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第2部 調査の結果


第3章 職業関係

3 職場への帰属意識・満足度

(1)転職経験

Q18(F9) [提示カード19]あなたは,これまで何回転職しましたか。(○は1つだけ)

  1. 一度も転職しなかった
  2. 1回(今の仕事が二度目)
  3. 2回(今の仕事が三度目)
  4. 3回(今の仕事が四度目)
  5. 4回以上
  6. これまで一度もフルタイム(正社員・正職員)で仕事をしたことがない
  7. わからない
  8. 無回答

 日本の青年にこれまでの転職経験を聞いたところ,「1回(今の仕事が二度目)」が7.8%,「2回(今の仕事が三度目)」が4.2%,「3回(今の仕事が四度目)」が1.8%,「4回以上」が2.9%で,「一度も転職しなかった」と回答した者の割合は45.0%である。
 「これまで一度もフルタイム(正社員・正職員)で仕事をしたことがない」という者は,37.6%である。

 5か国比較でみると,「一度も転職しなかった」と回答した者の割合は,日本(45.0%)が最も高く,イギリス(27.4%),アメリカ(22.0%),フランス(16.5%),韓国(13.1%)の順となっている。
 一方,「これまで一度もフルタイムで仕事をしたことがない」と回答した者の割合は,フランス(65.3%)と韓国(64.7%)が6割台で,日本(37.6%),アメリカ(26.7%),イギリス(26.5%)の順となっている。

図表3−3−1−1 転職経験(CSVファイル)
図表3−3−1−1 転職経験

 日本の青年について男女別にみると,差はみられない。

図表3−3−1−2 転職経験(男女別)(CSVファイル)
図表3−3−1−2 転職経験(男女別)

 日本の青年について職業別にみると,「1回」(フルタイム11.2%,パートタイム16.8%),「2回」(同4.0%,10.1%)など転職経験のある者の割合はパートタイムが高い。一方,「一度も転職しなかった」(同78.9%,34.2%)と回答した者の割合は,フルタイムがパートタイムを45ポイント上回っている。

図表3−3−1−3 転職経験(職業別)(CSVファイル)
図表3−3−1−3 転職経験(職業別)

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(2)職場生活の満足度

【Q11で「1」〜「4」と答えた,仕事をしている人に】
Q19 [提示カード20]あなたは,職場生活に満足していますか。(○は1つだけ)

  1. 満足
  2. やや満足 
  3. やや不満
  4. 不満
  5. わからない
  6. 無回答

 日本の青年について職場生活への満足度をみると,職場生活に『満足』が74.9%(「満足」32.8%+「やや満足」42.1%)である。

 5か国比較でみると,いずれの国でも『満足』が多数を占めており,『満足』と回答した者の割合はフランス(90.6%)が最も高く,イギリス(85.5%),アメリカ(83.5%),日本(74.9%),韓国(72.1%)の順となっている。

図表3−3−2−1 職場生活の満足度(CSVファイル)
図表3−3−2−1 職場生活の満足度

  日本の青年について時系列比較でみると,第6回調査以降,『満足』と回答した者の割合が7割を上回っている。

図表3−3−2−2 職場生活の満足度(時系列比較)(CSVファイル)
図表3−3−2−2 職場生活の満足度(時系列比較)

  日本の青年について男女別にみると,差はみられない。

図表3−3−2−3 職場生活の満足度(男女別)(CSVファイル)
図表3−3−2−3 職場生活の満足度(男女別)

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(3)転職に対する考え方

Q21 [提示カード22]転職については,様々な考え方があります。この中からあなたの考えに近いものを1つだけ選んでください。(○は1つだけ)

  1. つらくても転職せず,一生一つの職場で働き続けるべきである
  2. 職場に強い不満があれば,転職することもやむをえない
  3. 職場に不満があれば,転職する方がよい
  4. 不満がなくても,自分の才能を生かすためには,積極的に転職する方がよい
  5. わからない
  6. 無回答

 日本人の青年に転職に対する考え方を聞いたところ,「職場に強い不満があれば,転職することもやむをえない」と回答した者の割合が57.5%で最も高く,「職場に不満があれば,転職する方がよい」が17.2%,「不満がなくても,自分の才能を生かすためには,積極的に転職する方がよい」が10.7%となっている。
 「つらくても転職せず,一生一つの職場で働き続けるべきである」という者は12.5%である。

 5か国比較でみると,韓国では,日本と同様に「職場に強い不満があれば,転職することもやむをえない」が35.3%で最も高い。「不満がなくても,自分の才能を生かすためには,積極的に転職する方がよい」(29.4%)は,日本を19ポイント上回っている。
 一方,アメリカ,イギリス,フランスでは「職場に不満があれば,転職する方がよい」(アメリカ54.5%,イギリス55.3%,フランス45.7%)と回答した者の割合が最も高く,「職場に強い不満があれば,転職することもやむをえない」(同20.6%,20.6%,32.3%),「不満がなくても,自分の才能を生かすためには,積極的に転職する方がよい」(同14.3%,17.0%,15.6%)の順となっている。

図表3−3−3−1 転職に対する考え方(CSVファイル)
図表3−3−3−1 転職に対する考え方

 日本の青年について時系列比較でみると,「職場に強い不満があれば,転職することもやむをえない」と「つらくても転職せず,一生一つの職場で働き続けるべきである」と回答した者の割合は,第6回調査以降高くなっている。

図表3−3−3−2 転職に対する考え方(時系列比較)(CSVファイル)
図表3−3−3−2 転職に対する考え方(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,「職場に強い不満があれば,転職することもやむをえない」(男性52.2%,女性62.7%)は男性より女性の割合が,「一生一つの職場で働き続けるべきである」(同15.8%,9.2%)は女性より男性の割合が,それぞれ高くなっている。

図表3−3−3−3 転職に対する考え方(男女別)(CSVファイル)
図表3−3−3−3 転職に対する考え方(男女別)

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