】
Q16 [提示カード18]学校におけるカリキュラムの1つとして,実際に働く体験をしたり,起業の模擬体験をしたり,企業に勤める人から働くことについての講義を受けたりするなど,あなたが学生(児童・生徒を含む)のころに行った職業に関する体験的活動は,今後就きたいと考えている職業を選ぶ際に役に立ちましたか。この中から1つだけ選んでください。(○は1つだけ)

  1. 役に立った
  2. まあ役に立った
  3. あまり役に立たなかった
  4. 役に立たなかった
  5. 職業に関する体験的活動は行ったことがない
  6. わからない
  7. 無回答

 日本の青年にキャリア教育の効果について聞いたところ,フルタイムでは『役に立った』が54.2%(「役に立った」26.8%+「まあ役に立った」27.4%),フルタイム以外で今後の就労意向や希望職種がある者では48.9%(同20.9%+28.0%)である。
 「職業に関する体験的活動は行ったことがない」と回答した者の割合は,フルタイムで17.1%,フルタイム以外で今後の就労意向や希望職種がある者では26.5%である。

図表3−2−1−1 キャリア教育の効果(日本)(CSVファイル)
図表3−2−1−1 キャリア教育の効果(日本)

 フルタイムの者にとってのキャリア教育の効果を5か国比較でみると,『役に立った』と回答した者の割合は,フランス(76.1%),イギリス(59.5%),アメリカ(55.6%),日本(54.2%),韓国(49.5%)の順となっている。
 一方,現在フルタイム以外で就職意向や希望職種のある者で『役に立った』と回答した者の割合は,アメリカで64.7%,イギリスで63.9%とほぼ同率で,フランス(60.0%),韓国(50.4%),日本(48.9%)の順となっている。


図表3−2−1−2 キャリア教育の効果:「現在フルタイム」(5か国比較)(CSVファイル)
図表3−2−1−2 キャリア教育の効果:「現在フルタイム」(5か国比較)

図表3−2−1−3 キャリア教育の効果:「フルタイム以外で就職意向や希望職種あり」(5か国比較)(CSVファイル)
図表3−2−1−3 キャリア教育の効果:「フルタイム以外で就職意向や希望職種あり」(5か国比較)

  日本の青年についてフルタイムの者にとってのキャリア教育の効果を男女別にみると,『役に立った』(男性45.4%,女性63.4%)と回答した者の割合は,女性の方が高くなっている。
  一方,現在フルタイム以外で就職意向や希望職種のある者の場合は,男女差がみられない。


図表3−2−1−4 キャリア教育の効果:「現在フルタイム」(男女別)(CSVファイル)
図表3−2−1−4 キャリア教育の効果:「現在フルタイム」(男女別)

図表3−2−1−5 キャリア教育の効果:「フルタイム以外で就職意向や希望職種あり」(男女別)(CSVファイル)
図表3−2−1−5 キャリア教育の効果:「フルタイム以外で就職意向や希望職種あり」(男女別)

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(2)キャリア教育の受講意向

【Q14またはQ16で「5」と答えた,体験的活動は行ったことがない人に】  
Q17 実際に働く体験をしたり,起業の模擬体験をしたり,企業に勤める人から働くことについての講義を受けたりするなどの職業に関する体験的活動を行ってみたい(みたかった)ですか。(○は1つだけ)

  1. はい
  2. いいえ
  3. わからない
  4. 無回答

 日本の青年で今までキャリア教育を受けたことのない者に,起業の模擬体験をしたり,企業に勤める人から働くことについての講義を受けたりするなどの職業に関する体験的活動を行ってみたい(みたかった)かを聞いたところ,「はい」と回答した者の割合は58.6%である。

 5か国比較でみると,キャリア教育の受講意向(「はい」と回答)は,フランス(68.0%)と韓国(67.9%)が6割台でほぼ同率となっており,日本(58.6%),イギリス(39.0%),アメリカ(28.1%)の順となっている。

図表3−2−2−1 キャリア教育の受講意向(CSVファイル)
図表3−2−2−1 キャリア教育の受講意向

 日本の青年について男女別にみると,「いいえ」(男性28.8%,女性19.6%)と回答した受講意向のない者の割合は,男性が高い。

図表3−2−2−2 キャリア教育の受講意向(男女別)(CSVファイル)
図表3−2−2−2 キャリア教育の受講意向(男女別)

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(3)フルタイムとしての就労意向

【Q11で「2」,「4」〜「7」と答えた人に】
Q15 [提示カード17]あなたは,フルタイム(正社員・正職員)として就職する意思や希望する職種がありますか。この中から1つだけ選んでください。(○は1つだけ)

  1. 就職したいと思っており,希望する職種がある
  2. 就職したいと思っているが,希望する職種は決まっていない
  3. 今は就職したいと思っていないが,希望する職種はある
  4. 今は,就職したいと思っていないし,希望する職種もない
  5. わからない
  6. 無回答

 日本の青年でフルタイム以外の者にフルタイム(正社員・正職員)として就職する意思や希望する職種を聞いたところ,「就職したいと思っており,希望する職種がある」と回答した者の割合は46.5%で,「就職したいと思っているが,希望する職種は決まっていない」は30.3%である。 

 5か国比較でみると,韓国では,「就職したいと思っており,希望する職種がある」と回答した者の割合は56.6%,「就職したいと思っているが,希望する職種は決まっていない」が24.6%である。
 アメリカとイギリスでは,「就職したいと思っており,希望する職種がある」(アメリカ47.1%,イギリス43.6%)と回答した者の割合は4割台,「就職したいと思っているが,希望する職種は決まっていない」(同25.8%,24.4%)は2割台である。
 一方,フランスでは,「今は,就職したいと思っていないし,希望する職種もない」と回答した者の割合が38.4%で最も高く,「就職したいと思っており,希望する職種がある」と回答した者は27.6%である。

図表3−2−3−1 フルタイムとしての就労意向(CSVファイル)
図表3−2−3−1 フルタイムとしての就労意向

 日本の青年について男女別にみると,差はみられない。

図表3−2−3−2 フルタイムとしての就労意向(男女別)(CSVファイル)
図表3−2−3−2 フルタイムとしての就労意向(男女別)

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