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第2部 調査の結果


第3章 職業関係

4 仕事に対する考え方

(1)職業選択の重視点

Q20 [提示カード21]仕事を選ぶ際に,どのようなことを重視しますか。この中からいくつでも選んでください。(○はいくつでも)

  1. 収入
  2. 労働時間
  3. 通勤の便
  4. 仕事内容
  5. 職場の雰囲気
  6. 仕事の社会的意義
  7. 事業や雇用の安定性
  8. 将来性
  9. 専門的な知識や技能を生かせること
  10. 能力を高める機会があること
  11. 自分を生かすこと
  12. その他(具体的に)
  13. わからない
  14. 無回答

 日本人の青年が仕事を選ぶ際に重視することとしては,「仕事内容」が69.3%で最も高く,以下「収入」(67.8%),「職場の雰囲気」(58.6%),「労働時間」(46.2%),「自分を生かすこと」(40.8%),「通勤の便」(38.8%)の順となっている。

 5か国比較でみると,日本以外の4か国では「収入」(韓国82.7%,アメリカ88.7%,イギリス81.4%,フランス76.8%)が最も高くなっている。
 次いで,韓国では「将来性」(49.8%)が,アメリカとイギリスでは「労働時間」(アメリカ73.9%,イギリス65.2%)が,フランスでは「仕事内容」(48.4%)が,それぞれ高くなっている。

図表3−4−1−1 職業選択の重視点(CSVファイル)
図表3−4−1−1 職業選択の重視点

 日本の青年について時系列比較でみると,「職場の雰囲気」(第7回44.3%→第8回58.6%)は,前回調査より14ポイント高くなっている。また,「将来性」(同28.6%→33.9%),「能力を高める機会があること」(同20.7%→30.1%),「事業や雇用の安定性」(同19.6%→28.3%),「仕事の社会的意義」(同9.6%→15.6%)と回答した者の割合も,前回調査より高くなっている。

図表3−4−1−2 職業選択の重視点(時系列比較)(CSVファイル)
図表3−4−1−2 職業選択の重視点(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,男女とも「仕事内容」(男性69.0%,女性69.6%)と回答した者の割合が最も高く,以下「収入」(同68.8%,66.8%),「職場の雰囲気」(同51.3%,65.8%)の順となっている。
 「職場の雰囲気」と「通勤の便」(同33.3%,44.2%)は男性より女性の割合が,「将来性」(同42.6%,25.4%)と「能力を高める機会があること」(同33.8%,26.4%)は女性より男性の割合が,それぞれ高くなっている。


図表3−4−1−3 職業選択の重視点(男女別)(CSVファイル)
図表3−4−1−3 職業選択の重視点(男女別)

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(2)昇進・昇給の方法

Q22 [提示カード23]あなたは,どのような方法で昇進や昇給を決めるのが望ましいと思いますか。この中から1つだけ選んでください。(○は1つだけ)

  1. 勤続年数のみによって決まる
  2. 勤続年数を中心に,多少勤務成績が加味される
  3. 勤務成績を中心に,多少勤続年数が加味される
  4. 勤務成績のみによって決まる
  5. わからない
  6. 無回答

 日本の青年に昇進や昇給を決めるのに望ましい方法を聞いたところ,「勤務成績を中心に,多少勤続年数が加味される」(45.3%)と回答した者の割合が最も高く,次いで「勤続年数を中心に,多少勤務成績が加味される」が36.1%である。

 5か国比較でみると,韓国では,「勤続年数を中心に,多少勤務成績が加味される」(41.3%)または「勤務成績を中心に,多少勤続年数が加味される」(40.5%)と回答した者の割合がほぼ同率となっている。
 一方,アメリカでは,「勤務成績を中心に,多少勤続年数が加味される」が51.4%で最も高く,次いで「勤務成績のみによって決まる」が26.7%である。
 イギリスでは,「勤務成績のみによって決まる」(36.6%)と「勤務成績を中心に,多少勤続年数が加味される」(34.2%)がともに3割台でほぼ同率となっている。
 フランスでは,「勤務成績を中心に,多少勤続年数が加味される」と回答した者の割合が48.2%で最も高く,「勤続年数を中心に,多少勤務成績が加味される」(23.7%)と「勤務成績のみによって決まる」(22.1%)が2割台である。

図表3−4−2−1 昇進・昇給の方法(CSVファイル)
図表3−4−2−1 昇進・昇給の方法

 日本の青年について時系列比較でみると,「勤続年数を中心に,多少勤務成績が加味される」(第7回25.8%→第8回36.1%)は,前回調査より10ポイント高くなっている。

図表3−4−2−2 昇進・昇給の方法(時系列比較)(CSVファイル)
図表3−4−2−2 昇進・昇給の方法(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,「勤続年数を中心に,多少勤務成績が加味される」(男性32.3%,女性39.9%)と回答した者の割合は,男性より女性が高くなっている。

図表3−4−2−3 昇進・昇給の方法(男女別)(CSVファイル)
図表3−4−2−3 昇進・昇給の方法(男女別)

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