第17回青少年インターネット環境の整備等に関する検討会 議事概要

1.日時

平成25年4月22日(月)14:00~15:30

2 場所

内閣府(4号館)共用第4特別会議室

3 出席者

【委員】 清水座長、藤原座長代理、五十嵐委員、植山委員、奥山委員、尾花委員、清原委員、国分委員、曽我委員、高橋委員、別所委員、設楽委員代理
【内閣府・事務局】 杵淵審議官、山本参事官
【オブザーバー】 警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課課長補佐、警察庁生活安全局少年課少年保護対策室長、総務省総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課長、法務省大臣官房参事官、文部科学省スポーツ・青少年局青少年課長併参事官、経済産業省商務情報政策局情報経済課長

4 概要

○「青少年が安全に安心してインターネットを利用できるようにするための施策に関する基本的な計画」の進捗状況(平成24年度)について

  • 関係府省庁より、資料2~資料7に基づき説明が行われた。
  • 委員より出された主な意見等は以下のとおり。
    • 携帯電話やスマートフォンに関しては話題性があるため、フィルタリング等について把握できる指標などは出てきている。しかし、子ども達がよく使用するゲーム機や他機種に関しては、フィルタリングの設置努力をしていただいてはいるものの、子どもや保護者がそれを上手く活用できているのかが不明。その辺りの対策がどのように進んでいるのか伺いたい。
      (経産省)→使い手がしっかり認識した上で必要な手を打つことができ、また、使い手が対応したい場合にはしっかりとフィルタリング等のツールが手に入るという措置については、現在徹底しているところ。どのような手段、そして、どの程度のことを国が介入しながら家庭内でのフィルタリングの使用についてやるべきかについては試行錯誤中である。
    • ゲーム機の利用実態について把握をして欲しい。
      (経産省)→現在発売中のゲーム機に関しては、クローズドな一定のサイトのみインターネットの窓口が開かれている。新しいフィルタリングの方法や、流通過程のどの部分で介入すべきかということも含めて対応しないといけないものと思っている。
    • 学校での携帯電話の取り扱いについて、現在、どのような指導をしているのか。
      (文科省)→小中学校については原則持ち込み禁止、高校では校内での使用制限を通知している。
    • 警察庁の資料3-1の保護者啓発について、保護者説明会など地域やPTAと連携して行っていると思うが、他省庁(行政)との連携はどのようになっているのか。
      (警察庁)→都道府県警察に対して、広報啓発を行った際は、留意事項として関係部門及び関係機関団体との連携を図るよう通達し、関係者と連携した上で、成果の上がる推進計画を作成するようお願いしている。なお、近年は教育現場及び学校現場と警察との連携は緊密に諮られている。
    • 総務省の資料4について、急速に子どもたちが使う機器ではソーシャルネットワーキングサービスを利用でき、新たな交流の場が提供されるものとなっており、その利用比率も高くなってきている。そのような状況に対して現在の具体的な取組を教えて頂きたい。
      (総務省)→ICTに関する諸問題を扱う「スマートフォン時代における安心・安全な利用環境の在り方に関するWG」で検討を行っている。先週、中間取りまとめで論点整理を行った。保護者と青少年の認識ギャップをどう埋めるかが課題となっている。青少年の啓発活動とともに保護者啓発が重要だと考えている。
    • 今回作っていただいたパンフレットは関係省庁またいだ窓口が書かれている。このような一元化されたパンフレットが学校では必要。
    • ICTについてはベテランの教員は疎くなりやすい。時代の流れから離れ無いようにしていく機会を与えることが教員には必要。
    • パンフレットの中身は良いが、表現が難しいところがある。保護者にはフィルタリングサービスとフィルタリングアプリの区別がつきにくい。従来のフィルタリングに対しては「フィルタリングサービス」、スマートフォンに対しては「フィルタリングアプリ」など分かりやすい区別して欲しい。今後、パンフレットを更新していく際は、分かりやすい表現にして欲しい。
    • スマートフォンについて、アイコンのアプリはあるが、「タップ」→「ダウンロード」→「設定」しないと使えないフィルタリングソフトやウイルス対策ソフトがある。このことは、子ども達も理解できてない人がいる。
    • ウイルス対策も同時に啓発して欲しい。スマートフォンになるとフィルタリングだけで守れるという時代ではなくなってしまっている。
    • フィルタリングが多様化し複雑化してきている。種類も3種類もある。
      「従来のフィルタリング」「ブラウザフィルタリング」「アプリフィルタリング」。それらのフィルタリングに関しても、キャリア及び機種ごとに対応が違う。保護者は子どもが購入する販売店で詳細は聞いて、なるべく窓口で対応していただくことが重要。メーカー・キャリア・販売事業者さんなどには、最低限の情報が記載されているマニュアル等の通達出すなど、何らかの手段をとって欲しい。複雑な状況を省庁またいで取り組んで頂きたい。
    • ケータイモラルキャラバン隊は、47都道府県で開催することはできないか。
      (文科省)→国としては、PTAなどと組み、ノウハウやモデル的なものを組み立てていきたい。将来的には地域で取組が出来るようにもっていきたい。パイオニア的な形での国の事業として実施をしているものである。それぞれの県のPTAなどの役員の意識が変わってきているという成果もある。暫くは多くの地域で実施していきたい。
    • ゲーム機やカメラなどがスマートフォン化していく可能性がある。ミュージックプレイヤーは、アプリがダウンロードできる。従来の携帯電話やスマートフォンと同じ状況になるような環境に整えていただきたい。
      (経産省)→インターネット接続する環境を備えたゲーム機に関しては、具体的にどういう機器があるのかを分析した上で整理したい。
    • iPod touchなどはアプリをダウンロードすることにより、インターネットも使用できるが、保護者の感覚だと、ミュージックプレイヤーや教材のひとつとしての認識。現状を認識いただき安全な環境を作って頂きたい。

○報告案件について

  • 青少年のインターネット利用環境実態調査結果について、事務局より、資料8に基づき説明を行った。
  • 青少年インターネット利用環境に係る地方連携体制支援事業について、事務局より、資料9に基づき説明を行った。
  • 委員より出された主な意見等は以下のとおり。
    • 地方の掘りおこしをしていただきたい。
    • ブロックが広範囲にわたっているので、県やNPO等に御協力をいただきストリームなどで流すという取組もサンプルとして試してみてはどうか。
    • 地域のリーダー、コーディネータを丁寧に研修することが大切。国がするというのではなくて、運営等に地域の方が積極的に、自主的、自発的にかかわっていただくような取組にしていただきたい。地域を越えた連携組織ができるようにしていただきたい。

以上

連絡先:子ども若者・子育て施策総合推進室
青少年環境整備担当
※速報のため、今後修正する可能性があります。

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