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第2部 調査の結果


第5章 国家・社会関係

1 国に対する意識

(1)自国で誇れるもの

Q31 [提示カード30]あなたは,自国は何か誇れるものを持っていると思いますか,それともそうは思いませんか。持っていると思う場合には,この中からいくつでも選んでください。(○はいくつでも)

  1. 歴史や文化遺産
  2. 国の自然や天然資源
  3. 文化や芸術
  4. 宗教
  5. スポーツ
  6. 科学や技術
  7. 教育の水準
  8. 将来の発展可能性
  9. 生活水準
  10. 社会福祉
  11. 社会の安定性
  12. 国民の一体感
  13. 治安のよさ
  14. 自由で平和な社会
  15. 国際的発言力
  16. その他(具体的に)
  17. 誇れるものはない
  18. わからない
  19. 無回答

 日本の青年が自国で誇れるものとしては,「歴史や文化遺産」が59.4%で最も高く,以下「文化や芸術」(44.7%),「科学や技術」(39.9%),「治安のよさ」(34.3%),「国の自然や天然資源」(31.7%),「生活水準」(29.2%)の順となっている。

 5か国比較でみると,日本と同様に他の4か国でも「歴史や文化遺産」(韓国60.2%,アメリカ64.1%,イギリス51.9%,フランス58.2%)が最も高い。韓国では,以下「文化や芸術」(28.0%),「科学や技術」(27.6%),「スポーツ」(21.6%),「国民の一体感」(21.4%),「国の自然や天然資源」(20.9%)の順となっているが,いずれも2割台である。
 一方,アメリカでは,以下「生活水準」(52.3%),「スポーツ」(51.9%),「科学や技術」(50.8%)が5割台となっている。
 イギリスでは,以下「スポーツ」(37.5%)と回答した者の割合が3割台,「教育の水準」(29.1%),「生活水準」(28.0%),「文化や芸術」(26.7%),「国の自然や天然資源」(26.4%),「社会福祉」(20.7%)が2割台である。
 フランスでは,以下「文化や芸術」と回答した者が49.7%で,「国の自然や天然資源」が33.1%である。

図表5−1−1−1 自国で誇れるもの(CSVファイル)
図表5−1−1−1 自国で誇れるもの

 日本の青年について時系列比較でみると,「文化や芸術」(第7回31.7%→第8回44.7%),「科学や技術」(同24.5%→39.9%),「治安のよさ」(同28.9%→34.3%),「国の自然や天然資源」(同19.5%→31.7%),「生活水準」(同24.6%→29.2%),「スポーツ」(同17.3%→24.8%)と回答した者の割合は,前回調査よりも高くなっている。

図表5−1−1−2 自国で誇れるもの(時系列比較)(CSVファイル)
図表5−1−1−2 自国で誇れるもの(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,「科学や技術」(男性48.9%,女性31.2%),「生活水準」(同32.7%,25.7%),「スポーツ」(同28.8%,20.8%)と回答した者の割合は,女性より男性が高くなっている。

図表5−1−1−3 自国で誇れるもの(男女別)(CSVファイル)
図表5−1−1−3 自国で誇れるもの(男女別)

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(2)自国人の誇りと自国への奉仕

Q32 あなたは,これから述べることについてどう思いますか。それぞれについて「はい」か「いいえ」で答えてください。(○はそれぞれ1つずつ)

a 自国人であることに誇りをもっている
b 自国のために役立つと思うようなことをしたい

  1. はい
  2. いいえ
  3. わからない
  4. 無回答

 自国人の誇りと自国への奉仕について2つの考え方を示し,意見を聞いた。
 日本の青年では,「自国人であることに誇りをもっている」という考え方については,「はい」が81.7%である。
 一方,「自国のために役立つと思うようなことをしたい」については,「はい」が63.9%で,「いいえ」が21.9%となっている。

図表5−1−2−1 自国人の誇りと自国への奉仕(日本)(CSVファイル)
図表5−1−2−1 自国人の誇りと自国への奉仕(日本)

 5か国比較でみると,「自国人であることに誇りをもっている」という考え方については,「はい」と回答した者の割合は,アメリカ(91.2%)が最も高く,イギリス(84.1%),日本(81.7%),韓国(78.0%),フランス(77.1%)の順となっている。
 一方,「自国のために役立つと思うようなことをしたい」について「はい」と回答した者の割合は,韓国(66.6%)が最も高く,日本(63.9%),フランス(55.6%),アメリカ(48.8%),イギリス(45.3%)の順となっている。


図表5−1−2−2 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国人であることに誇りをもっている」(5か国比較)(CSVファイル)
図表5−1−2−2 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国人であることに誇りをもっている」(5か国比較)


図表5−1−2−3 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国のために役立つと思うようなことをしたい」(5か国比較)(CSVファイル)
図表5−1−2−3 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国のために役立つと思うようなことをしたい」(5か国比較)

 日本の青年について時系列比較でみると,「自国人であることに誇りをもっている」という考え方については,「はい」(第7回72.6%→第8回81.7%)と回答した者の割合は,前回調査より9ポイント高くなっている。
 一方,「自国のために役立つと思うようなことをしたい」については,「はい」(同50.0%→63.9%)と回答した者の割合は,前回調査より14ポイント高くなっている。


図表5−1−2−4 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国人であることに誇りをもっている」(時系列比較)(CSVファイル)
図表5−1−2−4 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国人であることに誇りをもっている」(時系列比較)


図表5−1−2−5 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国のために役立つと思うようなことをしたい」(時系列比較)(CSVファイル)
図表5−1−2−5 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国のために役立つと思うようなことをしたい」(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,「自国人であることに誇りをもっている」という考え方については,男女差はみられない。
 また,「自国のために役立つと思うようなことをしたい」についても,男女差はみられない。


図表5−1−2−6 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国人であることに誇りをもっている」(男女別)(CSVファイル)
図表5−1−2−6 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国人であることに誇りをもっている」(男女別)


図表5−1−2−7 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国のために役立つと思うようなことをしたい」(男女別)(CSVファイル)
図表5−1−2−7 自国人の誇りと自国への奉仕:「自国のために役立つと思うようなことをしたい」(男女別)

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(3)政治に対する関心度

Q33 [提示カード31]あなたは,今の自国の政治にどのくらい関心がありますか。(○は1つだけ)

  1. 非常に関心がある
  2. まあ関心がある
  3. あまり関心がない
  4. まったく関心がない
  5. わからない
  6. 無回答

 日本の青年の政治に対する関心度をみると,『関心がある』は58.0%(「非常に関心がある」11.7%+「まあ関心がある」46.2%)である。

 5か国比較でみると,政治に『関心がある』と回答した者の割合は,日本(58.0%)が最も高く,アメリカ(54.5%),韓国(49.7%),フランス(42.6%),イギリス(33.2%)の順となっている。

図表5−1−3−1 政治に対する関心度(CSVファイル)
図表5−1−3−1 政治に対する関心度

 日本の青年について時系列比較でみると,『関心がある』(第7回46.7%→第8回58.0%)と回答した者の割合は,前回調査より11ポイント高くなっている。

図表5−1−3−2 政治に対する関心度(時系列比較)(CSVファイル)
図表5−1−3−2 政治に対する関心度(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,『関心がある』(男性61.7%,女性54.3%)と回答した者の割合は,女性より男性が高くなっている。

図表5−1−3−3 政治に対する関心度(男女別)(CSVファイル)
図表5−1−3−3 政治に対する関心度(男女別)

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