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第2部 調査の結果


第5章 国家・社会関係

2 社会観

(1)社会への満足度

Q34 [提示カード32]あなたは,自国の社会に満足していますか,それとも不満ですか。(○は1つだけ)

  1. 満足
  2. やや満足
  3. やや不満
  4. 不満
  5. わからない
  6. 無回答

 社会への満足度をみると,『満足』は43.9%(「満足」7.2%+「やや満足」36.7%)である。

 5か国比較でみると,『満足』と回答した者の割合は,アメリカ(67.6%)が最も高く,イギリス(61.2%),フランス(46.8%),日本(43.9%),韓国(41.6%)の順となっている。

図表5−2−1−1 社会への満足度(CSVファイル)
図表5−2−1−1 社会への満足度

 日本の青年について時系列比較でみると,『満足』(第7回35.5%→第8回43.9%)と回答した者の割合は,前回調査より8ポイント高くなっている。

図表5−2−1−2 社会への満足度(時系列比較)(CSVファイル)
図表5−2−1−2 社会への満足度(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,差はみられない。

図表5−2−1−3 社会への満足度(男女別)(CSVファイル)
図表5−2−1−3 社会への満足度(男女別)

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(2)自国社会の問題

Q35 [提示カード33]あなたは,どのようなことが自国の社会で問題だと思いますか。 この中であてはまるものをいくつでも選んでください。(○はいくつでも)

  1. 身分や家柄が重要視されすぎている
  2. 性別によって差別がある
  3. 人種によって差別がある
  4. 学歴によって収入や仕事に格差がある
  5. 正しいことが通らない
  6. 貧富の差がありすぎる
  7. まじめな者がむくわれない
  8. 若者の意見が反映されていない
  9. 治安が乱れている
  10. 風俗が乱れている
  11. 就職が難しく,失業も多い
  12. 老人,身体障害者などに対する社会福祉が十分でない
  13. 環境破壊に対して,国民が無関心である
  14. よい政治が行なわれていない
  15. その他(具体的に)
  16. 特にない
  17. わからない
  18. 無回答

 日本の青年にとって自国の社会での問題としては,「老人,身体障害者などに対する社会福祉が十分でない」が51.2%で最も高く,以下「よい政治が行なわれていない」(47.9%),「学歴によって収入や仕事に格差がある」(44.8%),「環境破壊に対して,国民が無関心である」(38.8%),「就職が難しく,失業も多い」(36.1%),「正しいことが通らない」(36.0%)の順となっている。

 5か国比較でみると,韓国では,「就職が難しく,失業も多い」(65.4%),「学歴によって収入や仕事に格差がある」(65.0%),「貧富の差がありすぎる」(64.8%)が約65%で並び,以下「身分や家柄が重要視されすぎている」(51.9%),「よい政治が行なわれていない」(49.3%),「老人,身体障害者などに対する社会福祉が十分でない」(41.5%)の順となっている。
  一方,アメリカでは,「正しいことが通らない」が50.7%で最も高く,以下「学歴によって収入や仕事に格差がある」(48.8%),「身分や家柄が重要視されすぎている」(47.4%),「人種によって差別がある」(46.2%),「貧富の差がありすぎる」(45.2%)の順となっている。
 イギリスでは,「治安が乱れている」と回答した者の割合が44.0%で最も高く,「人種によって差別がある」(39.7%),「貧富の差がありすぎる」(37.5%),「就職が難しく,失業も多い」(37.4%),「正しいことが通らない」(35.9%)の順となっている。
 フランスでは,「就職が難しく,失業も多い」(58.8%)と「貧富の差がありすぎる」(58.1%)がともに5割台でほぼ同率となっており,以下「人種によって差別がある」(47.0%),「若者の意見が反映されていない」(40.4%),「身分や家柄が重要視されすぎている」(37.6%)の順となっている。

図表5−2−2−1 自国社会の問題(CSVファイル)
図表5−2−2−1 自国社会の問題

 日本の青年について時系列比較でみると,「老人,身体障害者などに対する社会福祉が十分でない」(第7回34.5%→第8回51.2%),「環境破壊に対して,国民が無関心である」(同31.7%→38.8%),「正しいことが通らない」(同27.4%→36.0%),「貧富の差がありすぎる」(同11.4%→30.6%),「まじめな者がむくわれない」(同19.6%→27.0%)と回答した者の割合は,前回調査より高くなっている。
 一方,「就職が難しく,失業も多い」(同64.6%→36.1%)と回答した者の割合は,前回調査を29ポイント下回っている。


図表5−2−2−2 自国社会の問題(時系列比較)(CSVファイル)
図表5−2−2−2 自国社会の問題(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,「老人,身体障害者などに対する社会福祉が十分でない」(男性45.0%,女性57.2%),「就職が難しく,失業も多い」(同32.3%,39.7%),「治安が乱れている」(同14.5%,22.5%)は男性より女性の割合が,「正しいことが通らない」(同43.1%,29.0%),「まじめな者がむくわれない」(同30.3%,23.7%)は女性より男性の割合が,それぞれ高くなっている。

図表5−2−2−3 自国社会の問題(男女別)(CSVファイル)
図表5−2−2−3 自国社会の問題(男女別)

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